「マンモス」を含む日記 RSS

はてなキーワード: マンモスとは

2008-01-15

http://anond.hatelabo.jp/20080115222345

スイーツ(笑) パスタ(笑) ランチ(笑) セレブ(笑) ビビッド(笑) 女性の鬱(笑) 癒し系(笑)

マイナスイオン(笑) Wハッピー(笑) ダイエット(笑) エステ(笑) フェミニン(笑)

専用コスメ(笑) ナチュラルスイーツ(笑) 夏色コスメ(笑) 秋色ファンデ(笑)

レディースプラン(笑) アメニティライフ(笑) 自分らしさを演出(笑) 隠れ家的お店(笑)

マイブーム(笑) 若い女性に人気(笑) 思い切って残業(笑) デキる女性(笑)

がんばった自分へのご褒美(笑) 高級ブランドショップ(笑)

等身大の自分(笑) くつろぎインテリア(笑) 常に上目遣い(笑) 愛され上手(笑)

さぁ自分磨きがんばろう!(笑) ロハス(笑) スローフード(笑) デトックス(笑)

ダメージヘア(笑) 納豆血液サラサラ(笑) 保湿成分配合(笑) ふわモテカール(笑) 

小悪魔メイク(笑) 自立した大人の女性(笑) そんな彼女の普段の顔(笑)

ハッピースピリチュアルメイクアップアドバイザー(笑) スローライフ(笑) ガーリッシュ(笑)

アダルトショットバー(笑)  流行キャッチアップ(笑) キラキラ小物(笑) 詰め放題(笑)

モテカワ(笑) ピラティス(笑) ホットヨガ(笑) ハリウッドスターにも大人気(笑)

骨盤体操(笑) くつろぎの温泉宿(笑) ツンデレ系でカレの気を引いちゃえ!(笑) 艶女(笑)

キッチュなサーフガール(笑) 酸素バー(笑)かわいい(笑)

Lady nanoty(笑) ヤバイ(笑) キテる(笑) ほっこり(笑)  ハニートラップ(笑) 

女だけで、楽しむ。(笑) 新定番(ニュースタンダード)ヒロイン(笑)

春色フルーツカラー配色レッスン(笑) ヲタージョ(笑) ワーキングビューティー(笑)

ワザあり!下着(笑) 着回しトップレス(笑) 真似したい総決算(笑) 女ヂカラ(笑)

ケータイ小説(笑) おやすみ、マンモス(笑) ガイタメジェンヌ(笑) 美肌のカリスマ(笑)

ハートフルストーリー(笑) ちょいワルマタニティ(笑) ○○男子(笑) プチ○○(笑)

キャンパスデビュー(笑) ○○をプロデュース(笑) 恋愛体質(笑)プチうつ(笑)

このコピペしってるよな?

