はてなキーワード: 音階とは
こまかいところだけど、あとあと混乱するといけないからな。
レミファ#ソラシド#レなら同じである
言わんとしてることはわかるけど、正式にはドレミファソラシドは単にスケール(音階)の音の並びを言ってるだけ。長調ならどれでも、ハ長調でも二長調でもどれでも、ドレミファソラシド。全部同じ。
ハ長調の場合、C(=ド)、D(=レ)、E(=ミ)、F(=ファ)、G(=ソ)、A(=ラ)、B(=シ)、C(=ド)。
二長調の場合、D(=ド)E(=レ)F#(=ミ)G(=ファ)A(=ソ)B(=ラ)C#(=シ)D(=ド)。
あとは同じ。
ただ、 慣用的に...CDEFGABC...を...ドレミファソラシド...と言い換えてはいる。だけど、移動ドの概念を意識したほうが、たぶんあとあと便利じゃないかな。
今までカラオケというものに全く興味が無かったわけではないが、人前で歌うなんて恥ずかしいし、歌いたい曲も無いのでベーシストであることを理由に、聴いたり演奏する方が好きだと避け続けていた。友人4人に連れられて入った薄明るい部屋では、緊張して、いっそう無口になっていた。まず、上手だと言われている友人Aがバラードを歌う。DAMの精密採点で93点。友人Bが歌う。88点。友人Cと友人Dがデュエットして歌う。81点。ここ数年のアニソンや、オリコンヒットチャートなんかに興味がほとんど無い俺は、彼らが得意とする曲に関する情報を全く知らなかった。Do As Infinityとか悲愴感とかELLE GARDENとか、名前は知ってるなと思う程度。リモコンが回されたとき、俺の手は既に汗だくだった。
友人AがiPodで前もって聴いておくと歌いやすいとアドバイスをくれたのだが、俺のソニーのウォークマンに入っている曲はクラシックとUKロック、邦楽は椎名林檎フリークで、くるりを1ヵ月に1回聴くぐらい。同じ曲ばかり1ヵ月程ずっと聴き、飽きたらまた別の曲を1ヵ月聴くサイクルの人間だから、歌える曲が全然無い。正直に歌えないと言うと、友人Cが強引に創聖のアクエリオンを送信し、一緒に歌おうと申し出た。歌える曲だったのでサビから通して歌い、俺の緊張はほぐされた。点数もそこそこだった。歌うことは決して恥ずかしいことじゃないし、難しいことでもない、と思った。楽しい、とさえ思った。
自信を付けた俺は9mmParabellumBulletの曲を入力し、歌った。自分の声とテンポと音階に愕然とし、歌唱中にも情け欲しさに苦笑いをした。結果は60点。どうやら最低点。最初はこうだと皆言う。くるりのばらの花を歌う。68点。くるりの別の曲を歌う。60点。どれも彼らの知らない曲。俺の歌に関して、もう誰も何も言わなくなり、俺は疲れて寝息を立てるするフリをする。そして、それにも彼らは興味関心を持とうとしない。同じく1度も行ったことの無い友人Dは70後半以上で終了まで歌い続けた。俺がもう独唱することは無く、強引にマイクを回されることも無かった。
死にたかった。恥ずかしかった。寝起きで気分が悪いと言い、電車で先に帰った。気遣いができる彼らは俺が去ってからすぐに、俺のことを話題にして笑っているのだろう。そんなことを思いながら家に着き、受験前と変わらぬ部屋に篭って少し寝た。
他の増田がいってたけど、あれ一発どりなの?
だとしたらなおさらすごいとおもうんだけど。
12音階としてはずれてるけど、スケールとしては常に一定してはずしているように俺には聞こえるよ。
たぶんちょっとピッチベンドするだけで、びっくりするほど普通の歌になっちゃうとおもう。
「ぽ」ーにょ「ぽ」ーにょの「ぽ」とか異様なほど一致してない?
