2016-05-05

漫画小説アニメ化が苦手

特に自分原作から入った作品だと苦手。アニメから入った作品は平気。

漫画小説を読むときは、登場人物の声が頭の中でイメージされている。

そのイメージされた声は、特定声優だったりする訳ではなく、その登場人物の声が自然とエミュレートされている。まぁ自分想像内の声ではあるが。

そういった、既に自分の中で登場人物の声がイメージされている作品アニメ化されると、当然声優さんが声をあてる。

別にそのこと自体問題ない。もちろん、声優さんのあてる声が自分イメージと合っていたりずれていたりするので、その差異を楽しむこともできる。あくまアニメを観ているまでは。

問題はその後、アニメを観た後に原作を読む時。今まで持っていた登場人物の声のイメージが、アニメの声で上書きされてしまうのである

脳内イメージされた声より、耳からインプットされる聴覚情報の方が明確なので仕方のないことである

なんとかイメージを膨らませて元の声をイメージしながら原作を読むこともできるが、そうすると、声のイメージに気を取られて内容を深く咀嚼することができない。

だったらもう諦めてアニメの声で読めばいいじゃんとも思うが、やはりどうしても自分イメージと合わないキャスティング存在する。今まで、100%イメージ通りであったことはない。その状態自分イメージが消し去られてしまうことは癪だ。

それに、アニメアニメ原作原作表現できることが異なる。それがアニメ側に引き寄せられてしまうことは、楽しみが一つ減ってしまうことでもある。

自分が好きな作品アニメ化されるのは嬉しいことだが、アニメ自体を観たくないというジレンマ。どうしたものか。

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