都内を歩いていたら職質を受けた。
あ〜あ。またか、と思いながらも従う。
仕事柄、ノーパソ・スマホ・ルーターなどを大きなリュックサックに入れて持ち歩いている。
頭はスキンヘッド。今日は風邪気味だったのでマスクをしていた。繁華街を歩いているとよく人が道をあけてくれる。
フリーランスで昼夜問わず出歩くため、時間帯によってはなおさら怪しく見えるようだ。
どうやら、電話回線を複数持っている嫌疑が私にはかけられているようであった。
私「SIMが挿さってるのはモバイルWi-Fiルーターとあいぽんだけです。」
警察官「シ、シム? 何ですかそれ?」
SIMのなんたるかを私が説明し始めると、警察官はだんだん不機嫌な表情になっていき、最後は「もういいよ」という感じで私を釈放した。
ひっつかまえてでも教えてやるべきだっただろうか。
いや、そもそも携帯電話の仕組みを説明するべきか。
基地局のログ(最低でも直近数ヶ月分は保持されている)を警察は裁判所の令状なしに照会できる。
通話、データ通信の履歴はもとより、端末位置まで記録に残る(GPSがOFFでも。三角測量の原理ね)。
回線を持てば持つほど、アシが付きやすくなる。だから悪いことなんてできないよ。
俺は長髪だが、よく職質を受ける
車移動ならともかく、徒歩なのにそのまま外出とかありえない、家の中でも帽子かぶるのに。 という理由で釣り認定したくなった俺もスキンヘッド。