あぁいう発声時の音をぴっちり揃えるのはプロの声楽家で絶対音階をもっていても無理だとおもう。
ただ、裏のおっさんがふらふら不協和音とってるのが嫌なだけじゃないの?
確かになじめない音ではある。でもそれもふくめてわざとでしょ。
素材は粗いかもしれないけど、これのディレクションはたいしたもんだとおもうんだけど。。
何かと不器用なことで悩んでいる。
まず、体育。球技がだめ。ボールをうまく扱えない。サッカーも小3で始めたが1年もたなかった。気がついたら感じる劣等感。
バレーでボールが飛んできてもうまく返せない。なぜかボールがまっすぐ上がらない。なぜかサーブが入らない。
サッカーで飛んできたボールをうまくトラップできない。見当違いな方に蹴ったボールが行く。シュートなんてもってのほか。
バスケなんて論外。あんな小さい輪っかに入るわけないっつうの。だいたいドリブルができない。ボールがついてこない。
当然他の種目もダメ。短距離走だけは平均ぐらいあったから何とかなったけど、長距離走なんか下から3番目から5番目くらい。
器械体操系はちょっとできたけど、別にめざましい活躍をするわけでもなく。
あと、カナヅチだった。中二のときは「生物は進化し陸に上がったのになぜわざわざ退化する必要があろうか」などと言っていたなあ。
図工、あるいは美術。
どうやったら絵が描けるのか分からなかった。大してやっていることは変わらないだろうになんであんな作品の質が変わってしまうのだろうか。
裁縫、ミシンなどは必ず残らされていた。終わるの後ろから3番目か5番目くらい。出来も下から3番目から5番目くらい。
先生の注意を反芻してしっかりやろうという意思はあるはずなのに、できない。
思うように手が動かず微妙にずれる、もしくは何かしら注意点とかやり方を忘れてやってしまう。
さらに、気がついたら作業が遅れている。友達と一緒にやっているように見えて、気がついたら二倍くらいの差がつく。
遅い上に雑でしかも回りにやり方聞いて迷惑をかけるという最悪な奴だ。
調理実習は野菜をとってくる、プリントを引っ張り出す、フライパンを洗う、箸を洗う、皿を洗う、そういうことしかしなかった。いや、できなかった。
音楽。これはもうちょっとましだった。小2からピアノを始めていたからだ。1年でやめてしまったが。
しかし、ましだというだけで、別に何もなく。
リコーダーは、指が回らなかったか音がちゃんと出なかった。まあ、それだけならみんなそうだから別に平均くらいなのだが、なぜか「音を聴いたらそれが音階上のどの音か分かる能力」を持っていたためにプライドは高く、ちょっとできないだけでずいぶんな劣等感を感じた。
そして、音痴だった。音を外す。歌っていると気がついたら音が外れている。「音を聴いたらそれが音階上のどの音か分かる能力」は歌には効果を発揮してくれなかった。リコーダーとか音がはずれるとそれを敏感に感じられたが、歌だと何も感じなかった。
中学に入って吹奏楽部に入って楽器を始め、結構頑張って楽器に関するコンプレックスはできずにすんだが、歌うことにおける音痴は直らなかった。カラオケなんかとんでもない。
授業だけでない。他の場面でもそうだった。
休み時間にするあやとり、折り紙。全然出来ない。あやとりなんかさっぱりだし、折り紙も、まず紙を半分にしっかりできない。裏側の白いのがはみ出る。どうやったらそうならずに折れるのか皆目分からない。
スキー、スケート。家族みんなができるのに自分はできない。中学のときに、4つ下の弟は思う存分滑っているのに自分は全然できなかったという記憶が残っている。
あと、自転車が乗れない。気がついたら乗れないままだ。
プログラミング。中学時代、周りにオタクが多かったんだが、彼らのうち何人かがプログラミングを始めた。自分も始めたが挫折。なぜかエラーが頻出する。周りはそういうこともなく形になっていった。
