本当は、徐々に好きになってったんじゃなくて、貴方に一目ぼれしていたこと。
本当は、貴方と会う日には朝からやっていたお化粧を一度落としてからお化粧をやり直していたこと。
本当は、貴方と話してみたかったから一時間の隙間に無理いって頼み込んで私の仕事をいれて貰ったこと。
本当は、貴方の書いてくれたアドレスのメモを今でも定期入れに大事に保管していること。
本当は、元彼なんて一人もいないこと。処女です。てへ。
本当は、貴方と電話したいがために相談事をもちかけたこと。実はそんなに困ってはなかったの。
本当は、貴方とデートしたいがためにわざと貴方に借りを作ったこと。
本当は、貴方と一度出かけたあの日が、私が男の人と初めて二人きりで街を歩いた日だったこと。
本当は、メールの返信がきただけでも嬉しくてくすぐったくて涙を思わず流してたこと。
本当は、頭を撫でられたあの時、嬉しくてどきどきして死んでしまうかと思ったこと。
本当は、貴方と身体が偶然に触れ合っていたあの時、犯されたいな、と思ってしまっていたこと。
本当は、貴方の役に立ちたくってあの仕事をやったこと。あんたのためにやったんじゃない、なんて言っちゃってごめんなさい。
本当は、貴方と話せた日はガッツポーズして帰ってたこと。知らないでしょう、貴方の言葉が人をあんなに有頂天にさせるなんて。
本当は、貴方の身体のことを知って、帰ってから泣いたこと。沢山傷つけてたら、ごめんね。ごめんなさい。
本当は、貴方の昔の話を少し、知っていること。
本当は、未だに貴方を好きなこと。
沢山沢山貴方に言っていないことがあります。貴方が私を「オンナ」にしてくれたんだと思っています。
貴方に出会えてよかったという気持ちは一つも変わりません。
その気持ちを彼に伝えて欲しかった。 あなたはそれで納得してるけれども、 もっと幸せになれたかもしれないし、 彼も幸せになれたかもしれない。 ・・・と思ってしまった。