2014-08-21

FXはなぜ大半の人が負けるのか。

まりにも拙い記事が目につくので書いてみる。

あと為替ゼロサムゲームといった間違った認識についても書いてみる。


まず、結論から書く。

重要なことは手数料で負けるわけではない。

勝ち残るのに必要なのはポジションサイズである


100万円もっているとする。

勝率50%

そのとき勝つと50万円、負けると50万円を失う。

このとき2回連続で負ける確率は25%で、速攻破産である


それでは25万円のときはどうだろう。

4回連続負ければ破産だ。

これは6.25%で破産する。


次に10万のときはどうだろう。

0.97%の確率破産である


これらは極端な例だがこの確率は何を示しているかというと

100人が上記の条件でFXをやって、一勝もできずに破産する人達の数と

考えるとわかりやすい。


当然、試行回数をnとして期待値excel計算してやれば

破産するかしないかはすぐにわかる。上記の3つの方法では

回数を重ねると破産することになる。


上記したように一回のリスクが高ければ高いほど

破産する確率は高くなる(当たり前だw)。

だいたいこれのリスク許容金額というのはわかっていて

一回のトレードの損失は全資産1%以下が望ましいといわれている。


初心者が生き残れない大きな理由

大きく張りすぎて、それを取り返すために

さらに大きく張って爆死するといったパターン

上記内容が理解できないならFXや株はやめておいたほうがいいだろう。


もし、さらに突っ込んだ話を知りたいならバルサラの破産確率

ついて調べればいいと思う。


FXゼロサムゲームではない?


為替ゼロサムゲームといった話をよくみかけるが

これは間違いである。

なぜなら、買い切り売りきりの実需の取引があるから

生活をする限りはいろいろなものを輸入したり

輸出するわけで、為替の高い低いにかかわらず

これらの取引は行われる。

このため、全員損をしたり全員得することは起こりうる。


311までは円高でそこから次第に円安に推移してきた。

確かにアベノミクスの影響はあっただろうが

主たる原因は貿易赤字の定着である

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