ゲームも苦手だ。対戦ゲームは最初っからへただし上達も遅い。後から始めた人の方がすぐうまくなるからやる気をなくす。ボードゲーム、カードゲーム、テレビゲーム問わず。
文化祭の準備で木材を切ったり、塗ったりするのも自分はできなかった。あまりに遅いし、あまりにできあがるものの質が悪いからだ。
とりあえず娯楽という娯楽、作業という作業において人より遅く、質が悪かった。
勉強だけはそこまでひどくなかった。
だが、これらのコンプレックスは消えない。何をやっても他人に劣る。
他人(いわゆるステレオタイプとしての一般人)よりできることは、まあ楽器がちょっとできるというだけだろうか。
でも、プレゼンテーションとか演説とかは得意。初対面となかよくなるのは得意。
しかし、人と比べると、当然のようにできることが出来ない上にしゃべることしか能がないのは本当にどうしようもない人間。さらに、病弱だとか家庭環境が悪いだとかのハンディキャップがあるわけではない。
悲しくなってくる。
このような悩みを共有できる人はいないのかねえ。
とりあえず聞いてほしくて増田に書いてみた。
何が悪くてこうなっちゃったんだろう。幼少時にずっと図鑑読んでて絵本も読まず折り紙とかそういうことを全くしなかったからか?
それとも、何事も続かない性格だったからか?
専門ではないのでアバウトですが。
「チャンチャンチャンチャン」は3つの音の間に半音程がないから、割と調性を感じさせない3音で、
コードとの関係からはペンタトニック(5音階:7音階から2音を省いた音階。沖縄音階なんかもそう)の
一部と解釈できると思う。
ペンタトニックはテトラコルドていう3音階が2つ積み上がったものと解釈できて、一般にはアジアっぽさを感じさせる音階と言える。
一応↓のように表記するけど、西洋の音階との一番大きい違いは主音がないことで、中心がコロコロ変わりうる。
Wikiにもあるけど、ドーファ、ソードの間に、互いに完全5度の関係にある2音がどこに入るかで、雰囲気が変わってくる。
例えば、
(1)ドーレbーファーソーラbード、なら雅楽その1(都節?)。
(2)ドーレ ーファーソーラ ード、なら雅楽その2(律とか呂とか?ここらへん曖昧)。
(3)ドーミbーファーソーシbード、ならいわゆるロックのペンタ、民謡音階など。
のように。
このイントロ3音は(便宜上)(3)の一部って感じではないかと。
でも「中国っぽい」と感じる要素で一番大きいのは音色じゃないかなあ。
使ってるスケールの問題じゃね?
普通、西洋はダイアトニックスケール使うから、このイントロみたいな使い方はしない。
西洋風にやりたいなら、この音配置は逆。
この順序でいきたいのだったら洋楽なら、ここは半音下の音をつかうはず。
じゃないと次のコードにいけないからね。
同様にBメロのところは、
ピッチベンドで西洋音楽ではいっちゃいけない所に音を飛ばしている。
あと、微妙に12音階外れた音いれてるのもオリエンタルを感じさせる要因なんじゃないかな。
イントロのこの単純な刻みもDTMなのにわざわざアタックだけずらしてるよ。
ほら貝を吹いたときみたいな音の変化というのかな。
そういう工夫がされてる。
http://anond.hatelabo.jp/20070609162039
ド …… 赤
レ …… 黄
ミ …… 緑
ファ …… オレンジ
ソ …… 水色(空色)
ラ …… 紫
シ …… 白
小さいころピアノを習わされていたが(嫌になって小6でやめた)、確かに音階によって色のイメージが浮かぶことがあった。
今はもう、長いことやってないので希薄だけど、ぼんやりと懐かしさと共にそんな感覚もあったなぁ、と思い出すことはある。
自分の友達とか、周りの人に対する色のイメージ、だったらみんなあるんじゃない?
