覚書を兼ね増田に書く。
我々素寒貧大学院生業界において最初の関門の一つに日本学術振興会による特別研究員制度がある。
これは事実上の給料を月20万プラス研究費が頂け、かつ実績として記述も出来るというとんでもなく有り難い制度であるが、合格率20%ほどのかなり狭き門である。
先日、その合否の発表がされ、来年の春にその申請のチャンスが来る修士2年(医学部途中編入の阿呆の場合)の僕も身の回りの申請を出された先輩にそれとなく聞いてみた。
残念ながら身の回りにいるたった3人の先輩は残念ながら駄目であったようだ…
この制度は、超優秀、優秀、平均、駄目の4つに分類がなされるらしい。
しかし普通は申請者の大体半分くらいまでに優秀と平均の人はトーキヨーへ呼び出され極僅かな時間プレゼンをする機会を与えられ、自らはこんなに優秀である、よってお金くださいと言いに行く。
そのうちまた上半分が優秀とされ採用、もう下半分の平均が不採用となる。
残念なことに僕の先輩方はトーキヨーに呼ばれなかったらしい。
ポスター発表やファーストではないにしろいくつかの論文も乗っかっているにもかかわらずにだ。
今回話題としているDCという区分は比較的そういった業績にある程度目を瞑り、将来性で判断して頂けるまたとない大チャンス。(勿論超優秀な方々はインパクトある論文を既に書いているのだが)
僕は途中編入してからの2年間、お恥ずかしい話だが全く業績が無い。
今から来年度が大変不安になった。と言うか全く採用される気がしない。
業績もポスターくらいはなんとか発表したい。
そこで増田に聞きたいのだが、やはり僕のように業績素寒貧で採用された方は果たしてホントにおられるのだろうか?