ソーシャルネットワーク全盛期2012年。当時女子大生だったアヤはまさにソーシャルネットで遊びほうけてしまい本業である勉強が疎かになり、ついに奨学金を打ち切られる。困ったアヤの目の前に現れた、自分を「天使である」と名乗る大人。アヤに「君はもっと天使に近づける」と知恵を授ける。そこでアヤはその天使に従い、様々な不思議な指令を実行していくが…?
「わたしと雲の上の天使たち」は、わたし(アヤ)が自分の若かりし頃を振り返り、懐古していく近未来視点からの現代ミステリーです。「天使」というSF要素をスパイスに、彼女の半生がドラスティックかつ繊細に描かれた注目の作品になっています。
■目次
第一章「転落」
第三章「私の味方は天使たち」
第五章「天使たちの本当の願い」
第六章「こんなはずじゃなかった」
第九章「天使たちの牙」
第十章「わたしも天使になれる」
ステマじゃないけど、すごく読みたい。