偏差値で選んだ。
周りの価値観に従っているだけだった。
正解を選び続けてきたはずなのに、
何一つ本当に欲しいものを手に入れられていないことに愕然とする。
大して興味のない仕事を続け、居場所のない職場に行くために乗りたくない満員電車に乗り
いつかは辞めてやると思い続け、はや6年が過ぎてしまった。
辛い。
容赦なく愛娘を囲む家庭の写真を載せた年賀状を送りつけてくる。
”これが幸せ”という価値観の通りに生きられていない人間は精神に異常をきたす寸前である。
もしかしたら、私はいつの間にかレールから外れてしまっていたのだろうか。
ちゃんと大学に通って就職活動をして、新卒で入社した会社に勤め続けて、レールに乗った人生を送っていると思っていた。
なのに一向に幸せになれる気がしない。
感情とは長い年月をかけて育っていくものなので、 ある日突然あれが欲しい、これが自分の幸せに必要だ、とか沸いて出たりはしない。 周囲の人間も目の前の現実(やっちゃったとかで...
何一つ本当に欲しいものを手に入れられていないことに愕然とする。 ということは何か(欲しい物が)あるんでしょ それを手に入れること(モノでなくてもいい)を目的(やりたいこ...