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2024-05-28

anond:20240527233256

第1回 日本女子囲碁リーグ ドラフト会議

ドラフト結果

海外棋士指名ありって言ってたくせに申し合わせたように一人もなかった・・・

がっかり

チームセンコー

1位 ◯上野愛咲美(22)8.235 東京

2位 ◯牛栄子(25)6.813 千葉

3位 ✕鈴木歩万波奈穂(38)5.417 兵庫

4位 井澤秋乃(45)5.057 奈良

レート平均:6.3805(4位)

平均年齢:32.5歳

チーム囲碁将棋チャンネル

1位 ◯藤沢里菜(25)8.258 埼玉

2位 ◯星合志保(27)6.557 東京

3位 徐文燕(19)5.997 東京

4位 高山希々花(13)--- 北海道

レート平均:6.937333(1位)

平均年齢:21歳

チーム名古屋

1位 加藤千笑(22)6.469 岐阜

2位 王景怡(37)5.835 東京所属中部

3位 高雄茉莉23)5.602 愛知

4位 羽根彩夏(21)5.544 愛知

レート平均:5.8625(5位)

平均年齢:25.75歳

チーム若鯉

1位 ✕上野愛咲美→◯上野梨紗(17)7.287 東京

2位 ✕牛栄子→奥田あや(35)6.516 東京

3位 ◯鈴木歩(40)7.034 東京

4位 大森らん(21)4.883 広島

レート平均:6.43(3位)

平均年齢:28.25歳

チーム福岡

1位 ✕藤沢里菜→✕上野梨紗→謝依旻(34)7.096 台湾

2位 ✕星合志保→栁原咲輝(13)5.961 東京

3位 向井千瑛(36)6.853 東京

4位 辻華(23)5.923 東京

レート平均:6.45825(2位)

平均年齢:26.5歳

2024-05-27

静岡県西部からみた他地域県知事選

静岡県知事選が行われ、鈴木康友浜松市長が新県知事となった。

いろいろ言われているが、西部出身で、中部東部にも在住経験がある増田が思うことをつらつらと書いてみた。

西部からみた他地域



住む前のイメージ

中部伝統に誇りを持っている、お公家っぽい(今川さん)、変化を嫌う、ゆっくり

東部伊豆温泉リゾート観光業サービス業が多くて金銭的に大変そう

てか正直遠すぎて(特に東部バチバチ意識しているというより無関心に近い。

住んだあと(西部中部

西部中部というのは、わかりやすく言えば大阪京都なのだと思う。商いのまち大阪歴史伝統公家さんのまち京都

西部は名だたる企業を輩出した工業のまち。

中部静岡市)は公家に通ずる今川さんのお膝元。

中部引っ越してきて驚いたのは、この令和の時代高齢者のみならず、1020代若者まで当たり前のように伊勢丹近くの元城下町のことを「おまち」と呼んでいたことだ。わたしはいまだにちょっと恥ずかしくて言えない。いつまで駿府城下町を引きずってるだよとちょっと思ってしま()

でも、観光資源国宝久能山東照宮などの歴史世界遺産三保の松原梅ヶ島温泉エスパルス)と都市バランスは良いと思う。西部工業は栄えているけどわざわざ遠くから遊びに来たくなるような楽しいところ全然いから。

住んだあと(西部東部

正直住む前は、東部伊豆であり、田舎というイメージで、三島沼津御殿場に対する印象がすっぽり抜け落ちていた。しかし住んでみると沼津三島御殿場などは関東圏に近いことや、御殿場アウトレットに外国から観光客がたくさんくるのでかなり栄えているしハイカラな感じがある。関東圏に近い洗練された東部にくらべると、西部はもう田舎臭すぎる。全然違う。

選挙について

鈴木康友氏を支持した。

理由は彼以外の候補から「稼ごう・財政を潤わせよう」という気を感じられなかったからだ。

正直自分一般市民で、どの程度某自動車メーカーと彼がズブズブなのかはネットの噂程度しか知らない。メガソーラー水道民営化については彼のマイナスポイントだと思っている。それでも彼に投票したのはただ、稼ごうともせずに福祉防災の話ばかりする人間が信用できないと思ったからだ。

