「本田透」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 本田透とは

2009-07-30

NYタイムズ本田透が紹介されてた

http://www.nytimes.com/2009/07/26/magazine/26FOB-2DLove-t.html?_r=1&ref=global-home

Nisan is part of a thriving subculture of men and women in Japan who indulge in real relationships with imaginary characters. These 2-D lovers, as they are called, are a subset of otaku culture— the obsessive fandom that has surrounded anime, manga and video games in Japan in the last decade. It’s impossible to say exactly what portion of otaku are 2-D lovers, because the distinction between the two can be blurry. Like most otaku, the majority of 2-D lovers go to work, pay rent, hang out with friends (some are even married). Unlike most otaku, though, they have real romantic feelings for their toys. The less extreme might have a hidden collection of figurines based on anime characters that they go on “dates” with during off hours. A more serious 2-D lover, like Nisan, actually believes that a lumpy pillow with a drawing of a prepubescent anime character on it is his girlfriend.

According to many who study the phenomenon, the rise of 2-D love can be attributed in part to the difficulty many young Japanese have in navigating modern romantic life. According to a government survey, more than a quarter of men and women between the ages of 30 and 34 are virgins; 50 percent of men and women in Japan do not have friends of the opposite sex. One of the biggest best sellers in the country last year was “Health and Physical Education for Over Thirty,” a six-chapter, manga-illustrated guidebook that holds the reader’s hand from the first meeting to sex to marriage.

Most 2-D lovers prefer a different kind of self-help. The guru of the 2-D love movement, Toru Honda, a 40-year-old man with a boyishly round face and puppy-dog eyes, has written half a dozen books advocating the 2-D lifestyle. A few years ago, Honda, a college dropout who worked a succession of jobs at video-game companies, began to use the Internet to urge otaku to stand with pride against good-looking men and women. His site generated enough buzz to earn him a publishing contract, and in 2005 he released a book condemning what he calls “romantic capitalism.” Honda argues that romance was marketed so excessively through B-movies, soap operas and novels during Japan’s economic bubble of the ’80s that it has become a commodity and its true value has been lost; romance is so tainted with social constructs that it can be bought by only good looks and money. According to Honda, somewhere along the way, decent men like himself lost interest in the notion entirely and turned to 2-D. “Pure love is completely gone in the real world,” Honda wrote. “As long as you train your imagination, a 2-D relationship is much more passionate than a 3-D one.” Honda insists that he’s advocating not prurience but a whole new kind of romance. If, as some researchers suggest, romantic love can be broken down into electrical impulses in the brain, then why not train the mind to simulate those signals while looking at an inanimate character?

Honda’s fans took his message to heart. When he admitted to watching human porn at a panel discussion in Tokyo in 2005, several hundred hard-core 2-D lovers in the audience booed with shock that their dear leader had nostalgia for the 3-D world. Later, in an interview with a Japanese newspaper, Honda clarified his position, saying that he was worried 2-D love was becoming an easy way out for young otaku, who might still have a shot at success in the real world. “I’m not saying that everyone should throw away hopes of real romance right away. I am simply saying that guys like me who have gotten to a point of no return can be happy living in 2-D.”

「兄さん」は、想像上のキャラクターとの本物の関係性に耽溺する日本の男性や女性の、成長しつつあるサブカルチャーの一部である。これらの二次元愛者――と彼らは呼ばれているのだが――は、オタク文化のサブセットである。オタク文化とは過去十年間の日本における、アニメやマンガやビデオゲームに囲まれたオブセッシブなファンダムのことだ。オタクのうちの何割が二次元愛者なのかを正確に言うのは不可能だ、というのもこの二つの間の区別は曖昧だからだ。ほとんどのオタクと同様に、二次元愛者たちの大半は日々仕事に行き、アパートの家賃を払い、友人たちと外出したりする(その一部は結婚してさえもいる)。しかし殆どのオタクとは異なって、彼ら(「兄さん」のような人たち)は、自分の人形やグッズに本物の恋愛感情を抱く。(「兄さん」ほど)極端でない人たちは、アニメキャラクターのフィギュアのコレクションを隠し持っていて、彼らは休みの日にはフィギュアを連れて「デート」に出かける。「兄さん」のような、より真面目な二次元愛者は、思春期前のアニメキャラクターが描かれた無骨な抱き枕が、彼のガールフレンドだと現実に信じる