だれだれは赤いイメージ、とか。その人が好きな色から印象付けられたり、とかじゃなくって、その人を思い出したときに一緒に浮かび上がる色のイメージ。
このエントリーを見て、あみんの「待つわ」が気になって鍵盤で弾いてみた。
今までこの曲は F minor だと頭の中で思いこんでいたのに実は E minor であることが判明した。
元曲のソースなんて持っていないので、頭の中に曲を思い浮かべて音を合わせた。
このことから、
「自分の持つ絶対音感は思っていたよりも正確であること」「それを音階に変換する能力が単に雑であること」
がわかった。今までは単に
「すごく正確なわけではないが絶対音感を持っている」
と思っていたので、これは新たな発見である。頭の中では正確な音程が取れていたみたい。
カラオケに行って原曲キーで伴奏が流れないとすごく気になりませんか?
とりあえず聞いてみる。
昨日寝起きに屁をこいたら3発でた。
ブッ、ブッ、ブッ。
とにかくすべてが完璧だった。
なにか楽器が鳴ってるのかと思った。
しかもその曲が
アーーアッアッアッアッアッアッアッアッアーー
アーーアッアッアッアッアッアッアッアッアーー
の、イントロ4音のうちの3音だった。
頭の中で天使あたりが光臨してきた。
バッハだかモーツァルトだかヴェルディだか知らないがこんな風にして曲をつくったのかと思った。
たぶんこれから一生こんなこともないだろう。
そんなことを昨日増田で書いてから寝ようと思ったら増田が落ちていた。
書いて忘れるつもりだったのに、おかげさまで長期記憶に入ってしまった。
これは一生忘れられないかもしれない。
初めて彼女を知ったのは雨の日だった。
酷く朽ちた椅子が雨に打たれ夜の街頭の切れ端の中、刻まれた皺の数を数える老樹の様に、
そっとそこに存在していた。体は今にもコケを生やしそうな程に腐っていて、座ろうなんて少しも思わないけれど、
もし誰かが座ろうものなら翌朝には、土に帰っているんじゃないのかなっていう程に脆そうで。
毎日毎日変わることなく、何気なしにその道を通り彼女を感じていた。
経緯なんてチープなもので理由もあって無いようなもの。
けれど私の時間の共有できる部分を霞めたものを感じていたかったのは本当だったと思う。
擬人化という言葉が適切かどうか私には分らないけれど、いつしか彼女という固有名詞が自分の中で確立していった。
誰が捨てたのかも分らない。
見れば雨風に当てられるようになったのがここ最近の話ではないように感じた。
ある夜は空へ解かれた星空を眺め、ある夜は野良猫や野良犬の雨宿りスポットになっていたのかもしれない。
そしてある夜は私の様な人間の相手をして。
けれど何処かの物語の様に「おはよう」「こんばんは」なんて言葉は彼女に対して私の中に産まれてくることは無かった。
誰かが何処かへ運ぶ訳でもなく、ただソコに存在したという記憶。
彼女のことをここを通るどれだけの人が知っているだろうなんて考えるのは馬鹿馬鹿しいのかもしれないけれど。
「変わらないものなんて何も無いんだよ」
そう彼女は終わり際に私へと歌っているように感じた。
賛美歌のように雨が彼女の体を撫でる中、指先で彼女の足へと触れてみた。
冷たくて何所か暖かい感触が体へと伝う。その途端に崩れ落ちるように目の前に彼女の体が横たわり雨粒を舞い上げた。
始めてあった時と同じように澄んだ空気と傘を撫でる優しい雨音の中に生を終えたんだと知った。
心の温もりで癒すように眠りについた彼女の体を抱き上げ、彼女の欠片をハンカチへと包み込んだ。
目蓋を閉じる。
黒髪を肩まで流し、黒いドレスを着た女性が一人、胸元に鮮やかな赤い花を抱え、
場違いな程に異質な空間のなか傘も差さず、穏やかに微笑んでいた。
壊れたオルゴールから流れる途切れ途切れな音階の様に雨音が、白い息と共に声を拾い上げる。
「はじめから理解ってたよ...
でも......もうさようなら......」