これこそ上記であげたとおり、工業のまちである西部民の気質であり、今回の康友氏の西部票の一因でないかと思う。(ちなみに一番多いのは、「市長やってた」「名前知ってる」とかその程度でなんとなく入れてる人だと思う… 西部vs中部とか、打倒自民とか、組織票とかそんな大した陰謀論みたいな理由はあまり関係ないと地元民的には思う)


今後の県政について

今回の選挙結果から、正直西部の支持が重要だと可視化されてしまった感は否めない。ゆえに西部はこれから優遇されると思う。東部に関しても、個人的にはある程度優遇されると考えている。なぜなら中部優遇するよりは、下記の2点でメリットがあるからだ。

東部優遇したほうが票につながる

正直中部人間が、少しくらい優遇したところで寝返る率は東部優遇したときほど高くないというのは西部人間の肌感としてある。となれば、「ちゃん東部を見ている」というアピールをすれば票になる東部はある程度優遇されると思われる。実際今回の結果を踏まえると、西部を盤石にしたうえで、東部にそっぽを向かれなければ次も安泰だろうし。

東部優遇したほうがお金になる

かつて廃墟と化したらしい熱海が、最近インスタ映えで栄えている。隣県だが、箱根若い人すごくたくさん旅行に来ている。伊豆半島も、鉄道地理観光資源すべてにおいて上記に続けるポテンシャルがある。票が稼げるうえにお金も稼げるなら投資する価値はある。

中部はなんというか都市としても観光としても中途半端。住む分にはいろいろあって楽しいんだけどね。県外や国外から人を呼ぶにはちょっと弱い(≒投資しても無駄)感がある。清水港に豪華客船来るからそれは活かしたいけどね。ちょっと海外旅行需要を生むほどの観光地化は難しそう。

観光地以外の方法お金を作ろうにも、いまだにおまちを引きずっていて、旧静岡市内にはイオンモールを建てられないくらいに商工会議所かなんかの発言力がある中部(というか静岡市)を工業開発・商業開発するのもめんどくさそう。それなら新幹線も停車して関東に近い東部のほうがいい。

土地静岡は高いところわりとあるし。


おわり

静岡県知事選2024 大村慎一が勝利した理由

anond:20240526201503

静岡県知事選2024:劇的勝利の裏側とその真実

2024年5月26日静岡県知事選自民党推薦の元総務官僚大村慎一が勝利を収めた。この選挙結果は「劇的な逆転勝利」と報じられたが、県政ウォッチャーとしては予想通りの展開だった。ここでは、その背景とプロセスについて詳しく分析する。

大村慎一の戦略的準備

4月初めに川勝前知事が辞任を表明した直後、大村は速やかに出馬を表明。彼は3年前の知事選でも自民党の対抗馬として名前が挙がっていたが、準備不足を理由に辞退していた。その後、彼は静岡県内の中東政財界とのコネクションを築き、次の選挙に向けた準備を着実に進めていた。

地元紙は公示から大村が川勝前知事の4期目の間に自民県連を通じて影響力を強化し、次の知事選への布石を打っていたと報じていた。また、川勝辞任直後から総務省に影響力を持つ自民党幹部が各市長に「大村を頼む」と直接依頼するなど、密接な連携が見られたという。

メディア戦略県内の支持

鈴木康友浜松市長出馬表明後、県内テレビメディア候補予定者の人となり報道を開始。しかし、その報道内容は明らかに大村寄りだった。各テレビ局は大村スローガンオール静岡」を強調し、分断解消への決意を伝えた。一方、鈴木候補については、スズキ自動車鈴木会長から支援を中心に報じられ、企業色を強調される形となった。

さらに、連日のように「今日伊豆市市長大村支持を表明」「今日伊東市市長大村支持を表明」「今日島田市長が大村支持を…」というニュースが報じられ、県全域が大村を支持しているかのような印象を与えた。ここで県民は「次の知事大村だろう」と確信するに至った。

