いついかなる時も心をしっかり保て。
ボーっとするな。
まっすぐ、しなやかな人間になれ。
そして、全てのこだわりを捨てろ。
思い上がるなよ。
ひとの言葉をよく聞いて、
いつでも柔らかくニコニコしてりゃいい。
周りはうるさいかも知れんけど
身体と心を落ち着けて、
楽しい事や悲しい事を引きずるな。
人間だけじゃない、
全ての命あるものに対して祈るんだ。
よく動く生き物でも、あんまり動かない生き物でも、
ひょろ長い生き物でも、でかい生き物でも
ちょうどいいサイズの生き物でも、
短い生き物でも、細かい生き物でも、
見たことがあっても無くても、
遠くにいても近くにいても、
もう生まれてる生き物でも、
これから生まれようとする生き物でも。
母がたったひとりの我が子を命がけで守るように、
全ての命あるものに対して、同等に祈るんだ。
自分がどんなに苦しくても、悲しくても、
ひとを騙したり、見下したり、怒鳴ったり、腹を立てたり、
ひとの苦しみを望んだりするのはダメだ。
全ての生命に対して、
わだかまりの無い、恨みのない、敵意のない心を育てるんだ。
ずーっとこの慈しみの心を忘れずに保つんだ。
そうすれば、
あらゆる対立を乗り越えて、
まったく揺らがない心ができる。
最終的には、
全ての欲望に対する執着が消えて、