https://automaton-media.com/articles/newsjp/20230424-245111/
だが視点を変えてよく考えてみてほしい。
「人間のゲームを遊びたいが、人間が傷つくのは見たくない」と考える人間好きゲーマーはいないのである。
むしろ銃で風穴を開けまくって血飛沫を撒き散らさせる展開を自然なこととして受け入れ、闘争のリアリティを望んでいるゲーマーが大量に存在しているのである。
全体としては流血やゴア表現のような、極端な表現を扱うゲームほど少なくなる傾向はある。
とはいえ、ほとんどのゲームでは人間が登場するなら何らかの暴力行為を伴いながら闘争を繰り広げている。
一部、音楽ゲームなど闘争と無縁なゲームジャンルも確かにあるが、たとえば暴力が存在しないRPGを想像することは難しい。
なぜ人間は人間を傷つけることに対して感覚が鈍麻してしまうのか。
その謎を探るべく我々はこの増田と呼ばれる地にやってきた。