浜松市のある県西部には大企業が集まっているが、県内論調が形作られるのはテレビ局が集まる県中部静岡である。このため、多くの静岡県民は早い段階で大村勝利予測していた。

西部VSオール静岡 最大争点は浜松野球場建設の是非

県内メディアは、選挙争点をリニア問題などよりも「県営浜松野球場建設の是非」に重きをおいて報道し続けた。大村建設計画をゼロベース判断するという白紙撤回もありという立場を主張し、県民VS浜松という対決構図が強調されるようになった。

今回の選挙は「県西部VS県中部」と報じられることが多かったが、正確には「浜松市VS浜松市以外のオール静岡」の対決だった。大村県内全域の支持を獲得し、浜松市のみが鈴木候補支持基盤となった。負けは確定的だったと言えるだろう。

情勢調査の誤解と知名度向上

日刊ゲンダイなどのタブロイド紙では4月下旬自民党情勢調査に基づき、大村惨敗すると報じた。しかし、この調査4月前半に行われたものであり、大村知名度がまだ低い時期のデータに過ぎなかった。元副知事であった大村は、県民には「誰それ?」状態であったが、4月半ばからメディア攻勢により知名度が急上昇し、4月後半には鈴木候補との差が一気に縮まった。この勢いを見た岸田自民党は、確実な勝利を見込み、大村への推薦を正式に決定した。衆院補選で三連敗して後が無い岸田自民党が、負ける候補者に推薦を出すはずがないのだ。

公示後の戦術選挙

大村選挙戦はさらに激化した。出陣式には現静岡市長難波喬司が登場し、官僚出身のエリートとしての信頼感を強調。県西部での出陣式には、「Suzuki政治を許さない」と書かれたプラカードを持つ集団応援に駆けつけ、強烈な鈴木康友批判を展開した。

リニア問題でも、大井川流域の島田市長に「川勝が作った県の専門部会解散させるべき」と発言させ、リニア工事の早期許可公約とするなど、川勝前知事方針とは一線を画す姿勢を示した。このように、公示前に穏健な印象を与えつつ、公示後には支持者・支援者向けにやや過激戦術を展開するという二面性の戦略が奏功した。

自民党の執念と戦略的勝利

前回の知事選で自民が敗北した際、自民県連は「次は必ず勝つ」と誓い、準備を進めてきた。川勝の失言を徹底的に攻撃し、彼の人間性問題視するキャンペーンを展開。浜松市を含む施策戦略的に抑え込み、対川勝の選挙戦を想定して準備を進めてきた。結果、川勝は思わぬところで自爆して対戦相手は別人になったが、その成果は相手が誰であれ、与野党対決の選挙において通用するものとなった。

総じて、大村慎一の勝利は偶然ではなく、長期的な戦略と綿密な準備、メディア戦術の成果であった。静岡県知事選2024は、まさに大村慎一のための選挙戦だったと言えるだろう。

https://gyo.tc/1c1pp

anond:20240526201503

静岡市浜松市、静髙対浜松北エスパルスジュビロ。それを選挙でやっただけ。

考察にあるようなそんな難しい話ではない。

特に川勝県政が・・・。っていうのはほとんどの県民にとっては、今回の選挙には大きな影響はなかったと思う。どちらも川勝県政にあまり触れる印象はなかった。

リニアを無条件で賛成という県民はあまりいないかもしれないが、失言バランス感覚を欠くイメージが続いて、もう、川勝以外ならだれでもいいっていうのが本音


静岡県人口約300万。ざっくり、西部120万、中部100万、東部伊豆が80万くらい。(東部伊豆もまた、ひとつではないが)

