2022-06-24

ある技術者の思い出

だいぶ前に下請けとして入っていた常駐先。

会社所属インフラエンジニアがいた。SESというやつだ。

この人が非常にクセのある人で、ビジネススキルやらヒューマンスキルやらが決定的に欠けていた。

汚言症を疑うほど口が悪かったし、自分の思い通りにいかないと職務放棄したり駄々をこねたり椅子を蹴ったりして周囲の気力を削いでいた。

技術力(正確には実装力か)はあったのだが、上のような行動を黙認できるほど図抜けたものではなかった。レビュー元請けの優秀なエンジニアコテンパンにされることもあった。凡ミスも多かったし、なにより助け合う仲間などいなかった。

元請けも扱いづらかったのか、半年程度で退場。

「同じところずっといると飽きちゃうから」「他の現場から引っ張りだこで断ってるくらい」とか言ってたが周りが信じていたかというと…

技術力が多少あった所でそれが免罪符にならないし、元請けは場を乱すような人は容赦なく切る。結局インフラチームの仕事品質上がってたし。

かれは今も一つの現場に留まることな理想の常駐先を求めて転々としてるのだろうか。それとも、どこから相手にされなくて待機状態になってるのだろうか。

本人の蒔いた種といえど、同情せざるを得ない。

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