このコピペ流行って、そこから派生した言葉のわけだが。

2007-12-10

早稲田卒。でも合コンとかで、

俺、去年早稲田卒業した。職業は聞かないでくださいお願いします(泣)。

いやいや、延々と学歴話が続いているから、俺が在学中に感じたもやもやを披露したい。

早大生のご他聞に漏れず、学生時代は毎日のように遊びほうけていた。

合コン出会い系風俗ナンパ、ヤレることはすべてやった。

で、そういう女の子に自分のことを知ってもらうためには、「早稲田だけどw」とかなんとかってまずいうのよ。

見た目+大学の名前でどんな人間なのか(地方のまじめ君上がりの大学デビューバカだとか)ってのは分かってもらえると思ったしね。

でもさ、相手がアホ女なほど、驚いたり、すごいねーとか言ったりしないんだ。

これって、元・地方のまじめ君としてはかなりカチーン! とくるわけね。

お前らが高校時代からズコバコズコバコしてる間、

必死に地方で右手でシコシコしながら勉強してここまでに来たのに、なんだその態度はこのビッチ。と。

もちろんその後は、そんなことおくびにも出さずに、必死にヨイショしてセックスしようと努力するんだが。

今にして思うと、この反応は、友達のFランク大学の奴が大学名を言ったときと同じ反応なんだ。

どうもアホ女は、「高卒」と「大学行った奴」という区分でしか見てないらしい。

Fランク大学だろうが、早稲田だろうが、東大だろうが、大学を詐称しようが、「大学行った奴」くらいにしか見てない。

すげー雑な区別だなーって思った。

遊ぶ分には影響ないからいいんだけどね。

んで、結局何が言いたいかというと。

みんな学歴をどう見るかなんて雑だってこと。しかもその程度は、実のところ相対的じゃないか。

大学レベルを推し量るときに使う、Marchにしろ日東駒専にしろ、早慶にしろ、勝手受験予備校が作ったくくりなわけで。

それらは果たして元々レベルが同程度の大学だったのか、

それともレベルごとに予備校が割り振った結果として同レベル受験生が受けるようになったのか、

どっちかわかったもんじゃない

1億2000万人の中で、学歴的に「早慶がクソ」とか断言出来る人なんて100万人もいねーべ。

日本人100人中1人以下の世界観を自分に押しつけて、ハードル上げて楽しいのかねえ。

現在大学進学率が50%くらいらしい(ここ参照)から、少なくとも50人には大学出てるだけ学歴的には勝ってるわけで。

バカ女には、100人中100人まず勝てる。学校行く奴はバカとかあいつら思ってるみたいだからw

いやはやともかく、それでも学歴に偏執するのは、

現実に目を向けずに見えない敵と戦ってる人」や

「その学歴が欲しかったけど自分に能力がないばかりに、

その学歴によって得られるはずだった栄光や権力に恋い焦がれ、妄想の虜になってしまったマンモス哀れな奴」

ってことでいいんじゃないかな。

ということで、日大早稲田を詐称しても、ナンパにも、文章の説得力にも何の役にも立たないという実例でした。パチパチ

2007-11-09

ジャングルの奥地に幻の生物スイーツ」をみた!!

スイーツ(笑)ガイドラインガイドライン板@2ちゃんねる)より転載 

元はたぶんニュース速報だがそっちはタイトルがついてなかったのでこっちで。

68 :水先案名無い人:2007/11/04(日) 21:20:27 ID:qHj3ZrcN0

[ジャングルの奥地に幻の生物スイーツ」をみた!! ]

我々デキる女性探検隊一行は、南米アマゾン、魔境「ロハス」へと向かった。

その魔の密林に住むという未知の生物スイーツを捕獲するためである。

スイーツ身長は15m、太古に生息した恐竜を思わせる姿を持ち、

秋色ファンデが似合う自立した大人の女性の雰囲気をかもし出す。

現地では、まさに「等身大小悪魔」と恐れられているのだ。

我々一行は、とりあえず川を上流までボートでさかのぼった。

ボートから落ちれば、たちまち殺人ピラティスの餌食になる。

やがて上流にたどり着いた我々はボートから降り、そこから徒歩でロハスへ向かうことにした。

何かが密林から常に上目遣いで我々を監視している、そういう気配がした…そのとき!

何者かが我々に突如毒矢を放ち、奇声を上げながら我々を制止したのだ。

その者は、愛されメイクに着まわしトップレスのいでたちをした未開の裸族ワーキングビューティーだった。

ワーキングビューティーは、恋に効く女の武器を手にしながら、我々を威嚇していた。

我々は現地ガイドを派遣し、なんとか説得を試みた。

現地ガイドの説得によって誤解が解けた我々は、彼らの村に招待されることになった。

そこでは今まさに彼らは合コンの真っ最中であった。

我々もその席に参加した。

この席で男女が結ばれ、やがてWハッピー婚に至るとアンチエイジングに夢中の長老は語った。

我々は、長老ロハススイーツについて聞いてみた。

長老によると、ロハスはこの村から一つ山を越えた先にあるという。

そして、長老ロハスのスパで岩盤浴最中スイーツを目撃したというではないか。

しかし、長老はこれ以上語りたがらなかった。

我々は礼を述べ、眠りにつくことにした。

「明日はいよいよロハスだ。それじゃあみんな。おやすみ、マンモス

69 :水先案名無い人:2007/11/04(日) 21:21:40 ID:qHj3ZrcN0

翌朝、我々は日の出とともに目を覚まし、ロハスへ向かう準備を開始した。

ロハスは、特殊な地形と強力なマイナスイオンの効果により、方位磁石はおろかGPSすら効かない。

さらに危険動植物が我々の行く手を阻む。まさに文字通り魔境なのだ。

我々はモテカワメイクを施し、勝負下着を装着し、念には念を入れた。

ちょうどそのころ、ワーキングビューティーの集落では、ガールズトークに華を咲かせながら

女たちがフェミニンな朝食の準備を始めていた。

我々も朝食に呼ばれ、村にある隠れ家的オープンカフェにお忍びで集合した。

彼らの主食パスタと呼ばれ、練った小麦を麺状にしたものを各種ソースでからめて食べるという、

まさに文明社会生きる我々にとって想像を絶する食べ物であった。

朝食後、長老が我々の無事を願い、祈祷を捧げてくれるというではないか。

長老は奇声を上げながら、ホットヨガポーズを取りながら、呪文を唱えた。

「鏡に向かって頑張れ自分、可愛い顔が台無しだぞ!キエーー!!」

長老によると、この呪文は女ヂカラをアップさせ、自分らしさを演出させてくれるという。

万全を期した我々一行は、村人に礼を述べ、ロハスへ向かうため村を出た。

険しい山道とジャングルを行くこと数時間、それらしき場所に到達した。

そう、若い女性に人気の高級ブランドショップが立ち並ぶ、この新定番スポットが魔境ロハスである。

我々は恐怖と興奮によって血液サラサラになるのを感じた…まさにそのときである!

