はてなキーワード: 有頂天とは
人間の性は善か悪か
太古の昔から続く論争に、人間の性は善か悪かと言う問いがあります。
人間の性は善であるとの説(=性善説)を唱えた代表は孟子です。
孟子は、
「人間ならば誰しも生まれつき人の不幸をあわれみ悼む心がある。目の前に今にも井戸に落ちそうな子供がいたら、誰に教わった訳でなくとも、手を差し伸べて助けるであろう。これこそが人間の本性であり、人間の元々の性は善なのだ。」
と主張しました。一理あると思います。
人間の性は悪であるとの説(=性悪説)を唱えた代表は荀子です。
荀子は、
「人は誰でも生まれつき欲望を持っている。利益を追い快楽を求めようとする人間の本能のままに行動すれば必ず争いごとが起こり、社会が混乱してしまう。だからこそ法律による指導や、道徳による教化が必要なのだ。」
と主張しました。これも一理あると思います。
一方、私の知人に、人間の性を一言で表現するとすれば弱である(=性弱説)と考える人がいます。すなわち
「人は元来弱い生き物である。禁酒や禁煙の誓いは簡単に破られ、ダイエット計画はすぐに中止される。夏休み初日にたてた学習計画を最後まで守ったと言う人にいまだかつて会ったことがない。うまくいった時は自分の手柄にするくせに、うまくいかなかった時は他人のせいにする。少々褒められただけですぐに有頂天になり、ちょっと叱られただけですぐに落胆する。自分の努力不足は棚にあげて、他人の成功を妬み嫉む。 -- (中略) -- だからこそ、自分自身を含めて、人は誰しも基本的に弱い存在であると言う前提にたって付き合う必要がある。」
との考えです。
前に、増田で、僕と似たような悩み?を書いてた人がいたんだ
その人も承認されたくてやってるみたいな感じで、僕も凄く共感覚えて読んでたんだけど、そのエントリに対する反応は散々なもので、それを書いた増田はどう思ったか知らないけど、それに共感した僕はどこかそれにショックを受けた。
バカバカしいとか、中ニ病だとか、そんな気持ちでやるなんて(ryとか、それじゃ永遠に身体もたないよ、とか、かわいそうな人だとか……僕に言われたわけじゃないけど、まるっきり共感してた僕にとっては僕に言われたも同然に感じて、ショックだった。でもそれが引き金となって本格的に考えるようになった。
確かに、皆が言う通りバカバカしいのかもなって。
別にそのエントリが原因じゃなくて、多分心の底ではうっすら思ってたことだったんだと思うけど。
何にせよそれから本格的に「確かにバカみたいかもしれない」って思った。そんな事で苦労するのって。独り相撲だし。際限ないし。
なんか、エジソンの例まで出されて凄く美化されてる気がするけど、僕が凄いといわれたいから、っていうのは、そんな大層なものじゃなくて、単純に「僕が」すごいといわれたいだけで、他者への暖かい気持ちがあるわけじゃない。ただ賞賛を得たいのは、それが「僕を」飾り立てるものだからであって、他人を喜ばせたいからじゃない。僕がいい大学いったのも、それで親を喜ばせたいとかじゃなくて単純に「あいつは凄い奴だ」っていわれて有頂天になりたいだけ。変わった趣味を持ってるのもそれが楽しいからでも他人を喜ばせたいからでもなく単純に「あいつあんな変わった趣味までもっててマニアックだ」とか言われてみたいだけ。単純に「こんな僕」に酔ってるだけ。要するに。その酔いを得るために他人の賞賛を求める、その賞賛を求めるがゆえに行動してるってだけで、そんな全然大層なものじゃない(現に、僕と同じ思いを書いた人は叩かれまくってたしね。僕の表現が悪いんだと思う。今もどう表せばいいのか分からない)。
三年間ずっと好きだった人に彼女できちゃった。
本人には確認してない。ただ、飲み会で遠くの席、あの人が
「彼女待たせるわけにいかないから」って笑ってたのを見た。
一年目に告白して振られて、それでも仲良くしてくれて、ずっと好きなままで、メールとか電話とか普通できる間柄になって、あーやっぱり好きだなどうしようって思ってたこの頃だったけど、
彼女ができてたらしい。あれっ、そゆの言い合えるくらい仲良くなったとおもってた。
そう思ってたのは私だけだったみたい。優しいのはきっと、みんなにだと思う。
ああ、ほかの人のものになっちゃった。ずうっと彼女いないって聞いてて、私は一回り近い年齢差がダメだから、ってことわられた。それでも笑って傍にいてくれよって言われて有頂天になったり、
俺にならお前も悩みとか言えるだろ?俺もお前にならなんでかほんとのこといえる、とか
いわれたりして、有頂天になったりしてた。ほかのひとのものになっちゃった。
ずっとその人悩んでた。子供に自前の病気、遺伝したらいやだから結婚できない、って。
…その悩みもぶっとばせるくらい、好きな人、できたんだ。
