2014-04-06

ゼロ年代以前は、ネットギラギラしてたと思う。

エロ割れ、金儲け、欲望を満たそうとするエネルギーが集まる場所だった。

自分利益と、欲望と、興味を満たそうとするエネルギーが、推進力となってネットを巨大にしていった。

ゼロ年代に入った頃、ITバブルが弾け、ギラギラは一周して、ネットアイディア思想の討論の場になった。

自分利益を追求するだけでなく、「あったらいいね」を形にする場にもなっていった。

いつまでも続く学園祭のような、夢と未来の間にあるような空間、そんな気がしてた。

放送とインターネットの融合やら、日本初のP2Pネットワーク世界を席巻とか、本気で信じた時代があった。

Web2.0かい言葉流行って、これからは凄い飛躍が待っていて、国や企業じゃなくて、ネットが世の中を変えていくと思ったりもした。

結局、堀江貴文逮捕され、Winny違法ソフトのような扱いになり、テレビインターネットの融合なんてものはやってこなかった。

出る杭が打たれたあとのネットは、悪口と妬みだけの、ぜんぜん建設的じゃない世界になった。

主導権は企業と国に逆戻りした。

そして、2010年代、今に至る。

堀江貴文抹殺したあの頃は、国も

オタクこれだけ出来るんなら、俺らが本気だしゃ楽勝」くらいに考えてたんだと思う。

国産検索エンジンを作ろうとか、今考えれば狂気だ。

地上波デジタル双方向性とやらは、昔ながらのテレゴングと大差がない。

最近じゃ技術で攻めるのは無理とわかってきて、クールジャパンとか萌えとかゆるキャラとか、お手軽に金を稼ごうとしてる。

企業も完全に乗り遅れた。

ハードソフトも、完全に日本は負けた。

そいで、今のネットは、バカの自己顕示と、妬みや恨みをばかりだ。

あと5年後のネットは、今より楽しくなるのだろうか。

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