「ネットで賃貸物件は探すな。存在しない釣り物件か売れ残り物件しかない」なんて言われてるが、そういうマイナス面ばかりじゃない。
賃貸物件検索サイトに部屋の情報が出ているという事は、基本的に同じ建物の他の部屋の情報もそこに公開される。
他の部屋の家賃が分かる…つまり、家賃が下がったかどうかのチェックが容易にできるという利点がある。
「他の部屋の家賃が下がったんだから、うちの家賃も下げてほしい」という交渉の糸口にできる情報をネットで得られるという事だ。
自分の例だけど、
隣の部屋の人が引っ越していった後にその物件が出てないか探してみたら、うちより1割も安くなっていた。
そこのその前の住人の引っ越し後に調べた時はうちと同額だったので、これは確実に家賃が下がったという事になる。
なので契約更新時に「うちの家賃って現状維持になってますけど、隣の部屋って家賃が○円ですよね。せめてそこと同額になりませんか?」と言ったら、
「同階の他の人には言わないでくださいよ」と渋々同額まで下げてくれた。
値下げ交渉もしっかりとした根拠があるのは強い。
ネットで探した賃貸物件に住んでない人も、もしかしたらネットに自宅や隣の情報が出るかもしれないので、
隣や階上の人が引っ越して行った時はその物件情報が賃貸物件検索サイトに載ってないかすぐにチェックしたほうがいい。
大抵前より安くなってるから、家賃値下げ交渉の材料になると思う。
うちのアパート、マンションには現在空き物件がねえ!という人は、
家賃情報のアーカイブのある不動産検索サイトもあったりするので載ってないか調べてみると面白いかもしれない。→http://archive.homes.co.jp/
俺大家だけど、これいい交渉方法だよ。やられる側としてはイヤだけど。 ちなみに、更新のときにやるといいよ。よっぽどの人気物件でない限り、空き室が出るリスクよりは 少々値下げ...