怖かったけど、直接的被害も受けずに済んだ。
「こんな有事だし、自分たちの出来ることをする!」といろいろ準備したけど、
ごめん、原発の電気が東京だけで使われてること、本当に知らなかった。
そして、停電に参加しないことへの罪悪感で一杯になった。
そして買占めのこともあった。
私の家の近くのスーパーでも、紙や水、オムツなどがいっせいに消えた。
あのスーパーにモノがまったく無くなる感じは異様で、
買占めというか、主婦たちが集団ヒステリーのような状態になる気持ちも正直わかった。
でも浅ましい姿だったよ。
都の代表は天罰発言だし、
もう自分の力の及ばないところで「東京」がどんどん酷いものになって、住んでいる自分が嫌になった。
でも、停電に参加したからって何が許されるわけじゃないのにね。
募金でも、停電でも、具体的何かをすることによって、罪悪感から逃げたいだけなのかもな。
地方から結婚するために出てきて、数年が経って、東京が好きになりかけてたのに。
自分も今地方に住んでいたら、東京酷いって思って嫌悪感持っただろうな。
子供もいるし、水のことも、食料のことも、放射性物質のことも、不安が多い。
でもそんなこといえる立場に無いよね、と飲み込んでいる。
自分に出来る、本当のことってなんだろうか。いつも考えている。
人間である以上、ほかの生き物を殺さなければ生きていけない「業」がある 日本人である以上、ほかの国の貧しさの上に豊かさが成り立っている「業」がある 東京に住んでいる以上、ほ...
そう思い込んでるだけで、別に東京が死滅するとかじゃなきゃ 他で頑張ればいいだけなんだけどね。 実際、大企業は意外と東京以外に本社機能簡単に移せるよ、松下、豊田、任天堂諸々...
同じく都民。 気持ちは分からなくはない。けれど東京だけで日本のGDPの2割を占めている。東京一極集中の状態なのだから、他の地方自治体より優遇されたり豊かさを享受することがあっ...
といっても本棚が倒れたり食器がいくつも割れたりしたとか、計画停電で何回か暗くなったとかその程度だけど。 そのくらいでも、被害なし停電なしの人よりはなんというか引け目を感...