初めてお仕事を頂いた。
自分の描いてきたものが、初めて価値があるものだと感じて、ほんとうにうれしい。
今までの人生の中で、自分は無価値な人間だと頭に叩き込まれてきた。
自己評価も低く、自虐的で、いわゆる普通の人よりも駄目な人間で、社会に溶け込めない不適合者だった。
出来る兄と比較され続け、社会にでてからも仕事が出来る人間に笑われた。
事実、勤めていた会社では使えないポンコツ扱いをされ続け、耐えきれずに辞めてしまった。
その会社がトラウマになり、再就職を考えては同じ事の繰り返しになると悩み、気付けば申し込み期限が過ぎてしまう。
仕事をきちんとこなす自信がない自分は、責任を負いたくないとずっと逃げてるだけだった。
得意とまではいかないが、描くことが大好きだった。
小さな頃の夢は漫画家だった。今もなりたいと思ってる。
好きで描いた絵を気に入ってもらえて、お金を頂けるのは、自分の価値を認めてもらえたようで、思わずガッツポーズをしてしまった。
責任を負う自信が、初めて持てた。
就職しなければだめだ、と思っているだけで、もうずっと行動できなかった。
拒絶されるのが怖かった。昔から否定をされ続けたのが悔しかった。
でも今回みたいに、ダメ元でも自分で動けば誰かが認めてくれるのかもしれないと思えた。
うれしい。
またチャンスがあれば頑張ろう。
そりゃおめでとう
おめでとう。 なんか、前向きな気持ちって本当良いね。他人事ながら読んでてこっちまで嬉しくなった。