2022-06-29

医者にまつわるためにならん話

ブログやってみ!と言われたので書く。

厳密に言えばダイアリーから日記やろけど。

初めてやこんなの。

眠い医者の話するで。

わしは脳外先生に対して勝手に『外部の人間と接するのが苦手すぎて電話対応ぶっきらぼうになり、怖い印象を持たれてしまうけど、実は身内のことが大好きで知り合いになると突然仲良くしてくれるだけでなくもはやデレさえする人たち』と思っている。これは紛れもなくわしの偏見。でもどうしてもせやろがいと思ってしまう。

脳外の中で一番外面がクール内面しょうもないギャグおにいさん(おじさん?)の話をします。

医者って思ったよりオペ中にしょうもない話するんよな。これはオペで緊張しすぎんように大事らしく、中には音楽を流しながらやってるところもあって、それのおかげで手が震えたりパニクッたりが減るから大事ことなんやけど。

中でもここにメモするわしが好きだった医者は、高身長クールな見た目をしていて、静かで排他的イメージのある人なんですが、仲良くなるとギャグを連発する人でした(以下『ギャ』と表記)。

研修医「この前スポンゼル切ってる時、クーパーでモリモリ切ってたらワイルドやなって言われました」

脳腫瘍を吸引するギャ「ワイルドだろ〜?」

研修医ゲラですぐ笑うので、ギャは隙あらば古いギャグねじ込んでいく。

脳腫瘍を吸引するギャ「ラッセーラー!ラッセーラ!」

後輩医師調子ええなあ(小声)」

ギャ「え?(デカボイス)」

後輩医師「なんでもないでーす」

研修医「ヒヒwwww」

脳を触るギャ「どこ見てんのヨ♡」

後輩医師今日調子ええな」

ギャ「え???(クソデカボイス)」

後輩医師「なんも言ってないでーす!」

研修医「えっへっへwwwwww」

非常に楽しそう。会話だけ聴くと全くオペ中やとは思えんようなソレやった。

研修医「もうすぐ入局科を決めなきゃならんのですけど、全く決められなくて。脳神経外科は興味めちゃくちゃあるんですけど。他に興味ある科があって、どっちも好きなんですよね」

後輩医師「まあできればうちに入ってほしいけど」

ギャ「先生肉好き?」

研修医「え?」

後輩医師「ん?」

研修医「え、肉好きです!え?」

ギャ「肉食べさせてあげる」

後輩医師勧誘下手くそか」

ギャは勧誘が下手やった。

また別の日、研修医は入局もしていない脳神経外科医局に、症例に関する相談をしに遊びに行ってた。ちなみにこの時点で時刻は午後10時頃やった。そんな時間に遊びに来るな。

ちなみにこの時間でも医局は人だらけやった。

研修医くも膜下出血の人のことを相談に……」

医師a「それはね……」

比較的真面目な話をしてたら、どこからともなく(ちゃんと扉の方から)ギャが現れた。

ギャ「それはさあ。ほら……優し〜く治療しないと……ね、マ〜イルドに……さあ……」

医師a「なんすかそれ!」

研修医「ふwwwwwww」

研修医はすぐギャグターゲットになるのだった。

おわり。

今日職場環境がいいので体調ええわ。

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