なぜなら、それは構造的に、裸の王様がひしめく場にしかなりえないからだ。
あまりにも周回遅れな、粗野な、至らない短絡的なヤジのようなブコメと、
自称、問題を熟知した口達者なブコメが、決して交わることなく言いっぱなし状態で共存している虚しさ。
しかも、同じ人が、話題によっては前者になったり後者になったりして、人間というものの無様さを感じずにいられない。
もちろん、静かに他人の振り見て学んで自分を高めていける人もいるだろう。でもその時点で、ブコメの世界からは消えているのだ。
ブコメに居続ける人は、スターで肯定され続けてしまうせいで、自らを省みることができず、成長することができない。
逆の意見に学ぶどころか、元記事の内容すら消化できているか疑わしいレベルで、ひたすらに持論を強固に塗り固めていける。
だから、誰もが、ブコメに降り立つたびに、裸の王様へと変貌していく。魔の装置だ。
それを嫌気して、当たり障りのない一言感想しか書かなくなるのなら、もはや意義がないし、敗北主義だ。
なぜそうなってしまうのか。
最近のブクマカってほんとに学術的な本を読んでないんだと思う あと海外サイトとか統計とか白書とか 昔のブクマカより見る価値なさすぎて交流する気も起きないわ