 この現象を研究している多くの者によると、二次元愛の隆盛は、部分的に、多くの日本の若者が現代の恋愛生活を営むのに困難さを抱えていることに起因している。政府の調査によれば、30歳から34歳の男性・女性のうち1/4以上が童貞・処女である。日本の男性・女性の50パーセントは異性の友人を持っていない。昨年の日本におけるベストセラーの一つ『30歳の保健体育』は、6章からなるマンガイラスト付きのガイドブックであり、読者がいかにして異性の手を握り、セックスをし、結婚すればよいかを、手取り足取り教える。

殆どの2次元愛者は異なった種類の自立法を選ぶ。二次元愛ムーブメントのグルであるところの本田透(ボーイッシュな丸顔と子犬のような眼の40歳男性)は二次元のライフスタイルを推奨する6冊の本を著した。数年前、大学を中退しビデオゲームの会社で仕事を続けていた本田は、インターネットを使ってオタクたちにルックスのいい男女(「イケメン」の訳か)に対抗するプライドを持って立ち上がるよう促した。彼のウェブサイトは彼が文筆で生計を立てられるだけの十分なファンを作り出し、2005年に彼は彼が言うところの「恋愛資本主義」を非難する本を出版した。本田は、恋愛は80年代日本のバブル期のB級映画やメロドラマや小説によって極度に市場化されてしまい、コモディティ化して、その本当の価値が失われたのであると論難する。恋愛は社会的構築物によってあまりにも汚染されたたため、ルックスのよさと金によってのみ購入されえるものになった、と。本田によれば、この恋愛資本主義の道の先のどこかで、彼のような品位のある男性は完全に現実の恋愛への意向を失い、二次元に救いを求めたのである。「純粋な愛は現実世界からは完全に無くなった」と本田は書いた。「君が自分自身のイマジネーションを鍛える限り、二次元との関係性は三次元とのそれよりもとても情熱的なものだ」と。本田は、彼が推奨するのは色欲ではなく、全く新しい種類の恋愛だと主張する。もし、脳科学者たちが提唱するように、恋愛感情が脳内の電気パルスへと分解できるのであれば、無生物のキャラクターを見ているときにその電気シグナルをシミュレーションできるよう、脳を訓練しない理由などあろうか?

 本田透のファンたちは、彼のメッセージを心から受け止めた。彼が2005年東京でのパネルディスカッションで自分が人間のポルノ(アダルトビデオのこと)を見ていることを認めたとき、会場の数百人のハードコアな二次元愛者は、彼らの親愛なるリーダーが三次元世界へのノスタルジーを持っていたことにショックを受け、ブーイングした。後に、日本の新聞のインタビューに答えて、本田は自らの立ち位置を明らかにした。彼は二次元愛が、まだ現実世界での恋愛に成功する可能性を持っている若いオタクにとっての安易な逃げ道になりつつあることを懸念していた。「僕は、全ての人が現実での恋愛への希望を今すぐ捨て去るべきだとは言っていません。僕はただ、自分のような引き返せない地点まで来てしまった人たちは、二次元に住むことで幸福になれると言っているだけです」。

2009-05-12

今年40歳の有名人

http://anond.hatelabo.jp/20090311015518

ことし40歳になる有名人

福山雅治森高千里hyde小山田圭吾ダンコーガイ

「今年30歳の有名人」と違って、もう既に若者扱いされることもなく立派な中年芸人なら中堅、スポーツ選手は半分以上は引退して指導者になってたり、芸能人になったり、政界に転出してたりする。

