2014-03-24

結婚生活ゲームにおけるレベル上げだと思っていた

1人で戦ってても効率悪いから2人で役割分担したり助け合ったりしながらお互いのレベルを上げていく。

そんなイメージ結婚に対して持っていた。

いざ結婚してみてそのイメージは間違いではなかったと思えたので、結婚してよかったなと思っていた。

歳を重ねると気力や体力が落ちてゆき、レベル上げもよりハードになり、昔のようにはいかないなと思っていたら、

「もういいじゃん、このままで。俺達十分幸せだろう?だからゆっくり余生をすごそうよ」

そう言って主人は立ち止まってしまった。

お互い30代後半で、私はまだ諦めるには早いと思っていたのに。

立ち止まるほど裕福なわけでもなく、むしろ老後に不安があるくらいなのに。

仕事だって子育てだって趣味だってまだまだ全力を尽くしたいことなんて山程あるのに。

「俺はもういいや。お前が頑張りたいなら頑張るといいよ」って。

自分のこと、夫婦のこと、家のこと、仕事のことをもっと良くしていきたいと思うのは私だけなのか。

経済面だけじゃない、充足感や自己実現的な面も含めてまだやれると思っていたのに。

これからは私1人でレベリングしなければならない。

最初はそんな主人に対して失望していた。

でも今は、この歳でまだ前のめりな自分のほうが稀有存在で、

大体の人は生活安心感や安らぎを求めているような気がしてきた。

こんなにガツガツしていて申し訳ないと思うと同時に、努力をしなくなった“相方”を情けなくも思ってしまう。

カンストまでずっと一緒に頑張れると思っていたのは私だけだったようだ。

これからは1人で頑張るしかないのかな。

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