東西に広いので、東部から浜松に行くのと、東京に行くのでは同じくらいの時間がかかる。

一方、浜松から東部にいくよりも名古屋に行くほうが近い。

選挙速報で熱海市伊東市がでると、熱海伊東って静岡だったんだと思うのが西部あるあるである

他方、東部住民からすると、浜松は本当に遠く、伊豆住民浜松に行ったことないという人も多い。

伊豆の南半分からだと、静岡はなんとか日帰りできるが、浜松は泊まりたいという距離だ。

鈴木陣営パンフレット東部西部で分けて作ったように、浜松静岡は、お互いが、「あっちになるくらいなら地元」って思っている。

地元では「地元のために」、他方では「オール静岡で」というのが両陣営の戦い方、二枚舌×2だった。

いっそ、浜松市のために、静岡市のためにとやった方が、わかりやすくて良かったのに。

東部伊豆はこういうときにいつも置いてけぼりになるが、浜松は遠すぎるから静岡市候補でくらいの感じ。だから、1割くらいの差で大村裕利だった。

前回の全県区の参院補選でもそうだったが、だれか一人となったとき人口の多い西部がどうしても有利。

あと、出身校も典型的浜松北髙と静岡高はどちらも地元トップ県立高。東大進学の人数では浜北のほうがいつも少し多いが、距離があるため、それぞれ越境してまで通う生徒はほぼいない。

それぞれ、地元経済で有力な人が多いので、選挙となると、同窓会での後押しもある。地元企業社長が○○推しとなれば、社員への影響力もある(スズキの前会長岐阜出身だけどね)。

ここでも自民や立憲、リニア問題は小さい。

一方で、東部進学校沼津東は、選挙当日、文化祭だった。

anond:20240526201503

そんな複雑なもんじゃなく単純な地域性問題

お互い地元では圧勝してる

県外の人には意外かもしれないが、県庁所在地静岡市より浜松市の方が人口が多い

さら西部磐田市掛川市などの比較人口の多い市も含めて経済圏ができあがっている

このため鈴木氏は浜松市周辺でも圧勝している

一方で静岡市家康が終の住処に選んだ天然の要害だけあって、近隣との一体感がない

静岡市の隣の焼津市ですら大村氏は圧勝できなかった

また住民気質の違いが投票率に影響しているのも大きい

今回の投票率西部の方が圧倒的に高かった

西部の人たちは「やらまいか」という言葉代表されるように、非常にアグレッシブ

地域対立になった時点で対抗意識燃え上がっているのは想像に難くない

それに対して中部は安定した気候のせいかのほほんとした気性をもっている

地域対立でも熱くなりきれなかったのだろう

それ以外の地域では大村氏やや優勢程度で大きな差がなかった

かにここで西部の勢いを押し返せなかったのが敗因といえば敗因だが、地域対立になってしまった以上東部伊豆がどっちかに肩入れすることはそもそも考えにくいので仕方ない

党派選挙戦略も関係なく、西部地域が数と熱意で押し切ったというのが今回の結果だ

2024-05-26

備忘再録 (たぶん)自民党静岡県怪文書

静岡県知事選2024 大村慎一が勝利した理由

静岡県知事選2024:劇的勝利の裏側とその真実

 

2024年5月26日静岡県知事選自民党推薦の元総務官僚大村慎一が勝利を収めた。この選挙結果は「劇的な逆転勝利」と報じられたが、県政ウォッチャーとしては予想通りの展開だった。ここでは、その背景とプロセスについて詳しく分析する。

 

大村慎一の戦略的準備

4月初めに川勝前知事が辞任を表明した直後、大村は速やかに出馬を表明。彼は3年前の知事選でも自民党の対抗馬として名前が挙がっていたが、準備不足を理由に辞退していた。その後、彼は静岡県内の中東政財界とのコネクションを築き、次の選挙に向けた準備を着実に進めていた。

 

地元紙は公示から大村が川勝前知事の4期目の間に自民県連を通じて影響力を強化し、次の知事選への布石を打っていたと報じていた。また、川勝辞任直後から総務省に影響力を持つ自民党幹部が各市長に「大村を頼む」と直接依頼するなど、密接な連携が見られたという。

 

メディア戦略県内の支持

鈴木康友浜松市長出馬表明後、県内テレビメディア候補予定者の人となり報道を開始。しかし、その報道内容は明らかに大村寄りだった。各テレビ局は大村スローガンオール静岡」を強調し、分断解消への決意を伝えた。一方、鈴木候補については、スズキ自動車鈴木会長から支援を中心に報じられ、企業色を強調される形となった。

