2021-11-03

ガムってもういらない子だよね?

自分もそんなには知らないけど昔は色んな味のガムがコンビニキオスクなどで売られていた

今そういった店で売られているガムはそういった甘いお菓子としてのガムではなく

そのほとんどがミント系などの眠気覚まし口臭予防を売りにしたもの

だがそれすらもフリスク代表されるタブレットコーナーに取って代わられていく

なんせフリスクは口の中で消えてくれる

ガムの最大の弱点はもちろん噛んだ後のゴミ

しばらく噛んだ後は味もなくなって溶かすことも飲み込む事もできない、ただのあちこち粘着するやっかいゴムとなる

ちゃんと包み紙などで包んで捨てないと、色んなものにへばりついて悪さをする

ポイ捨てなんてされた日には床にへばりついたのをヘラのようなものでこそぎとったりしなくてはいけなくなって大変である

万が一、人の髪にでもつけばとるのは大変だしその人の一日の気分を台無しにしてしまうだろう

しかも人の口の中に入ってたものでとても不衛生、不快もの

よくこんなものが長い歴史の中で愛され続け世界中に広まったもんだなと不思議になるくらいだ

シンガポールはえらいもんで2007年までガムは所持することすら禁止旅行者の持ち込みも禁止されていたらしいけど)

ガムを噛んでる姿というのもあまり行儀の良いものには見えない

人が真剣な話をしてる時にくちゃくちゃガムを噛んでいたらかなり怒られると思う

(その点フリスクなら気づかれずに食べられる)

子供向けのお菓子としてはまだ色々売ってるようだけど、お子さんに与えるお菓子としてもガムは敬遠されるんじゃないだろうか

国内ではガムの売上は毎年大きく下がり続けてるらしい

もはやガムの居場所は残されていない

かろうじて生き残っている車内や職場デスクに置かれるボトルガム

あれもどんどん姿を消していっているように見える

フリスク代表されるタブレットが強すぎるのだ

いや、ガムというものにあまりにも欠点が多すぎる

そんな事を考えていてふと久しぶりにガムを噛んでみようと思った

なかなか売ってなかったけどロッテFit'sという色んなフルーツの味があるガムを買った

美味しいし、久しぶりに噛むガムはなかなか楽しかった

タブレットに比べると口の中での存在感がすごい

なんでこんなゴムを口の中で何度も噛んでるんだろうと思うと笑えてきた

こんなアホっぽいものが世の中からなくなっていくというのが少しさびしい気もしてきた

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