神戸コンサバ隊員の一人が、怒号のような悲鳴を上げたのだ。

「ぐああああぁっ!!やられた!!」

なんと獰猛な毒蛇に右足を咬まれたというではないか。

70 :水先案名無い人:2007/11/04(日) 21:22:14 ID:qHj3ZrcN0

すぐさま我々に同行していたセレブドクターが診察を開始した。

ドクターが曰く、この場で右足を切断するか、各種サプリメントによるデトックスしか助かる方法は無いという。

我々はデトックスを選択し、隊員の女子力を回復するのを待つため、ここでベースキャンプを張ることにした。

百戦錬磨の隊員達は、手際よくくつろぎインテリアを配置し、アダルトショットバーを持つベースキャンプ

設置することに成功した。

そして、負傷した隊員を酸素バーに運び、ここで治療を続けることにした。

と同時に我々は、スイーツを捕獲すべくキャンプの近くに数箇所のハニートラップを設置。

繁殖期で恋愛体質スイーツハリウッドスターに大人気のキラキラ小物で誘い出すという作戦だ。

それとは別に、夜間撮影のできるビデオカメラを数台設置。

捕獲できなくても、せめてその姿をがんばった自分へのご褒美に撮っておきたいとの思いである。

やがて夜を迎え、隊長危険生物が我々を襲わないよう見張り役に思い切って残業を伝えた。

次の朝、我々はハニートラップに仕掛けたキラキラ小物がなくなっているのに気づいた。

ついにスイーツが現れたのか?「ヤバイ!キテる!」隊員達は全てのハニートラップを確認した。

しかし、キラキラ小物が全て取られているだけで、スイーツの姿はどこにもなかった。

ビデオに映っているかもしれない。我々はビデオをすぐさま再生。女だけで、楽しむ。

が、ビデオに映っていたのは、いかにもヲタージョ喪女な野生のメスイノシシだけだった。

しかし、負傷者が出てしまった以上、ここに長居をすることはできない。

我々は等身大の自分を残念に思いながらも、ロハスを後にした。

この魔境に絶対スイーツ存在する。

今も、スイーツの、そんな彼女の普段の顔はツンデレ系でカレの気を引いちゃっているのだから…。

我々が愛され上手である以上、かならずこの目で常に上目遣いで見届けてやると、隊員達は各々

胸に熱い思いを抱きながらジャングルを眺めていた。

ナレーション田中信夫 BGMロッキーテーマ

2007-10-26

ハワイ旅行に行けたなら・・・。

秋晴れが崩れかけつつある天気の下

駅から家へと歩いていると・・・。

後ろから凄まじい勢いで小学生が現れ、前方に立ちふさがった。

オレ 「・・・・?」

ガキA「ねぇ、ねぇ。」

オレ 「あ・・・?」

ガキA「この絵何に見える?」

小学生の1人が筒状に丸めたA4かA3か何か知らけど画用紙を

広げ絵を見せてきた。

ガキA「何に見える?」

オレ 「えぇ〜」

何これ? これ絵? 抽象画って言ったらピカソもブチギレるだろ?

ってか全体的に茶色っ!? 色のバランス悪ぅっ!!

クレヨンの左側の色しか使ってねぇじゃん・・・。

ガキA「ねぇ、何に見える?」

何に見えるって言われても・・・。 正直ウ○コの化け物にしか・・。

ガキA「何に見える?」

オレ 「えっ・・・。じゃあ、マンモス??」

ガキB「すげぇ〜!!」

ガキC「○○君の絵やっぱマンモスに見えるんだぁ〜!!」

ガキA「でしょ?だから言ったじゃ〜ん!」

うわっ・・・。 正解した・・・。 ってかこれマンモスなんだ・・。

オレ凄いなぁ・・・。 テレビだったらハワイ旅行並みの難問だぞ?

