2012-08-24

勉強なんて社会に出てから何の役にも立たないだろ!

俺「部長、〇〇の件ですがこんな要望来てます

部長「ああなるほど。んで増田はどうするの?」

どうするんすかね。

どうすんのとか聞いてるってことはヒントとかあるってことか。

先週貰った資料か。ヒントとかないだろあれ。

昨日先輩から転送されたメールか。ろくなこと書いてなかったわ。

・・・

・・・

知らんわ。

何も出てこん。

部長の顔から笑が消えとるがな。

やべーこれ怒られるのほぼほぼ確定だわ。

んで何考えてたんだっけ俺。

また一から考えなおすのめんどいわ。

先輩遠くからニヤニヤしてやがる。

緊張して屁が出そうだ。

それにしても沈黙長くて気まずいわ。

部長眉間が痙攣してる。

何やってんだ俺はよ帰りたい。

・・・

みたいな事が頻繁にあって精神が参ってる。

理系大学院出たもの就職難で全く関係ない分野の営業職に就いて数ヶ月。

よっぽどぬるま湯学生生活送っててすっかり忘れてたけど、想定外の事態になると頭が真っ白になるんだった。

アドリブとか、とっさの機転とか、20と数年間無縁で過ごしてきた。

発達障害でも持ってるんじゃないかと疑いたくなるけど、確認したところで事態が好転することもなさそうだ。

辞める事も何度も考えたけど、貯蓄ないしこれが社会スタンダードならどこ行っても同じ結果になるし1年も働かずに転職する根暗を受け入れてくれる会社もないと思ってる。

あとは死なずにこの会社に数年は居続けるとしたらどうすればいいか考えるしかないだろ。

最優先で解決するべき事項は間違いなくこのとっさの対応力の無さだ。

そしたらどうやって補うかっていったら、可能な限り想定される質問を事前にシミュレートするのがベストアンサーだろう。

そういえば学校試験も想定される問題を事前にシミュレートしないといけないものだった事を思い出す。

小学校~高校の、将来に役に立たないと思われてる勉強をさせる意味の1つは、とっさの対応必要になる事態を減らす思考を提供することなのかもしれない。

そしてそんな思考もあんまり万能ではないと思ってるのが今。

  • 人に話を持って行くときは自分なりの仮説を立てて行くのが常識だぞ。 営業だろうと開発だろうと研究職だろうと全く同じ。

  • とりあえずなんか言っとけば意外と相手納得するけどな。 その「なんか」が出てこないってのかもしれないけど。 説明するときに、話を整理する目的を兼ねて、資料とかに書いてあるこ...

  • "Aという案件でトラブルが発生しましたどうしましょう?" っていっても部長困るだけだぞ。たいていの場合上司が詳細しってるわけじゃないしな。その案件で最適な方向を出せるのは直接...

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