はてなキーワード: 欠片とは
多分あなた、ステータスが満たされてても満足できない類の人間だよ。自分に才能があると思ってるんだったら、それ相応の根拠があるのでしょう。でもその根拠となることで満足できてない、ってことは、今以上のステータスを手に入れても満足できません。
自分に満足できていたら他人に絡まない、という仮説は多分正しいけど、ステータスを上げたら自分に満足できる、という仮説はきっと間違い。本当に年収があれば自分の嫌なところが見えなくなると思ってるの?
だから、人を腐したくないのならば遠回りみたいに自己満足する道を探すんじゃなくて、直接その人を腐さないようにするのがいいと思うよ。それは、視点を変えれば簡単にできる。逆に言えば、視点を変えない限りあなたが他の人の嫌なとこばかり見てしまう人間だってのは欠片も変わらない。
人と自分の違いをしっかり認めて尊重できる、そんな人になるのがきっと一番の近道。
後、そのクソみたいなプライドを鎮める方法だけど、価値観の違う友達を作るといいと思うよ。もう社会人だから難しいかもしれないけれど。
そのプライドの高さはきっとある一つの物差しに支えられているものでしょう。
でも、世の中いろんな物差しがあって、他の物差しで計ったらあなたのプライドの根拠になることなんてほんの些細なものに見えるよ。さっきの視点を変える、ってことに通じるけど、もっといろいろ相対的に見れると、自分のちっぽけさにも気づくし他の人の凄さにも気づけて、クソみたいなプライドなんて鎮まるんじゃないかな?
まず人間と動物(ここでは人間を含まないということにして)の違いは
理性を持っているか持っていないかとされている(少なくとも人間の間では).
理性「感情におぼれずに,筋道を立てて物事を考え判断する能力」(goo 辞書より)
その一点だけが理由かどうかは自分には分からないが,
< 引用 >--
神はまた言われた,
「われわれのかたちに,われわれにかたどって人を造り,
これに海の魚と,空の鳥と,家畜と,地のすべての獣と,
地のすべての這うものとを治めさせよう」
--
となっている.
人間は「動物の生死を自由にしてよい」という暗黙の了解があるように思う.
それと同時に「動物を管理する」という役割も担っている.
1)人間が生きる為に理由があって動物を殺すのは「正義」だとみなされる.
2)動物を理由なく無差別に殺害するのは犯罪であり「悪」とされる(よね?).
2)のような行為を行うのは
「感情におぼれずに,筋道を立てて物事を考え判断する能力」を失っている,
つまり「理性」を失っているとみなされる.人間唯一の能力を失っていた時点で
その人は人間である為の条件を満たしていないとみなされ裁かれてしまう.
と,ここまでは一般的に人間が動物を殺してよい理由だと思っているが,
基本的に人間はどんな理由があろうと人間を殺してはならないとされている.
人を殺すのはその人の「理性」を殺すことであり「悪」とされる.
という考え方はどうだろう??
(では「理性」を失った人間を殺してもいいのかという新たな疑問がわくが…)
http://anond.hatelabo.jp/20070315141026
日頃から親族とどういう関係を結んでるかが如実に表れるってだけじゃないの。
それを訳知り顔に虚無主義に悟ったようなこと言われてもなあ。確かに墓だの戒名だのにはくだらない風習も多いけどさ。
故人の為という気持ちで行う、故人と故人をとりまく人たちの為の儀式(anond:20070315150343)
まったくその通り。で、故人を取り巻く人たちに思いが欠片もなけりゃ、元記事のような葬式になるんだろうな。その場合は当然ながら、故人の生前に何かをしてやろうなんて気だって起きるわけもなく。その意識がそのまま葬式に表れ出ますよ、と。
南無阿弥陀仏十連続(浄土真宗の十念な)で親族一同噴き出しそうになってた一族郎党不信心な者からお届けしました。それでも葬式は故人を悼むのに良い場だったよ。
ここの使い方ってなんなんだろうね。
「バレンタインデーは菓子会社の陰謀だ!ホワイトデーに3倍返しだと!?ふざけるな!女は皆死ねばいいんだ!マスコミの恋愛至上主義に踊らされやがって!なぜそれがわからない!」
「…ずっとこの調子です。二人きりで話なんてできるわけがない。」