 

さらに、連日のように「今日伊豆市市長大村支持を表明」「今日伊東市市長大村支持を表明」「今日島田市長が大村支持を…」というニュースが報じられ、県全域が大村を支持しているかのような印象を与えた。ここで県民は「次の知事大村だろう」と確信するに至った。

 

浜松市のある県西部には大企業が集まっているが、県内論調が形作られるのはテレビ局が集まる県中部静岡である。このため、多くの静岡県民は早い段階で大村勝利予測していた。

 

西部VSオール静岡 最大争点は浜松野球場建設の是非

県内メディアは、選挙争点をリニア問題などよりも「県営浜松野球場建設の是非」に重きをおいて報道し続けた。大村建設計画をゼロベース判断するという白紙撤回もありという立場を主張し、県民VS浜松という対決構図が強調されるようになった。

 

今回の選挙は「県西部VS県中部」と報じられることが多かったが、正確には「浜松市VS浜松市以外のオール静岡」の対決だった。大村県内全域の支持を獲得し、浜松市のみが鈴木候補支持基盤となった。負けは確定的だったと言えるだろう。

 

情勢調査の誤解と知名度向上

日刊ゲンダイなどのタブロイド紙では4月下旬自民党情勢調査に基づき、大村惨敗すると報じた。しかし、この調査4月前半に行われたものであり、大村知名度がまだ低い時期のデータに過ぎなかった。元副知事であった大村は、県民には「誰それ?」状態であったが、4月半ばからメディア攻勢により知名度が急上昇し、4月後半には鈴木候補との差が一気に縮まった。この勢いを見た岸田自民党は、確実な勝利を見込み、大村への推薦を正式に決定した。衆院補選で三連敗して後が無い岸田自民党が、負ける候補者に推薦を出すはずがないのだ。

 

公示後の戦術選挙

大村選挙戦はさらに激化した。出陣式には現静岡市長難波喬司が登場し、官僚出身のエリートとしての信頼感を強調。県西部での出陣式には、「Suzuki政治を許さない」と書かれたプラカードを持つ集団応援に駆けつけ、強烈な鈴木康友批判を展開した。

 

リニア問題でも、大井川流域の島田市長に「川勝が作った県の専門部会解散させるべき」と発言させ、リニア工事の早期許可公約とするなど、川勝前知事方針とは一線を画す姿勢を示した。このように、公示前に穏健な印象を与えつつ、公示後には支持者・支援者向けにやや過激戦術を展開するという二面性の戦略が奏功した。

 

自民党の執念と戦略的勝利

前回の知事選で自民が敗北した際、自民県連は「次は必ず勝つ」と誓い、準備を進めてきた。川勝の失言を徹底的に攻撃し、彼の人間性問題視するキャンペーンを展開。浜松市を含む施策戦略的に抑え込み、対川勝の選挙戦を想定して準備を進めてきた。結果、川勝は思わぬところで自爆して対戦相手は別人になったが、その成果は相手が誰であれ、与野党対決の選挙において通用するものとなった。

 

総じて、大村慎一の勝利は偶然ではなく、長期的な戦略と綿密な準備、メディア戦術の成果であった。静岡県知事選2024は、まさに大村慎一のための選挙戦だったと言えるだろう。

静岡県知事選2024 自民推薦候補が敗北した理由

2024年5月26日静岡県知事選挙において、自民党推薦の元総務官僚大村慎一は敗北した。その敗因を分析することで、選挙戦術課題静岡県政治情勢を明らかにしたい。

大村慎一の出馬と初期の戦略

川勝前知事の辞職表明後、真っ先に出馬を表明したのが大村慎一だった。彼は、川勝前知事によって生まれた分断を解消する「オール静岡」を掲げ、静岡県未来を担う候補として期待された。地元紙によれば、3年前の前回知事から自民推薦候補としてリストアップされており、その時は準備が整わず辞退したが、前回選挙直後から県内中東部の政財界コネクションを築き、出馬の地固めを進めていた。総務省に影響力を持つ自民党幹部も、県内各自治体の首長らに「大村を頼む」と支持をお願いする電話をかけ回っていたという。