90年代日本音楽シーンの中心だった人たちもこの世代。ミスチルLUNASEAラルクコーネリアス渡瀬マキ大黒摩季槇原敬之福山雅治加勢大周東幹久って同い年なんだね。ジャンル的に同じでも、出てきた時期が微妙に違うからそう思わなかった。

そのうち、「今年還暦有名人」もやるかも。

あとこの年齢だと、既に他界している人もいる。年を取るってそういうことなんだね。

2009-03-07

http://anond.hatelabo.jp/20090307161813

男の最大の特権は母親以外の女と自発的に関わらなければ何のプレッシャーや損も発生しない事と、やろうと思えば一生それが実行可能な所だと思っているので

今更男性虐げられ過ぎ女氏ねとか思わないし。

本田透の本は男性フェミニズム宣言だと思ってる。

2009-02-15

http://anond.hatelabo.jp/20090214215703

本田透(だったっけ? 『電波男』の人)が大検予備校だったかのエピソードでこれと似たようなことを書いていたな。

2009-02-13

余談だが

負け犬女」達と違って男は仕事で名を売る事が比較的アッサリモテに直結するから本田透は大変だ。

現状では(あんな本を書いてるにも関わらず!)モテまくりだろうに職業本田透」のアイデンティティを保つため必死でモテない振りを貫く彼の気苦労は計り知れんねw

麒麟田村にも通じるものがある皮肉だ。

http://anond.hatelabo.jp/20090213002346

その「負け犬女」が結婚したくないからしなかったというのはまた少し違う。

厳密には働いてキャリアを積んでいたらいつの間にか世間に負け犬認定されてました\(^o^)/

むしろ根本的には電波男と同じような恋愛至上主義への違和感申し立てだと思うんだけど、

ちょっとオタクが嫌われてただけで全面的に敵視しちゃう本田透フライング

2008-12-17

非モテだけが入れる強制収容所

そんなものが実在するのならばむしろ入りたい

もう男面倒くさい。

イケメン(ツラじゃなくて)はどうせ私見ないし

ブサメン(ツラじゃなくて)も私見てpgrするだけだし

同性のスイーツ(笑)どもすら(ry

強制収容されたーい

本田透大先生おっしゃるところの萌えないゴミのつぶやきでしたー。

http://anond.hatelabo.jp/20081217002141

2008-12-13

http://anond.hatelabo.jp/20081211174903

本田透の没落以来オタクを肯定する言説はほぼ皆無ですから

いや、待て待て、あの人いちおラノベ作家としてデビューしてんだし、「没落」はないだろwブームは終わった感があるけど。

2008-10-28

http://d.hatena.ne.jp/heartless00/20081020/1224497705

本田透だったら「喪男恋愛に動員するためのプロパガンダなんだよ!ド━(゜Д゜)━ ン !!!」とか言うだろう。

つうか要するに自著の宣伝じゃねえか。

ちなみに昔「ウケミン」という言葉流行っていた(らしい)。恋に奥手で受身な男子とかそんな意味だそうだ。

なるほどこれが過剰流動性の時代か。

2008-10-12

はてなキーワードより

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%c8%f3%a5%e2%a5%c6

もともと「モテ」という言葉から生まれてはいるため、誤解されやすいが、現在の用法としては「非モテ」の対義語としてモテ」が配置されている訳ではないことに注意。「モテ」は第三者による評価だが、「非モテ」は自意識の問題といえる。

モテる」とは複数の異性から恋愛対象して求められることを指しているが、「非モテ」における「モテ」の意味することは、もっと原始的な、他者(異性だけではなく)から求められるという意味に変化している。他者による承認が得られないという悩みなのだ。

中でも、恋愛経験がないために、一人でもいいから異性に好かれたいという恋愛による承認を求める人が「非モテ」を自称することが多い。「非モテは複数の人にモテたいんでしょ。そんなモテる人なんてごく少数で、一人の人に愛されればいい」というような発言は、非モテという言葉を見かけた時によく見かけるが、これは誤解である。

