2022-03-29

ソロキャン中に怖くなって逃げ出した話

ソロキャンで襲われた増田の話を読んだ。

https://anond.hatelabo.jp/20220329025632

俺は襲われたわけではないが、ソロキャン中に逃げ出したことがある。

その知見を、後世のソロキャンパー達のために書くことにする。


あれは20年ほど前。

俺がまだ大学生だった頃だ。

当時の俺はバイクに乗っており、ツーリングにはまっていた。

そんな時「一人でキャンツーリングに行きたい!」と思い立った。

俺は思い立ったらすぐに行動するタイプのため、すぐにホームセンター適当テントと寝袋を買った。

あとは懐中電灯携帯食、服、その他生活雑貨をかき集めて、バイクに積んだ。

東名高速に乗り、伊豆半島へ向かった。

初日の夜は、高速のパーキングエリアのベンチで寝た。

パーキングエリアテントを張るのは気が引けたため、そのままベンチに寝転んだ。

疲れていたし、駐車場からは少し離れた場所にあるベンチだったため、熟睡できた。



翌日の早朝には、伊豆半島に着いていた。

伊豆は当時もバイクツーリング聖地だった。

沢山のバイカーが居て、ピースサインを送りあったり、とても楽しかった。

その夜は伊豆の真ん中あたりにある、キャンプ場に泊まることにした。

ただそこは廃業したようで、少し荒れ果てた感じだった。

水もないし、トイレも無い。

それでもまあいいか、と思った。

暗くなる前にテントを張ろうと頑張った。

何とか張り終えたとき、辺りは真っ暗だった。

買ってきたパンを食べた。

食べ終えたのは、19時ごろだった。

寝るにはまだ早い。

が、何もすることは無い。

当時はスマホなんて無い。

懐中電灯で本を読もうにも、つけっぱなしにする電池がもったい(当時はLEDなんてなかった)

まり寝るしかなかった。


俺は寝る前にトイレに行こうと、懐中電灯を持って、外に出た。

真っ暗闇だった。

懐中電灯で少し奥を照らすと、石造があることに気が付いた。

何気なしにその石造の近くで用を足した。

その時、石造をチラリと見た。

そこには「殉職警察官慰霊碑」と書かれいた。



俺は、嫌なものを見てしまった。。。。と思った。

というのも、この真っ暗闇で、少し恐怖を感じていたからだ。

考えるな、考えるな。。。。と自分に言い聞かせた。


俺は寝袋にもぐりこんだ。

しかしなかなか寝付けない。

ウトウトしつつ、少し寝ては起きて、少し寝ては起きて。

そんな浅い眠りのターンを繰り返していた。

するとやはりと言っていいのか、目がさえて寝られないターンがきてしまった。

時計に目をやると0時30分。

朝まであと5時間以上ある。。。

何とか寝ようとするものの、暗闇の恐怖が心をざわつかせ、眠れない。



するとどうだろう。

どこからラジオの音が聞こえるではないか

・・・?誰かいるの?

俺が寝ている時に、他のキャンパーが来た?

俺は恐る恐る、外を見まわした。

そこには誰もいなかった。


だがその後も、ラジオの音や人の話し声が聞こえてきた。。。

俺は怖くてガクブル震えていた。


どうしよう?

逃げ出すか?

朝まで耐えるか?


俺は逃げすのを選んだ。

荷物丸めバイクに無理やり乗せた。

暗闇が怖かった。

それでも何とかバイクを走らせた。


キャンプ場を抜け、小さな町が見えてきた。

そこにあったスーパー駐車場バイクを止めた。

自動販売機コーヒーを買った。

その時ようやく、助かった・・・・と思った。

その夜は、そのスーパー駐車場テントを張らせてもらった。

安心感抜群でぐっすり熟睡できた。

朝起きたら、犬の散歩をしているおばあちゃんに話しかけられた。

何故か5000円もらった。

よほど貧相に見えたのだろう。




これが俺の、ソロキャン中に怖くなって逃げ出した話である

まあ何が言いたいかといえば、あれだ。

ソロキャンを甘く見るなって事。

暗闇を甘く見るなって事。

山を甘く見るなって事。


人生なめんなよって事。

  • この前テレビで聞いた話なんだけど 誰もいないのに人の話し声が聞こえるスポットってのがあって、調べたらガードレールがラジオ電波を受信して音を発してたんだって たぶんそれと同...

  • 怖くて途中でやめた人の動画ならYouTubeで何本か上がってるね 人気のない山奥とかキャンプするとこの増田みたいな気持ちになるのは普通だと思う 誰もいないソロキャン、空には大量の...

  • 話の主題じゃないけど俺も自転車で長期ツーリングしてるとたまにお金もらう。 爺さんとかオバちゃんに。 2千円とか3千円とか。 話ししても「私も昔は同じことしてた!」とか「孫がき...

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