2014-03-21

あの頃の俺達の歌はどこに行ってしまったのか?

MTVを見てたんだけど、

どれもこれも商業主義の売れ線狙いの軽いインスタント物ばかりで聴くに耐えない曲ばかり。

この程度の曲だと、ちょっといいなっと思ったとしても一回聞けば十分だから馬鹿馬鹿しくてCDだろうがituneだろうが買う気になれない。

規制が昔より厳しくなりすぎて心に響く曲を作れなくなってる面もあるだろうが、

それは商業主義に乗っかってるからそうなるだけの話であって、

伝えたいことや表現したいことを優先して曲を作ればいいだけ。

今はネットSNSが広まってるから

マス広告商業主義に乗っからなくても広めることは容易にできる。

しかしそれを誰もやらない。

昔は音楽業界は異常に理想が高くて崇高で、

こういう守銭奴商業主義馬鹿にし、

売れ無かろうが貧乏だろうが自分が納得行く優れた曲を作れればいいという、

夢があって逞しくて憧れる精神世界が浸透していたが、

今や音楽業界はいかに客をだまくらかしてCDを枚数買わせるかが夢になってしまっている。

音楽だけに限らず、昔は漫画小説やそういう文化的創作物世界はみんなそうだった。

貧乏や苦労が平気だった。

夢や創作意欲のほうがそれに優っていた。

高度成長期でいつかはなんとかなるだろうという今とは逆の上り社会だったから気分的に平気だったのかもしれないが。

今は奈落の底に落ちる勢いの下り社会から

夢とか理想とか言ってる余裕はなくて兎に角だってなっちゃうのかな。

こういう時代からこそ、俺達の時代にあったような心に響く歌が聞きたいのに。

松山千春中島みゆきオフコースYMOさだまさしチューリップ甲斐バンド吉田拓郎井上陽水ハッピーエンド山下達郎

他にもまだまだ。

こういう暗い時代からこそ聞こえてくるであろうタイプの歌がさっぱり聞こえてこないのは何故なんだろう?

しろ昔の曲がまたリバイバルされてもてはやされてばかり。

そうじゃなくて、

今を歌って聴かせてくれよ。

今の人が聴かせてくれよ。

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