その一方で、「モテるための努力を回避する」という恋愛至上(資本)主義へ批判的態度およびその人のことを指す場合もある。

(中略)

2004年の『電車男』のヒットにより、「脱オタ」がクローズアップされ、2005年の『電波男』(本田透著)の登場によって、「恋愛至上主義」「恋愛資本主義」への対抗が強く認識され、そういった認識を持つ人をまとめる概念になりつつある。

http://anond.hatelabo.jp/20081012174903

http://anond.hatelabo.jp/20081012175009

もてない男とは女性からの評価を基準とした類型だが、非モテとは自意識に基づくカテゴリーといったところか。

2008-08-23

家事手伝い

増田さんへ。私は久しぶりに激怒しました。 - iGirl

あわせて読む

年収200万円台で結婚するという現実 - 今日の個人的なブレイク&おもしろ

男性には生きにくい世の中になったなあとつくづく思う。

誰かが、

女性就職面接などで「家事手伝い」という事実上無職状態について特に問われないが、男性は違う。「なんで働かなかったの」みたいに詰められる。

みたいなことをいってて、ああこうやって世の中の男性はますますダメになっていくんだろう、自殺が増えるのもやむなし、さらにいえば、この国は本気で人口を減らそうと考えているんじゃないか?と勘ぐってしまう。とにかく、非モテ男子に、未来はない。萌えの果てに孤独に死ぬだけだ。本田透がいくら頑張っても、何も変わらない。

2008-06-10

http://anond.hatelabo.jp/20080610222428

普遍的な話題だけに昔からある問題だし、異論を持つ方もいらっしゃると思うけど、

自分は今の非モテ論壇界隈みたいなのは『電車男』ブーム、そしてそれを受けた本田透の『電波男』以降に起きてるムーブメントだと思ってる。

 

電車男のヒットによるオタクという、パンピー的に上から弄りやすいキャラクターの登場、

 そして、いきなり周囲からそういう「電車男みたいなオタク(笑)」的な扱いを受けるようになった屈辱感

はてなのようなブログ2chのような「誰でも世界に向けて発言できる」インフラと、

 そしてそれをコピペ引用トラックバックして「誰かと誰かと私が議論する」スタイルの登場

これら2つが『電車男』『電波男』以降のオタク非モテ論壇の特徴だと思う。

そしてそれら2つを受けて本田透の『電波男』出版以降、せめてネット上だけでも黙って丸腰でいなくてもよくなった

非モテ」の爆発的な思いのたけが一気にもうとめどなく、ネットに溢れ出したのはある意味必然なのかも。

2008-05-22

http://anond.hatelabo.jp/20080521083414

エントリはてブコメント欄より

男女間の距離って、こんなになだらかに進むものだろうか?序盤友好的でも、とある一線を越えようとした段階で途端に強い抵抗にあうことも多いけどな??。本田透が作った「池鶴関係」という言葉があってだな…

2008-05-02

http://anond.hatelabo.jp/20080502174612

ずっと対話してた増田ですが。

なんか、あなたは「本田透女性侮蔑してる+増田(自分)が女性侮蔑してる」と思い込んで、

がんばって反論していただけに思えるよ。

女性への侮蔑は、どんなかたちであれ許せないタイプなの?

原作も読んだことがないんだよね、多分。

だから増田(自分)の意見に思えて、思わず反論しちゃったとかそんな感じ?

で、あれだけの映像機器があって高いんだろうなあと思ってたこちらの意見に、

さんざん反論しておいて、旗色が悪くなったら

「私はオーディオの人なので映像は分かりません」って。

あれは中古で売れば100万円弱、うまく売れば150万円くらい行くと思いますよ。

資産価値としては300万円弱になるのかな。

加えてアニメDVDBOXなんかも売ればかなりになります。

自分はAV価格が分かる女増田です。

http://anond.hatelabo.jp/20080502132647

えーと増田落ち着け

自分は本田透じゃないから、本田透非モテ思考回路にどうこう言われても、どーしよーもできん。

どうにも増田非モテにうらみでもあるのか?