「いや、刑事さん。どうしても二人だけで話をさせてください。この症例には心当たりがあるんです。そうでなければ鑑定できません。」
―何かあったらすぐにやめさせますよ
そういった不満げな顔の刑事を部屋の外に残し、佐藤は取調室に入っていった。
「俺をここから出せ!今すぐこんな腐った世界は今すぐにでも壊さなければならない!」
「はじめまして。あなたの担当をさせて頂くことにな…」
「出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!」
「落ち着いてください。」
「出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!」
「いいですか。
あなたのいま感じている感情は精神的疾患の一種かもしれません。しずめる方法は私が知っています。私に任せてくれませんか。」
「ちょう・・・せん・・・せ・・・」
佐藤の言葉を聞いた男は、何事かつぶやいた後にまるで火が消えたように大人しくなった。
「さて。やっとお話ができそうですね。単刀直入にお尋ねします。あなたはアダルトゲーム…エロゲーですね。を遊ばれた事は?」
「…あります」
「やはりそうですか。それもかなりの頻度でプレイされている…」
「はい」
「では、もう一つお尋ねします。とは言っても別に答えなくても結構なんですが。
あなたは特定の女性と親密な関係になり、性的交渉をもたれたことは?」
「なぜそんな事を聞くんだ!お前も恋愛で人間としての価値の全てを決める屑なのか!」
「いいですか。これはどうしても必要な事なんです。私は貴方と同じような状態になった方を何名も見てきました。そして彼らには共通するう特徴があったんです。それが全員アダルトゲームの愛好者であったこと、そしてもう一つは今まで一度も恋人と肉体的な関わりを持たなかったこと。です。」
「ゲームの趣向と今回の件は全く関係ない!エロゲは現実逃避でもない!仮想と現実の区別はついている!」
「別にアダルトゲームが悪いというわけではありません。ただ…全員恋愛面では恵まれていなかった。正直なところ見た目でそれがわかるほどに。つまり、普段殆ど恋愛に縁のない人間だった。」
「ある年齢を超えた場合、独り身の人間に向けられる周囲からのプレッシャーというのは精神的にかなり厳しいものです。そこで心を病んでしまう人もいます。ただ、今風の恋愛の輪の中に入っていない人、そういった人で全く色恋から外れて周囲に異性も居ない人はそれほどショックは大きくないんですよ。でもアダルトゲーム愛好者は常時その恋愛という物にどっぷりと浸かってしまっている。それでも、ゲームはゲーム区別はついていると全員言っていましたし、実際に調べてみても現実と虚構が混ざっているような人は居なかった。でもね、たとえ虚構だとしても恋愛のプラスの部分だけ、付き合ったあとの事嫌な事も描かれない物語は恋愛の特に甘ったるい所だけを煮詰めたようなものです。幸せな恋愛をして最後に性的な交渉を持つ。こういった物語をたとえ虚構だとわかっていてもずっと見続けることで精神的に影響があるのではないか、と私は見ています。
独り身で毎日がクリスマスのような街の結婚相談所に就職したような状態を想像してみてください。耐えられそうですか?自分が得られなかった物、自己の肯定、そういった物が揃っている現実を次々と見せ付けられる。物語だとわかっている事が全ての抑止になるわけではありません。物語というのはわかっていても、どうしても現在の自分の境遇と無意識のうちに比べてしまう。こんな恋愛があり従順で可愛げのある女の子が自分の周りいるのか?その欠片すら現実の女性は持っていないのではないのか?現実と虚構の満たされなさは膨らんでいきます。
常時こういったゲームを主にやり続けて行くという事は傷口に塩をすり込む様な事を何年も続けていく事になるのだと思います。気が触れるというのはある日ある出来事が原因で突然起こる事はまずありません。大抵は心を蝕む原因があってそれが長い年月をかけてゆっくりと心を捻じ曲げていくのです。貴方の女性に対する嫌悪と怒りの根源はなんなのか考えたことはありますか?現実と虚構の区別がつかないのではなく、これは精神疾患の一種ではないか、と私は見ています。」
「・・・そんな事はない。現実の恋愛には興味はない。そういった世界とは隔絶している。あくまでゲームは・・・趣味だ。」
