Twitterでよく見る「若手俳優にハマってから身なりを気にしてきれいになった」という話をかなり他人事のように聞いていた。
恋みたいだなとか女の子みたいで可愛いなとか、プラスの印象はあるけど自分には関係ないとずっと思っていた。
そもそも俳優の顔が全く覚えられない。オタクだけど男性声優もまともに覚えられない。
イケメンには一切興味がないししいていえば二次元のイケメンにしか興味が持てなかった。
だから好きな作品が2.5次元舞台をやっているからという理由で観劇に行ったときも、キャラとして見て俳優としては全く見てなかった。
顔が綺麗だなあ、くらい。俳優なんだから最低レベルがイケメンなんだろうなで終わらせてた。
それがどういうことが
一番好きなキャラだったわけでもないのに目を惹く演技に魅せられて(DVDで見た)
あれを生でみたい絶対に見たいと思っても激戦チケットは中々取れなくて諦めて
全く元作品を知らない舞台を見に行ってようやく生の演技を見れた。
顔が綺麗だなとか、痩せてるけど男だから逞しい腕や脚してんなとか、思うことは沢山あった。
それからいろいろあってこの人が俳優でいる限りはずっと応援をしようと思ったら急に自分のみすぼらしい格好が気になった。
デブなのは今すぐ変えられないけど、小綺麗なデブにならなれる。
そう思って、マンガ・アニメ・ゲームに費やしていたお金の幾分かを服や美容に回し始めた。
まだ自分を変えようとしている途中だけど前に見た「若手俳優にハマってから身なりを気にしてきれいになった」を思い出したよ。
あの人に対して思う気持ちは恋とは程遠いしオタクはどうがんばってもオタクにしかなれないけど、ましなオタクになろうと思えた。
次に見に行く舞台までにはましな女になりたい。
見られるわけじゃないけど、見に行く姿勢としてそれなりな格好をしていきたい。
それからいろいろあってこの人が俳優でいる限りはずっと応援をしようと思ったら急に自分のみすぼらしい格好が気になった。 男性のアイドルオタクに欠けているのはこの発想。