そんなこんなを考えてるうちに

赤と黒のランドセルは嵐のように去って行った・・・。

はぁ・・・。ここまで正解のうれしさの無いクイズもねぇよなぁ・・。

と思いランドセルを遠目で見つめていると・・・。

オレ 「あっ。おっさん絡まれてる・・・。」

頭をハゲ散らかしたおっさんがさっきの小学生に同じ質問をされている

汗を拭くおっさん!

質問する小学生

メガネを上げ下げするおっさん!

質問する小学生

キョロキョロするおっさん!

質問する小学生

脂ぎるおっさん!

質問する小学生

すると、ついにおっさんが動いたっ!!

おやじ「*******」

あっ!おっさん何か答えたっ!!

ガキA「違ぇ〜よ!」

ガキB「マンモスだろっ!」

おやじ「あぁ・・・。そうですね。」

ガキ共「ぎゃはははははっ!」

おっさん間違えたーーーーーーーーーっ!

間違えるとあんな扱い受けるんだ・・・。 

でも普通わかんねぇよな・・・。あの絵じゃ。

オレ正解できて良かったぁ・・・。


改めてクイズの怖さを知った1日でした。

2007-10-06

音から逃げる

五十万トンのマンモスタンカーだって、瞼を閉じるだけで消してしまえるが、一匹の蚊の羽音からはなかなか逃げ切れない。

安部公房「密会」より

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071005it01.htm

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071005it01.htm

このブックマークコメント欄を読んでいてとても不安になったので、ちょっと書きます。

なにが不安なのか?

音にまつわることに関して、良いとか悪い以前に問題ですらない、そんなことを問題にするのは異常だと一部で思われていそうなことが不安。

ちょっとオーバーに書くとこんな所だろうか。

「なにが悪いの?」

「こんなことで文句いうなんて頭おかしいんじゃないの?」

「神経質。きちがい。」

子供たちがせっかく楽しく遊んでいるのにその音が良いとか悪いとか問うこと自体が異常。」

「がまんしろバカ。」

「出て行け!引っ越せ!!」

ぼくはこの新聞記事を読んで正直言ってとてもホッとした。

数年前、呉智英氏が防災無線から流れる音楽によって、静かな生活を送る権利を侵害されたと地元自治体に放送の差し止めを求めた訴訟を起こしたのだが、

あっさり敗訴してしまった。

予想された判決とはいえ、その事があってから、もうこの日本で少しでも静かな生活を求めるのは不可能に近い事だと思い知ったからだ。

防災無線から流れる音楽というのは、毎日夕方になるとドボルザークの曲(遠き山に日は落ちて)を大音響電子音で流す例のあれだ。

おそらく日本中のあちこちで曲目こそ違えど、同じことが起こっているだろう。

この音楽子供たちの安全のために帰宅時間を知らせる大切な役割を担っているそうである。

そう「子供たちのため」だ。

子供たちのため」「防災のため」と言われれば誰だってとても反対しにくい。

言う方は善い事をしているつもりなのでまさか自分の正義を疑われるなど許される事ではない。

だが、ある人にとって心地よい音楽が、大きな音量だと他人にとって騒音になるのと同様、子供たちのかわいい歓声も度を超せば当然騒音になりうる。

冷静に考えれば、場合によっては子供たちの歓声も音の暴力となりうるという事は、それほど理解が得られにくいという事は無いだろう。

(もちろんこの記事のケースが本当に耐えられないほどの騒音であったかどうかは現場を知る人にしか分からない事なのだが。)

音の問題と子供の問題は切り離そう

しかし実は「子供のため」という事と「音」の問題は、切り離して考えなければいけないだろう。

もはやこの東京では不可能に近い、青臭い理想論で申し訳ないが、やはり子供たちの遊び場の確保はきちんとした都市計画によって解決するべきで、

子供たちの遊び場を守る事、と、近隣住民の静かな生活を守る事は、本来両立できるように努力するべき事だからだ。

ましてや防災無線ドボルザークなど、呉氏の件でも指摘されていたように子供たちが遅くまで塾に通う昨今にあってはなんの意味も無いし、

情操教育上、悪影響すら与えかねないだろう。

では「音」に関して。

ある音に対してそれがうるさいと思うかどうかを論じるのは難しい。

同じ音でも人によって感じ方が違うのは当然であるし、場合によっては同じ人物でも状況によっては全く同じ音が快にも不快にもなってしまうものだからだ。

しかも、ともすれば

「おれは貴様田舎者と違って音に対して敏感なんだよ。もっと気を使えよこのアホ愚民ども。」

へぇへぇ、どうせあっしらは音に対して鈍感ですよ。ご立派なこったい。そんな気になるんなら、あんた様ここから出ていっちゃどうだい?」

などという不毛なやり取りになってしまいかねず、らちがあかない。

ではそんな面倒な事そもそも話題にするなよ、なぜことさら取り上げなきゃいけないのか、というとひとえに「音からは逃げられない」からだ。

冒頭の引用の通りである。

耳栓をすれば、防音工事をすればという意見もあるだろう。

耳栓緊急避難としてはもってこいかもしれない。しかし常時耳に詰め物をするのはつらいだろうし、強力な耳栓だと必要な音も聞こえなくなってしまう。

ちゃんとした効果のある防音工事というのはとても費用がかかり、おいそれとできるものではない。(それでも深刻な場合は考えるべきだろうが。)