「そうですね。それでもはこう考えられませんか?貴方はゲームの登場人物に対して特別な思いを抱いているはずです。貴方は今までプレイしたアダルトゲームの数を覚えていますか?そのゲーム、買い集めたその登場人物のグッズそういった物があるわけですよね。でも、貴方がこれから先女性に傷でも負わせるような事件を起こしてしまったとする。するとその…『彼女』達はどうなるんでしょうね。物語の人物ですよ。貴方以外に誰がその存在を認められるんですか?普通の人々には単なる紙やデジタルデータでしかない物から価値を見出して保存してくれるといいですけどね。」
「・・・・」
「でも、現実はそうじゃないはずです。それは現実と虚構の区別がついている貴方にならわかるはずでしょう。これからの自分のために、過去の思い出も守るために。貴方には治療が必要なんですよ。中毒を治さないといけないんです。ゆっくりとプレイする回数を減らしていきましょう。まだ貴方はやり直しがききます。」
「わかりました。よろしく・・・お願いします」
http://anond.hatelabo.jp/20070313112314
医学の世界に全くのド素人が口を出すことだってしょっちゅう。自分の世界だけ特別だと思っている時点で論外なお子様。
だが、一般人のクソ意見なんて、全く話にならないし論理性の欠片も無く、根拠なんて意識すらされていないことばかりなのは同意。
だけど教育学者や日教組の意見や方針も全く話にならないことも少なくないよな。
文系人間は「科学的根拠」ってモノが理解出来ないらしい。科学的根拠の欠片もない意見で方針を決める。アホかと。
「ある国ではこういうときにこういう方法でこうなりました。それが根拠です。」もうね、どこまでアホなのかと。
逆に言うと、その手のものは食べられない(orお忍びで誰かに買ってきてもらうしかできない)訳で、
それを幸せと見るか不幸と見るか…
自分の好きな相手は自分のことをどう思っているのかということに欠片も考えが至らない、つまり自分が拒否されるなんて欠片も考えない(もしくは拒否されても気にしない)その人はモテだ。
初めて彼女を知ったのは雨の日だった。
酷く朽ちた椅子が雨に打たれ夜の街頭の切れ端の中、刻まれた皺の数を数える老樹の様に、
そっとそこに存在していた。体は今にもコケを生やしそうな程に腐っていて、座ろうなんて少しも思わないけれど、
もし誰かが座ろうものなら翌朝には、土に帰っているんじゃないのかなっていう程に脆そうで。
毎日毎日変わることなく、何気なしにその道を通り彼女を感じていた。
経緯なんてチープなもので理由もあって無いようなもの。
けれど私の時間の共有できる部分を霞めたものを感じていたかったのは本当だったと思う。
擬人化という言葉が適切かどうか私には分らないけれど、いつしか彼女という固有名詞が自分の中で確立していった。
誰が捨てたのかも分らない。
見れば雨風に当てられるようになったのがここ最近の話ではないように感じた。
ある夜は空へ解かれた星空を眺め、ある夜は野良猫や野良犬の雨宿りスポットになっていたのかもしれない。
そしてある夜は私の様な人間の相手をして。
けれど何処かの物語の様に「おはよう」「こんばんは」なんて言葉は彼女に対して私の中に産まれてくることは無かった。
誰かが何処かへ運ぶ訳でもなく、ただソコに存在したという記憶。
彼女のことをここを通るどれだけの人が知っているだろうなんて考えるのは馬鹿馬鹿しいのかもしれないけれど。
「変わらないものなんて何も無いんだよ」
そう彼女は終わり際に私へと歌っているように感じた。
賛美歌のように雨が彼女の体を撫でる中、指先で彼女の足へと触れてみた。
冷たくて何所か暖かい感触が体へと伝う。その途端に崩れ落ちるように目の前に彼女の体が横たわり雨粒を舞い上げた。
始めてあった時と同じように澄んだ空気と傘を撫でる優しい雨音の中に生を終えたんだと知った。
心の温もりで癒すように眠りについた彼女の体を抱き上げ、彼女の欠片をハンカチへと包み込んだ。
目蓋を閉じる。
黒髪を肩まで流し、黒いドレスを着た女性が一人、胸元に鮮やかな赤い花を抱え、
場違いな程に異質な空間のなか傘も差さず、穏やかに微笑んでいた。
壊れたオルゴールから流れる途切れ途切れな音階の様に雨音が、白い息と共に声を拾い上げる。
「はじめから理解ってたよ...
でも......もうさようなら......」