結果、出馬表明後、県内各自治体の首長が続々と大村支持を表明し、地元メディアも連日「今日は〇〇市の市長大村支持を表明しました」と報じた。特にリニア問題で注目されている大井川流域市町の盟主である島田市長の支持表明は大きく取り上げられた。一方、対抗馬の鈴木康友に関しては、スズキ自動車会長とのつながりくらいしか報じられなかった。

また、大村鈴木も「環境を守りつつリニア推進」と表明したことで、争点がリニアから浜松球場建設問題に移った。何百億円も県予算をかける工事見積もりのため、浜松市以外の人から見れば反対が多い。メディアは最大争点として浜松球場問題を扱い、大村は「ゼロベース見直し」を掲げて支持を広げた。

ここまでは完璧だった。

自民党内部の情勢調査によれば、4月前半は当初は鈴木康友氏に大幅リードを許していたが、下旬になると一気に差を詰めていたという。

その結果、岸田率いる永田町自民党本部大村に推薦を出した。

敗北ルートの始まりだった。

過激選挙戦術リニア問題

選挙戦が本格化する中、大村陣営は「SUZUKI政治を許さない」といった過激プラカードを掲げ、対抗馬の鈴木康友への批判を強調した。この手法は、川勝前知事JR東海批判して支持を集めた「分断を煽る」戦術のものであり、県民の一部から逆効果となった。

リニア問題でも、「1年以内に解決する」と表明し、リニア工事環境アセス審査に期限を設けた。しかし、岐阜県の水枯れが報道され、大村演説先で急遽公約が書かれたプラカードの「1年以内に解決」の部分をステッカーで隠し、公約を取り下げるという失態を犯した。このような混乱は、有権者の信頼を失わせた。

浜松球場問題地域対立

争点として浜松球場問題を強調しすぎたことも問題だった。この戦術浜松市との対決色を強調しすぎる結果となり、地域対立を煽る形となった。西部VS中部の構図が目立ち、東部伊豆選挙への関心が低下し、更に浜松市鈴木陣営の結束を固めさせる結果となった。

自民党本部の推薦とその影響

自民党本部の推薦も裏目に出た。自民党裏金問題国民から拒絶されている現状では、推薦がむしろマイナスとなった。応援演説には地元上川陽子以外、政権幹部応援演説に入ることはなかった。その上川陽子演説も「失言」として報じられ失点にしかならなかった。

鈴木康友選挙戦術

鈴木康友選挙戦は、謙虚姿勢で始まった。東部地域市長から挨拶に来ないのは東部を軽視しているからだ」と批判された際には、出陣式を地元西部ではなく東部で行い、批判をかわした。特定政策を強調することなく、リニア問題岐阜の水枯れが報道された時も「拙速には進めない」と上手くかわした。さらに、河村たかし名古屋市長など民主党時代の同期を動員し、幅広い人脈をアピール立憲民主党議員応援演説を行い、与野党対決を前面に出すことで、大村側の自民党色を目立たせた。一方で、鈴木全面的支援したのは自民党浜松支部であり、また、菅義偉首相との蜜月関係も報じられるなど、自民支持層にも食い込んだ。

結論

大村慎一の敗北は、逆効果選挙戦術リニア問題での混乱、地域対立煽り自民党本部の推薦の裏目など、複数の要因が重なった結果である。これらの要因を総合的に考慮すると、大村が敗北したのは必然とも言えるだろう。この選挙結果は、静岡県政治情勢に新たな課題を投げかけている。

2024-05-25

   意見書

   中部精神事務所から申し立て人が広汎性発達障害に該当する旨の理由書および弁明書の提出があるがそこに記載されている内容は不合理に過ぎるものでとうてい認められない。

   理由は、申し立て人の30,40年間の人生について都合のいいような抜き書きとまとめをしているだけの診断書で何の根拠もないこと、明らかに虚偽であること、本件診察医においても

