2016-05-16

仕事が続かないとか就職できないとか収入が低いとか

そういうのが自己責任なのか社会のせいなのか、俺に正解はわからないけれど、仮に社会のせいであるっていうう風に納得したからって、自分生活がマシにならないことはわかる。のでWebなんかでも「その環境をどうにかするのは自分で頑張るしかないだろ」とコメントすると、「お前は自己責任教の回し者か、死ね悪魔!」的な返事をもらうわけなんだが、本人はそんな教派を信仰してるつもりはない。少なくとも社会無謬だなんてまったくおもってない。

ただ目の前の都市生活サバイバル現実として、自分を救えるのは自分しかないんじゃね? それが正しいかどうかは横に置くとして。っていう話だ。「いいや横に置くなよそれこそが一番大事だろ!」っていう人もいるかもしれないけれど、腰をすえてその問題の答えを出す前に、サバイバルな人は時間切れで死んじまうのではないか? 考えるためにも目の前の食費だの家賃だの学費だのを稼がなければならんのではないか? 言いたいのはそれだけなのだ

現実追認ってのは思想的な怠慢だとフルボッコにされるんだが、現実を追認せず否定して、哲学的な、あるいは社会正義的な話をこねくり回せるのは、その人に食うには困らぬ資産があるからであって、そんなブルジョワ趣味みたいなもの世間に巻き散らかすなよとも思う。

多くの庶民はそういう状況を追認するもしないもなく、テトリス的に、上から降ってくる仕事トラブルを、ずっと掃除しながら生きていかなくてはならないのだ。

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