新入社員時の思い出

華やかな正社員の入社式の隣で、派遣会社の俺は敷地内の端にある古びた建屋の会議室で説明を聞いて即入社
正社員が8月までグループ本社で楽しい集合研修がたっぷりある一方で、俺は物置みたいな場所でろくにスキルもたまらないクソ仕事に溺れて翌日からサビ残開始（定時になると主任がタイムカード回収にきた）
ほぼ毎日組織的なサビ残をやり続け、毎月の残業は40時間までしかつけられず。残業含め賃金額面17400円手取り14100円。
8月に正社員職場配属で新入社員歓迎会。今までの飲み会には呼ばれなかったが呼ばれたので歓迎される側かと思いきや、まさかの歓迎する側
歓迎会の会費なんと7000円。手取りの5%も払わされ、うち1000円は初任給21万円の正社員様の御食事代と記念品（業務に必要なハンドブック・俺は自分で買った）にあてられると聞かされる
気持ち悪くなって途中で誰にも告げず会場を抜けるも、誰にも気にかけられない
後に、記念代や景品代のひとり頭の金額を下げるために新入社員歓迎会と忘年会だけは派遣も誘うと言う風習が脈々と続いていた事を知る

強く生きようと心に誓ったあの日。そのおかげでスキルを蓄積して上手いこと立ち回って今に至るので、この時の経験には感謝している

わけねーーーーだろばーーーーーーーーか！！！　その工場今潰れそうになっててざまあああああああ！！

2024-04-01