   明らかに虚偽であることを理解していてあえて診断書を書いていること。専門的技術的な知見に基づいても申立人を昭和63年以来の広汎性発達障害が存すると認定したことについて

   およそ精神医学的な根拠理由存在していないという他ない。申立人にアスペルガー症候群が存するか否かについては結局、 申立人が、逮捕され刑務所に入るまでは明らかに祖母と一緒

   に暮らしていた単なる子供であったこと、申立人がASD罹患したのは黒羽刑務所の訓練の結果であることは明白であり、黒羽刑務所の訓練の内容の分析いかんによってくるのであるから

   その訓練の内容を分析し、訓練によって申立人がどのような精神疾患に罹患を完成されたかを決定するのが相当である。申立人の精神疾患は、平成26年9月25日から野田クリニックでの

   診察の結果、生来自閉症で応答に乏しく母親殆ど答える、留置所待遇批判法務局に行う、気に入らないことがあると大声を上げ、暴力はない。夜間に2時間~2時間30分の

   ジョギングをしており、規則に拘ることからASDで、被害妄想があることから統合失調症であって、精神障害の程度も、④で重度である評価されていた。

    関東信越厚生社会保険審査官は、幻覚妄想自閉感情平板化意欲の減退という状態を呈しており、気に入らないことがあると大声を上げるし服薬しないと寝られないなどがあるとして、

  その程度も、④であり、軽いとは言えないとして、年金等級を2級としている。しかし申立人が、逮捕以前に祖母暮らしていた子供であったこと、違法判決刑務所に服役したなどという

   常軌を逸した体験からすると、その精神症状が重いことは当然である

   小池百合子から意見書のようなものが送付されてきたが、必要のない資料が大量についているし、世田谷区にある中部精神部局からの弁明書はついていないという状態

    

2024-05-22

anond:20240521184742

「天下の県立○○高」でいきってるやつが滑稽だってだけだよ

浦高や県千葉翠嵐OBでそんなの見たことない

山形東や松本深志富山中部松山東や熊高のOBマーチあたりに進学してヤンキーとの交友を自慢してたら痛いよね

2024-04-15

伊丹空港の不便さを知らないだろう

東京大阪間を移動するのに、新幹線空路比較問題でいつも気になっていること。

大阪側の受け入れ先は、豊中市にある伊丹空港ということになるが、この空港日本で一番利便性の悪い空港だと思う。

羽田しろ成田しろ中部しろ空港から都心までの鉄道が通っているのが「常識であるが、伊丹空港ではこの常識通用しない。

まず伊丹空港には鉄道路線が乗り入れていない。

※厳密には大阪モノレールというのが乗り入れているが、これが役に立たない。

伊丹空港から大阪都心梅田)に行こうとしたら、リムジンバス一択しかないのである

このリムジンバスがクセモノで、交通量が大阪一多い新御堂筋を走るので、まあ遅れる。

伊丹から梅田まで30分かかるということになるが、まあ30分で行けたことが一度もない。

なので東京大阪間の移動は、新幹線一択なのは仕方がない。

2024-04-03

静岡県知事

県全体の人口360万人で、大井川流域に限ると60万人。

6人に1人は、リニア工事被害関係者関係者になりえるのだけど、

逆に考えたら6人に5人は、工事がどうなろうと関係なくて、特に問題視していない。

県民の大半は、JR交渉して有利な条件を引き出したうえで工事が始まれば良いと思ってる。

のぞみが止まる駅や頻度が増えたらありがたい。

お膝元の静岡市工事について条件付き賛成を示している以上、

県知事選で、リニアが争点になることはもはや考えづらく、

賛成派と反対派の一騎打ちで、反対派が勝利して民意がうんたらかんたらなんて到底あり得ない。

下手すると、立候補者全員が、条件付き賛成派になるかもしれない。

野党泡沫候補絶対反対で騒ぐとニュースに取り上げられるくらいはあるかも。

いずれにせよ、県民の最大の関心事は、次の知事がどの市から出るか?ということ。

無駄東西に長い県だけあって、県の東部中部西部のどこから知事がでるか?

