「文章を書くことが上手なひとはモテる。」という噂を耳にした。
文章を読むだけでパッと鮮明な世界が見えてきて、他人の喜怒哀楽が違和感もなくストンと自分の中に入り込んでくる。
たかが文章なのにその中には読み手のこころを掴んで離さない不思議な魔力が潜んでいたりする。
twitterの呟きやスピーチ原稿を読んでも感情がみえてこないとよく言われる。
文章に色をいっぱい塗りたいのに何種類も絵具を持っていない。
仕方がないので真っ白な画用紙に一色の絵具を淡々と塗り続けている。
そういえば、普段の会話も情報だけで感情がみえてこないと言われたことがある。
親友は文章を書くことが上手だ。そんな彼女は同性、異性からたいへんよくモテる。
流れるような読みやすい文章の中にさりげなく喜怒哀楽を潜ませて、読み手の心をぐっと捉えてくる。
彼女の文章は色を付けることだけではなく、文章に凹凸までつけてくるので気が付いたら読み手は彼女にメロメロなわけである。
文に魂を込めろ 相手を魂でぶん殴れ、吐血させろ、マウント取って殴り続けろ 血反吐で染まるまで、歯が溢れるまで足を立てるな 読む前と読んだあと、何も変わらない文章に価値なん...