2016-10-01

スパム増田品格

逆説的だが、スパム増田がいることによって、コンテンツの質、クオリティ担保されているのではないか、と。

スパム増田は、ニワカや荒らし、ウェーイ系などの抑止力になっていると思うんだ。

現状のスパム機械的ものが多く、人為的スパム、いわゆる荒らし殆ど見ない。

匿名サービス荒らしがここまで少ないのも中々珍しい。

これは、「すでに荒れてるじゃん」と感じさせて、荒らしを遠ざけているのではないのか。

クオリティの低下を招くマジョリティから、荒れて殺伐としている様を見せつけ、我々を守っているのではないか

かと言って、増田ユーザーには機械的であるが故にブロックやすく、そこまで邪魔にはならない。

この絶妙バランスに、私はスパム増田品格を見た。

また、得てして、良質なコンテンツは、ぬるま湯環境では生まれにくく、一定我慢ストレスがある場で生まれものだ。

増田を楽しむためには、今風のサービスでは考えられないような我慢必要である

上から目線ブコメ、補足できないエアトラバ、旧時代的なUIデザイン、そして、スパム増田存在

これらが相互作用して、増田を良質なコンテンツを育む箱庭とさせていると思うんだ。

ただ、同じような匿名サービス有象無象存在している。

しかし、スパム増田存在だけは、他のサービスには決してなく、増田増田たらしめる差別化の根幹なのである

外部の手から守り、内部のバランスも育む。ヘイトさえ一手に引き受ける。

誰にも理解されることはなく、陰ながらに。

スパム増田は、まさに増田という箱庭の気高き孤高の番人なのである

  • 考えすぎ。いかにもお勉強だけやってきた人間の考えたかた。

  • スパムがなかったときは、固定の人がずっと言い争ってたり、同じことを延々言ってたりするような増田住人はいたかな。主に昼間の増田で けどスパムが増えてから彼らは見なくなった...

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