でその後の県政が大きく変わる。県政とは利権のものであり、

血で血を洗う骨肉の選挙闘争が水面下で始まりつつある。

静岡県快速電車がないことを知ってくれ

静岡県民は東海道新幹線静岡飛ばしが嫌でゴネてる、みたいな話で他県の人に鼻で笑われる度に思うんだけど、

静岡県民が望むのはのぞみ停車やひかりこだまの増便ではなく在来線快速電車

18きっぷユーザーの人は知ってると思うけど、静岡東〜中部各駅停車しかない。

例えば、三島駅から静岡駅まで1時間ほどかかる。

時間によっては座れないこともある。

そんなとき、他県のように快速があれば早く行けて楽だよね。

でも、県内快速が停まリそうな駅はほぼ新幹線駅なわけ。(富士駅/新富士駅例外)

新幹線駅じゃないのは沼津くらい。

新幹線に乗ればいいじゃん、ってなってる現状で、今後JR東海快速電車を作ってくれるわけないよね。

2024-03-30

少し前、九州男尊女卑社会ってのが話題になったね。

うちの母親九州風習に嫌気が差して、就職を機に中部引っ越してそこで結婚したんだけど、長男である私には中学生の頃からいい大学に行って、いい会社就職しろって圧をかけてたし、その分、苦しい家計から塾代とかも出してくれていた。

一方、姉に対しては放任レベル適当で、中学もろくに通わず普通高校にすら受からなかったので、夜間高校へ進学、ファーストフードバイトしてそこで男捕まえて中退して結婚した。学歴としては中卒である

これも母親にも、女に教育不要と言う九州価値観が刷り込まれていたんだろうなと今になっては思う。それが嫌で九州から逃げ出しても、植え付けられなかった価値観からは逃げられなかった。

まれ育った場所で得てしまった価値観はその人間に一生つきまとうんだろうな。

2024-03-29

名古屋県

県外者に県名を一向に覚えてもらえない愛知県民の精一杯の強がり自虐なんだろうけど、下手すればお隣三重県ですら愛知県認識してないから本気で危機感覚えた方がいい。三重でも大阪寄りの場所に住んでて、高校大学奈良大阪に通ってた私からしたら、津から向こうの中部はみんな名古屋なんだよ。岐阜なんて知らねぇ。

2024-03-27

西は本当に牛肉文化だった

牛肉なんてステーキ牛丼以外でほとんど食べたことなかったけど、

西の方に来たら本当に細かいちょっとした肉まで全部牛

中部と南は鶏のイメージだけどなんでこんなに肉に差が出るんだ?その土地で育てやすいから?

2024-03-22

anond:20240322143350

燃えるごみってたしか持ち込みもできるんじゃなかったっけ。

ニュースで読んだ記憶がある。これかな。

京都府中部、家庭ごみ直接搬入で990円「高すぎる」 住民不満も手数料とる理由

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1120725

2024-03-06

牛乳を買えない家庭のお子さんが運動部に入るのは厳しいだろう

子供が遠慮して朝ごはん我慢して炎天下中部活をして熱中症になる

からよくあることだろう

周りからはサボっているように見えて和を乱しているということで嫌われるだろう

2024-03-04

地方ごとの「食ってそう」

北海道:魚食ってそう

東北ラーメン食ってそう

関東牛丼とかファミレスチェーン店で食ってそう

中部そば食ってそう

近畿お好み焼き(粉もの)食ってそう

中国わからん砂漠

四国うどん食ってそう

九州わからん大根

2024-02-12

anond:20240212170912

そもそもこういう文が、俺は前から後ろへと一気呵成に口をついて出てこないわ。

文章の真ん中部分を先に書いて導入や締めはどうしようかと考えたり、一文のなかでも真ん中や文末から書いて、それに合うのこりの部分をなんとかパズルみたいにひねり出すってのがざらなんだよね。

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