幸せになったらいいと思う。けどなんか、今はちょっと、かなしい。
國府田マリコのおっかけをやって10余年が経過した。
当時大学3年生だったオレはGS美神のおキヌちゃんをやってたマリ姉に出会い、
即効でファンになった。元々合コンや女の子とは縁のない生活だったが、
それからはマリ姉の為だけに生きてきたようなモンだ。
毎日マリ姉の歌を聴き、毎週ラジオも聴き、もちろんハガキも出しまくって
全国ツアーで一緒に全国制覇したのも二度や三度じゃない。
ファンやって二年目、握手会で俺の名前を覚えてくれてた時には
嬉しくて本気で涙が出た。人生で最高の喜びだと有頂天になって、帰り道一人で吼えてた。
地元の役場の事務に就職した後も、それだけが楽しみで生きてきた。
他の事は考えようとしなかった。結婚も、彼女も、友達も、そんなのは関係ない、いらないと思ってた。
そして去年の9月。
目を疑った。絶対ありえない、絶対ありえない。死んでもありえない。
・・・なんであんな男が。ふざけんな。どこがいいんだ。
マリ姉と釣り合わない、失礼だ。ふざけんな。ふざけんな。一週間仕事を休んだ。
失意の内に半年が経った。もうラジオも聴いてない。会員番号2ケタ前半のファンクラブも辞めた。
最近になってようやく、俺も自分の幸せを掴もう…そう思えるようになってきた。
だけど俺には何も残ってなかった。20代という多感な時期に何もしなかったんだ。当たり前だ。
マトモに他人と喋ったのはいつだっただろう。女の子とおしゃべりをしたのはいつだっただろう。
恋について、結婚について、そして人生について最後に考えたのはいつだったんだろう。
残ったのはブサイクで汚い30代の中身スッカラカンな男。それだけ。
こんなのが今更どうやって幸せ掴めってんだ。声優のおっかけは何も生み出さなかった。
それに今まで気づかなかった俺は最高にバカだ。
そして朝っぱらからこんなグチをネットでしかこぼせない俺は最高に惨めだ。
是非俺を笑ってくれ。蔑んでくれ。そして自分の人生をもう一度考えるキッカケにしてくれ…
http://anond.hatelabo.jp/20071028184731
何が大事なのかわからなくなってるくせに、つっこみだけはしたい、いや、というか、誰でもいいから自分より頭が悪いと思わないと震えが止まらないから、こんな事言い出す。
やれやれ。
昔、まだネットもそんなに普及してなかった頃さ。
俺は、あるアイドルと、アニメの、オタクだったんだよ。小、中学生くらいだったかな。
今でこそ、アニメの情報なんて、アニメのタイトルちょちょっとグーグルの検索窓にいれてちょいとエンターキー押せば、基本的な情報はすぐに知ることが出来る。もう少し詳しく検索すれば、より細かい、いらんだろこんな知識、ってなもんまで、手に入れる事が出来る。今このアニメのグッズはどれほど出ていて、値段はどうか、DVDはいつでるのか、あの原作の本の新刊はいつ出るのか、キャラクターの細かい設定はどうだったか……そういったものは、当時は、忘れないように雑誌をチェックしたり、自分で本を見て調べたりする必要があった。でも今は、そんなの知らなくたって、ちょいと検索すればすぐ出てくる。当時は、ある漫画の、細かいネタ探しなんかを一生懸命して、友達に発表したりして、「すげー!よくこんなのみつけたな!」なんていわれてちょっぴり有頂天になってみたりしたものだったが、今は雑誌が発売されればその日のうちにすぐどこかのサイトで当時の俺など及びもしないみっちりした検証が発表される。当時俺がハマっていたアイドルに関する知識なんて、ファンクラブに入ったり、それか出演してそうな音楽雑誌をチェックして、インタビューをチェックしたり、テレビを見たり、そのくらいでしか得られなかった。今は、アイドルの名前を検索すれば、どの雑誌にいつインタビューが載るか、どのテレビに出るのか、ラジオに出るのか、ライブはいつで、グッズはこれだけ出ていて、詳しいプロフィールはこうで、ついでに怪しいながらもアイドルの裏話みたいなのもすぐ出てくる。それらが、簡潔にまとまったページが、すぐに出てくる。当時俺が消防なりに苦労してた知識は、今となっちゃ検索一発で出てくるファンサイトのある一ページで事が済む。
当時は、色んな知識を覚えておく必要があった。
でも今は、そんな必要がない。ノートパソコン、いや携帯の一つでもあれば、当時覚えていた知識なんて、すぐに取り出せる。その知識を、ワード等を使いメモで残しておく必要さえなくて、どこにその情報があったかすらもたいして覚えなくて良くて、ただ、アニメや漫画やアイドルのタイトルを検索しさえすれば、たちまち情報が引き出せる。
