2013-10-18

おばあさんが川で洗濯に使っていた洗剤

http://zuisho.hatenadiary.jp/entry/2013/10/18/141915

読んだ。面白かった。冒頭かなりエコに対して正しくあろうと配慮した記述が続くんだけど、すごく惜しくてモヤモヤしたので思わず書く

おばあさんが松とココヤシをブレンドした天然由来の洗剤で洗濯をしておりますと、大きな無農薬の桃がドンブラコとも言わず無音で流れてきたのでおばあさん以外の近隣住民は何一つ不快な思いをしませんでした。

おばあさんの使ってる洗剤ってたぶん違うと思う。

ある日おじいさんは自身が所有権をもつ私有地へ芝刈に、おばあさんは同じく所有権をもつ私有地の川へ洗濯に行きました。

これ書いてる人、ホントに「芝刈」だと思ってるのかな。思ってるんだろうなあ。

だってこれ「柴狩り」だと知ってたら、こんだけ話広げられる人ならエコに絡めないはずないよね

柴狩りは主に燃料用の枯れ枝を集める行為だけど、もう少し広めに日用の材木の調達も含むかもしれない

もっと大きく山の手入れ全体を指してるかもしれない

昔は炊事、風呂暖房、全部薪を燃やしてまかなっていたので結構量がいるし

拾った柴を乾燥させてサイズを揃えて燃料用の薪に仕上げるのは手間がかかる

この「柴狩り」の実態がイマイチ伝わらずに、洗濯しているおばあさんに比べて

おじいさんは山で遊びほうけていると理不尽Disられているのを見るのは心が痛い

ただ、おじいさんもおばあさんも柴狩りと洗濯では生産活動に一切従事していないので

どうやって日々の糧を手に入れていたのかについては既に色々な説があるだろう

個人的には、山の世話や薪の対価に隣人から食料を貰っていた説だと思ってる

毎年しっかりと青色申告をしながら暮らしておりました。

納税は国民義務だけど、貨幣経済外で生活ができれば

「正しい」納税ゼロ生活も可能だと思われるので、その辺は詳しい方が

シミュレートしてくれたら読みたいところです

とりあえず土地は先述の山の世話や薪を対価に人から借りた方が

正しい納税ゼロ生活に一歩近づく気がしま

さて、つまり「柴狩り」とはエネルギー調達行為であり、それは「エコなのだろうか。

木材の燃焼はCO2排出はもちろん、煤や有毒ガスも出るので一見エコとは程遠いが

有限の化石燃料や、放射性物質から電気を作り消費することと比べて

山林保全立場も絡めればそれなりに多様な論点のあるトピックだと思う

その辺りを現代価値観から「正しく」配慮した記述があれば個人的に面白かったねという話

自分がその辺「正しい柴狩り」が書ければいいんだけど、ごめんね

あ、忘れてた。おばあさんの洗剤

たぶん、薪を燃やした灰汁とか米糠とか使ってたんじゃないかなあ

  • 昔は炊事、風呂、暖房、全部薪を燃やしてまかなっていたので結構量がいるし 拾った柴を乾燥させてサイズを揃えて燃料用の薪に仕上げるのは手間がかかる この「柴狩り」の実態が...

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