2018-06-17

原作ハム太郎哲学

皆さんはハム太郎原作絵本を読んだことがありますか。私は幼女の頃に読んだ「とっとこハム太郎 あいしてるでちゅ♡」という絵本が未だに忘れられません。

ストーリー一言で表すと、「ハム太郎人間の飼い主との種族を超えた叶わない愛に苦しむ」というものです。

以下詳細なあらすじ(ネタバレ有)

ハム太郎あいちゃんという小4の女の子に飼われているハムスターあいちゃんの事をメスとして真剣に愛している。ハム太郎毎日あいちゃんにハムスター的な求愛行動を取っているが、もちろんハム語を解さな愛ちゃんには一切伝わらない。(なぜかハム太郎側は日本語がわかる)

あいちゃんと仲良く暮らすハム太郎だったが、ある日異変に気付く。あいちゃんはどうやらクラスメイトスズキくんのことが気になっているらしい。しょっちゅう家に遊びに来るスズキくんとあいちゃんの様子を見ながら、ハム太郎嫉妬に苦しむ。ハム太郎スズキ君に対抗心を燃やし、自分比較してみたり、スズキ君の手を噛んでみたり、更にはもっと最低な行為をしでかしたりもする。そんな行動も虚しく、あいちゃんとスズキ君の仲はどんどん深まっていく。

ハム太郎は、大好きな愛ちゃん他人との初恋を経て、小学生女の子から一人の女へと成長していく様を間近でひたすら見せ付けられ続けることとなる。そんな日々の中でハム太郎は、自分の力ではどうにもならないことがあるということを徐々に知っていく。ハムスターとしての自分自覚し、最終的にはペットとして愛ちゃんの側で幸せに生きることを受け入れる。

あいちゃんとスズキ君がおうちで宿題デートするシーンで、タンスの奥にこっそり引きこもってるハム太郎が言う台詞

「どんなに頑張っても僕には入れない宿題世界あいちゃん。はやくタンスの奥の僕に気付いてよ。」

切ない(;_;)

  • あいちゃんとスズキ君がおうちで宿題デートするシーンで、タンスの奥にこっそり引きこもってるハム太郎が言う台詞 「どんなに頑張っても僕には入れない宿題の世界。あいちゃん...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん