2022-11-23

ハラハラ加害する女性たち

髪型をほめるのも避けるべき、などとセクハラ常識は以前より浸透したように思うが、トラブルは増え続けている。

ある企業法務担当者はこう嘆いていた。


男性上司女性社員のお尻や胸を触ったり、エッチ言葉を投げかけるなんていうことは論外だし、実際にはほとんどない。

セクハラだと声をあげる女性は増えているが、事情を聞くと、セクハラは言い過ぎだろうという微妙な話がほとんど。

男性社員が妻と子供写真デスクに飾っていたら、お局OLが『私が未婚なことをバカにしている!』と激怒するみたいな話にはため息が出てしまう」



それでも女性社員に訴えられたら、圧倒的に不利なのは男性社員のほう。

企業イメージを守りたい会社側としては、表面化させないことが最優先だから

水面下で穏便に片づけるために、まず女性に頭を冷やすように説得する。

それでもダメなら、男のほうを一方的左遷自主退職に追い込み、何とか女性社員の怒りを解く事に専念する。


企業側の理不尽裁定に異議を唱えて法廷闘争に発展するケースも珍しくないけど

こうした裁判でも、男性側は圧倒的に不利なのが現実だ。

セクハラ裁判の多くは男性上司女性部下の間で争われるが、

その場合裁判所は男性上司が社内の力関係を利用して女性関係を迫った、という構図を認定してしまいがちだからだ。


長引くことを嫌う男性側が女性示談をもちかけて和解に至ることも多いが、その相場は30万~50万円。

裁判で負ければ100万円前後慰謝料を取られることもある。

さら会社を辞めざるを得なくなるなど損失は計り知れない。

女性差別していない世代の男を虐げている時代だ。

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