2022-09-08

少年革命家の話

くだんの少年革命家については声援も石も投げる気はないので全く私とは無縁な存在なのだけれども、ニュースサイト見出しなどで『反対する人はアンチ嫉妬している』と書いてあったわけですよ。

なるほど、自分嫉妬される=大衆より上だと思っているのだ。

普通の人から見ればうらやましい存在なんだと。

から文句を言ってくる、自分に反対の意見を言う人は自分を引きずり落とそうとしているのだ。そう考えている訳か。

だが、世の中で彼の行動に反感を持ち、あるいは反対する人のいくらかはどちらかといえば彼を『可哀想な子』とみてやしないか

それで老婆心から学校に行けとかい言葉が出るのだ。子供にはできるだけ幸福になってほしいという純粋かつ無責任善意から

おそらくここに互いの齟齬がある。

振り返って、彼があのスタイルで得たものや積んだ経験はそりゃ、素晴らしいものだろう。

普通に生きている凡百の人々には経験できないことも多い。

だが、人生とは一筆書き迷路を解いているようなものなので、とうぜん凡百の人々が普通経験できたことを彼が取りこぼしたことも多かろう。

彼には普通学校生活が与えられなかった。それがいい、悪いではない。

その代わりに流れる時間を別の生き方をしたというだけの話だ。

可哀想でも素晴らしいでもない。誰でも持つ一人だけの人生経験に貴賤もない。

学校に行って絶望する子もいれば、学校に通う生活を渇望する子もいるだろう。

なお、彼の保護者については知見を持ち合わせないので特に論じることはない。

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