このような消極的な対策よりは、何か音を発する前に、その音が本当に必要なのかどうかをまず良く考える事が大切ではないだろうか。

「悪意の無い音の暴力

音を鳴らすか鳴らさないかどちらか選択肢がある場合に、迷わず音を鳴らす方を、少なくとも今の日本では選択しがちなのではないか。

などなど

これらの音は多数の人にとって騒音と認められる。対策をとれるかとれないかは別として、苦情申し立てをしても不審がられる事は無いだろう。

ほとんどが個人の力では解決不可能な問題であり、自治体など全体で取り組まなければ解決しない問題だ。

これらの音は相手が善意で行っている「悪意の無い音の暴力」。

これらの音を本当に発する必要があるのかどうか、ぼくたちは個人個人もっと真剣に考えなければいけないのではないだろうか。

サウンド・スケープとサウンド・エデュケーション

さて、問題提起ばかりグチグチしていても仕方が無い。

ほんの少しでも音に注意を払うようになるにはどうすれば良いだろうか。

マリー・シェーファーというカナダ音楽家がいる。

彼はランドスケープ風景)に対して「サウンド・スケープ(音の風景)」という概念を提唱している。

これは我々をとりまく音の環境を、景観問題などと同じくきちんと観察、考察し、デザインしていこうというものだ。

彼は子供音楽教育についての著書もあって、その中にこのようなゲームがある。

「しばらくの間、静かに目を閉じ、周りの音を聴く、そして聴こえた音を紙に書き出す。書いたものを友達と見せ合いっこする。」

とてもシンプルゲームだが、周りの音に注意を向ける訓練にはもってこいだと思う。

例えば電車を待っている間、仕事の合間にできた手持ち無沙汰なちょっとした空き時間などにこのゲームを試してみよう。

もちろん一人でやっていいし、紙に書き出さなくてもいろいろな音が聴こえる事を確認するだけでもいいと思う。

子供さんのいる方はぜひ一緒にやってみてほしい。

そのうちそんなに意識しなくてもふっと周りの音を聴く習慣ができればしめたものだ。

こんな事で騒音問題は解決するわけないが、少しでも音に対して注意深くなるためには、まず身の周りの音を聴く事から始めるしかないだろう。

音があふれまくってるよ日本

コメント欄

10年後に日本はどんな国?って聞かれたら「音のない国」と言われそうだ

というコメントがあったが、安心していいと思う。この音のあふれかえる日本が静かになることなど、少なくとも近い将来絶対にないだろう。

このコメントを書いた方はとても静かな場所に住んでおられるのだろうか。皮肉などではなく素直に本当にうらやましいと思う。

ぼくは科学博物館に行くのが好きなのだが、先日まで行われていた「インカ・マヤアステカ」展では展示に合わせて効果音民族音楽の類が館内に流されていた。

どれもとってつけたような音や音楽で、展示物に比較して余りに稚拙効果音BGMには苦笑するしかなかった。このような乱暴な音の演出は今回の展示に限った事ではない。

もちろんその音が稚拙だと感じたのは僕の主観にすぎない。

だが国立のこのような施設でも音に対しての感覚は田舎のひどい観光地と基本的に変わらないのではないかと思う。

美術館でもこのようなひどい例がある。

http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/gallery/1051714554/967-

通常、静かにすべきと言っても不審がられないであろう美術館博物館ですら、このように音であふれている。

その音が本当に必要かどうか、もし必要無かったら出さない努力をどうかお願いできないか。減らす努力はできないか。

繰り返しになるが、音からは容易に逃げられないのだ。

さてキモい新聞社説を下手糞にしたような文章を長々と書いて申し訳ない。なんだかとりとめのない内容になってしまった。

これを読んでくれた方が、もしほんの少しでも今まで気にしていなかった音を気にしてくれるようになったら、ぼくはとてもうれしいです。

そして今、悪意の無い音の暴力に苦しんでいる人へ。

「あきらめろ。この問題は絶対解決なんかしない。文句があるならとっとと日本から出ていけ!!」

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん