コミュ障だったけどもうすっかり克服したとおもってた。
メンタリティそのものはがんばってもあんまり変わらないけど、その辺は経験とテクニックでカバーして普通の人のようにふるまえるようになったとおもってた。
いまはもう年齢や立場が違う相手ともそれなりに話せるし、仕事で必要だったら気持ちのスイッチを切ってロールに徹して、ここは不満をのべるべきと思ったら演技で不満なふりしたりして。
どのように反応するのが普通の人として正解か、ということを朝から晩まで頭を使って考えているから家に帰ってひとりになるとその疲れが一気に出たりするし、休日あそびに行くときも一旦気持ちをえいやっとふるいたたせてからじゃないとなかなか家をでられない。
それでもそういったことをひとつひとつ積み重ねていったらなにかのきっかけで異性と仲良くなったりすることもあるし、そのうちその相手と結婚したりということもなくもない。
でもね、結婚してすぐに気づいた。うん、無理。
結婚した相手は普通の人で、普通の人ということはコミュニケーションにさほどエネルギーを使わなくて、むしろ誰かに会うとエネルギーが増えたりなんかして、一日中たちふるまいの演技をすることもなくて、休日にコミュ疲れでぐったりしてることもなくて、ちょっと変なことがあっても、あれ?これってもしかして自分はいま理不尽な扱いをうけてるの?ていうことは怒った方がいいのかな?かな?ってぐるぐる考える間もなくぱっと怒ることができて。
いままでは、ひとりのときにようやく回復したエネルギーを外に出て人と接するたびにどんどんすり減らすことを毎日毎日続けることが生活だとおもっていたけど、誰かと一緒に住むということは、コミュニケーションのスイッチを切ってリラックスすることができないということで、外でのたちふるまいも対峙した相手のみならず配偶者との2人に対して適切な正解を考えなくちゃならないから結婚前の2倍疲れて。
なんかもうだめでした。
それは次の段階に進むチャンス。 ダメな自分を許した数だけ楽になれる。相手も安心する。
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