これはオタに限った事じゃないかもしれない。俺は、昔より、「頭の中に知識を蓄えておこう」そんな意識が確実に薄まっている。「あとで検索すればいいや」「検索すれば分かるし」「ブクマに入ってるし」……。そんな意識が代わりに出現してきた。記憶装置が、自分の脳でなく、外部にあるという感覚。これは素晴らしいことだと思う。だが一方、「覚えよう」という意識が、本当に薄まっている事に気付く。「覚える」のに対し、モチベーションが湧かないのだ。だって、すぐそこにあるPCを起動させて検索すればたちまち一気に手に入る情報なのだから。最早それを覚えようとするのは、受験勉強の感覚に近い。受験といえば、ネットが普及して以来、俺は受験や試験勉強以外、「覚えよう」とほとんど思っていない気がする。だからなのか、近頃まだそんな年ではないというのに物忘れがちょくちょくある気がする(まあこれは思い込みかもしれないが…)。ネットは明らかに便利でいいものだと思う。以前より、断然環境としてはよくなったと思う。しかしあまりにその外部記憶装置に頼りすぎ、自分の脳内の記憶装置の中身が明らかに少なくなっている。それが怖い。「調べれば分かるから」という意識があるがゆえ、寧ろ前より知識が多くなっているように感じるのだが、自分の脳内だけを見れば、ほとんど空っぽだ(いいすぎだが)。
何がいいたいか分からなくなってしまった。
当時より格段に早く情報を一括して入手できるようになったけれど、それは「皆も同じ」なのだ……
当時消防厨房だった頃俺「だけが」ネットを使えていたらそれはもう凄い装置だったろうが、
それが基本である今、知識自慢なども出来ず(必死になって覚えたところで、皆もそれらの知識をどうせ入手できるからだ。ただ、それを脳で「覚えていない」というだけで。要するにただの記憶力自慢になるだけ)また、そもそも、「凄い知識を持ったてっぺんの人たち」「凄い技術を持ったてっぺんの人たち」の存在が、知識同様、容易に分かってしまうから、今更それを目指す気にもなれない。最早俺より凄い人は常にいて、知識は皆が知りえるところにたっぷりと置いてある。どんどん、オタク世界は、他人と差をつけ辛くなっている。つける必要なんてないかもしれないが、あの切磋琢磨感はもう得られないのだろうか、と思うと、それはそれで少し寂しいものがあるのだ……。
本当は、徐々に好きになってったんじゃなくて、貴方に一目ぼれしていたこと。
本当は、貴方と会う日には朝からやっていたお化粧を一度落としてからお化粧をやり直していたこと。
本当は、貴方と話してみたかったから一時間の隙間に無理いって頼み込んで私の仕事をいれて貰ったこと。
本当は、貴方の書いてくれたアドレスのメモを今でも定期入れに大事に保管していること。
本当は、元彼なんて一人もいないこと。処女です。てへ。
本当は、貴方と電話したいがために相談事をもちかけたこと。実はそんなに困ってはなかったの。
本当は、貴方とデートしたいがためにわざと貴方に借りを作ったこと。
本当は、貴方と一度出かけたあの日が、私が男の人と初めて二人きりで街を歩いた日だったこと。
本当は、メールの返信がきただけでも嬉しくてくすぐったくて涙を思わず流してたこと。
本当は、頭を撫でられたあの時、嬉しくてどきどきして死んでしまうかと思ったこと。
本当は、貴方と身体が偶然に触れ合っていたあの時、犯されたいな、と思ってしまっていたこと。
本当は、貴方の役に立ちたくってあの仕事をやったこと。あんたのためにやったんじゃない、なんて言っちゃってごめんなさい。
本当は、貴方と話せた日はガッツポーズして帰ってたこと。知らないでしょう、貴方の言葉が人をあんなに有頂天にさせるなんて。
本当は、貴方の身体のことを知って、帰ってから泣いたこと。沢山傷つけてたら、ごめんね。ごめんなさい。
本当は、貴方の昔の話を少し、知っていること。
本当は、未だに貴方を好きなこと。
沢山沢山貴方に言っていないことがあります。貴方が私を「オンナ」にしてくれたんだと思っています。
貴方に出会えてよかったという気持ちは一つも変わりません。
真昼間から駄文を増田に書き連ねるのもどうかと思うけど、まぁ書かせてくれよ。
そのまま流れで会おうって話になった。
それでこの前、二人でご飯を食べてきた。
お酒も進み、そのままいい感じになって、一緒に一晩を過ごした。
うれしかった。
そのメールはひどく簡潔にまとまっていて、つまりもう会えないって内容だ。
他に好きな人がいるからだって。
こんな経験って今まで無くて、有頂天になってて。
今思うと一晩だけでアホなのかなって自分で思うけど、
やっぱりもっと一緒にいたかったのに、って思った。
たぶん好きなんだ。
でもそれが叶わない、って頭で理解して、そのまま諦めようって思った。
ご飯を食べた時に貰ったチョコ。
非モテな自分にしては結構快挙かもしれない。
でも食べる気にも捨てる気にもなれない。