日本の英語教育を語る上で、知っておかなければならない数字があります。
中学~高校で、英語の授業が週4時間あるとして総時間数:800時間
CIA職員が日本語を習得するのに必要な時間数:2000~2500時間
英語のネイティブスピーカーにとって習得が簡単なのは、文化的・文法的に近似する
オランダ語・フランス語・スペイン語などです。これらは600時間で習得できます。
では『オランダ語やフランス語は簡単なのか』と日本人が学んでも苦労します。結局のところ、
『同じインド・ヨーロッパ語族なら習得が楽になる』というだけの話です。
一方、 ”英語のネイティブスピーカーにとって極めて困難な言語”としては日本語・中国語・アラビア語などがあり、
これらの習得には2500時間くらいを要し、これは、英検1級合格に要する時間に相当します。
逆の日本語ネイティブ→英語も同じくらい時間がかかるとすると、答えは一つです。
『日本人が学校で勉強する程度の時間では、英語は出来るようになりません』
大学入試において、2つ以上の大学で長文問題に出てきた単語の数 8000
========壁========
さて、上のデータを踏まえた上で質問します。日本の英語教育には、何が足りないと思いますか?
9/11追記:正直なところ、日本の教育をdisっている人には『貴方がインド・ヨーロッパ語族を母語として産まれなかったことを残念に思います』『君の生まれの不幸を呪うがいい!(声:池田秀一)』と言いたくなる人が一定割合いる。
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そりゃ今の状況ならその英語力でいいかもしれないけど、今の子どもにはもっと英語が必要になるだろ。10年後20年後も日本語圏だけで経済が成立すると本気で思ってるの?
そうですね。10年以内に阿蘇山の破局的噴火が起きて南九州が全滅するかもしれないから南九州に住む全ての人の避難計画も考えておかないといけませんね
そうそう単純に時間が足りないのよ