2011-04-29

好きな仕事から外された君へ

僕が今の会社に入ったのは、とある技術職の技術を磨いて独り立ちしたかったからだ。

その技術職で一流になるために必死で頑張ってたが、目が出なかった。

知識・技術を深めるために遅くまでサービス残業

失敗したら部署転向というプレッシャー

必死だった。その割にあまり成果が出なかった。

ある日、技術営業への部署転向を命じられた。

「つらそうにしている君には苦渋の決断になると思うが。。。」

何度か言われていたが、その技術職でひと通りの業務を経験してから。。。

と思っていた。ちょうどその区切りだったのと、

魂が抜けかけていた時が重なって、

「お願いします。前向きに考えてみます。」

一言上司は喜んだ。その口頭での一言

あっというまにその後の過程はすすんだ。

実際言われて承諾して、部署転向の手続きが進む過程は、

その技術職失格の烙印が押される過程のような感じがした

好きな仕事から外されたっていう虚無感は拭えず。

そんなおり、技術的な知識が必要な問い合わせに対応してくれ

という依頼がきて、対応した

→あっさり解決した。あれ、案外楽しいやん。

好きな仕事はないってこともあって、

前みたいにサービス残業は絶対しない、

今の業務で残業することは時間の浪費だった。

絶対に終わらせてやるという決意で目がギラギラしていた。

プライベート時間が増えた。

この職種に執着ないから、肩の力が抜けた。

みんなのためになると思われる、自分が正しいと思うことやろう。

それで、首になっても、構わないや。

→自由な空気感と工夫。仕事って楽しいやん。

好きな仕事からおろされたはずなのに、

悲壮感が満足感に。徒労感が充実感に。

公私共にいまのほうが充実しているのは、

すごく不思議な感じで、

はいえ、まだ、今の職種になった間もないから、

簡単な業務を担当してるって理由かもしれないけどね。

正直案外悪くないなとかおもってる自分がいたりして。

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