アラサーの女です。二歳の子供が遊具の役割も果たすベンチであそんでいるところをスマホで撮影していた。動画をとっているときに私が少し後退りしたら誰かにぶつかった。謝って振り向くとマスクをした制服姿の小学校低学年の男子がこちらを見ていた。わたしが後退りをしたから偶然通行人にぶつかったのではなく、少年がわたしのすぐ後ろに接近してたからぶつかったんだとわかった。
え?なんで?もしかして、わたしが背負ってたリュックを開けてすろうとしてたのか?え?
少年は「なにかを撮影してたんですか?ちょっと気になって…」と言った。わたしが撮影してたところに少年がうつりこんだから動画を消してほしいのかな?と思いつつも自分の二歳の子供を撮っていたんだと説明した。説明しながら、そんなこと見てたらわかるじゃん。なんで撮影が気になってなんていうんだろう?知的障害でもある子供なんだろうか?などと想像していた。
少年は「すみません」と謝ってその場を立ち去った。コミュニケーションとして不自然なところばかりで。広い広場でわたしの背後、至近距離までわざわざ接近するのもおかしいし、どうみても我が子を撮影している母親に「なにを撮影してるのか気になって」と話すのもおかしい。わたしは2メートルもはなれてない距離で自分の子供を撮ってたんだからなにやってるのか一目瞭然なのに。小学校低学年の男の子が「この女は隙だらけだ」とリュックからなにかをすろうとするのもおかしいし。公衆の面前で日本でスリってなかなか考えられない。
仄暗い水の底からみたいに子供の幽霊が親が恋しくて赤の他人に接近してきたのか?