自分を通して、本田透的な非モテ怨念をぶつけたいだけに見えしまうのだが。

http://anond.hatelabo.jp/20080502132017

増田、すみませんがそれは本田透に言ってくれw

で、増田は実は女性だったりするの?

わたしはあんたの小学校のときのクラスメートじゃないから

http://anond.hatelabo.jp/20080502111016

別に増田個人を責めるつもりじゃないんだけどさ。

なんで一人や二人の女にキモいとか言われたくらいで、なんも言ってない残りの女もそう思ってることにされなあかんのさ。女は全て同じ感性でないといかんのか?個々人の感性ってものを持ってちゃあかんのか?

だいたい俺は顔がキモいわ。『電波男』で「俺の顔をキモがった女ども、ゆるさんぞっ」と

居直って叫んだら、とたんに「いやキモくないですよ」と言い出す女どもが現れたけど、

そりゃ元々キモくないと思ってる人間が自発的に「キモくないですよ」なんて言いに行かんわな。それをあえて言う機会があるとしたら、本田透みたいな発言が出てきたときだけ。そこで金目当てみたいなこと言われても困るわけよ。大体女がAV機器写真を見て価格が分かると思うのか?そりゃあ、ある意味、女を買いかぶり過ぎ。

http://anond.hatelabo.jp/20080502112154

立脚点が違うのかなー。

おっさんでハゲデブチビ言われてた人が、部長になったら急にちやほやされるのと同じ現象のことを言ってるんだけど。

事実を言われただけ」と増田は言うけど、

本田透は以前顔を「キモい」とか言われたのも事実であるわけで、

同じ顔を今は「いやキモくないですよ」と言われたことで傷ついているわけでしょ。

そこで自分は、

急に本田透に対して容貌をとやかく言おうとする人たちの出現=ちやほや女の出現

と思うわけ。

だって長年の友達なんかなら、性別問わず今さらキモイだのキモくないだの言わないし。

いきなり相手に対して「いやアナタは気にしてるようだが、私はキモく思いませんよ」ってわざわざ告げるって、どんだけ…。と思うのだがねえ。

本田透だって、長年の友人にそういうこと言われても怒ったりしないだろうし(まあそもそも次元の違う話だが)。

http://anond.hatelabo.jp/20080502110613

へ?

あーいやいやごめん、自分は前作も読んでいて、

ラノベ作家としての本田透も読んでる。

で、作家先生になった本田透にちやほやする女どもが出てきたんだろうなあという発想だったんだが。

作家先生+あれだけ高いAV機器持ってる=金持ち

なぜそんなえらい勢いでかみつくのか? 本田透ファン?

更に言えば、本田透AV機器の高価さを本当に理解した上でコメ付けてるのか?

http://anond.hatelabo.jp/20080501232028

うわ、なんか引用がおもしろそうだ。

きっと今になって本田透にちやほやする女が出てきているんだろうなあw

彼の家にあるAV機器写真なんかが公開されて、あれ売れば一財産だって気づいたのかもしれないw

この本、アキバいって買ってくるかな…。

2008-03-27

恋愛至上主義

本田透の『萌える男』が一部で話題になっている模様。近いうちに読んでみる。

いつの間にか俺は「恋愛至上主義」についてよく考えるようになった。いや、俺がこれをよく考えるようになったのは専門学校に入ってからだった。

俺の高校時代は2年のときに理系を選んでしまった為、女の子とほとんど交流できず(女の子はほとんど文系に行ってしまった)。偏差値はかなり低い高校だった。でも俺はオタクではなかったので、スクールカーストでは中間の位置にいた。サッカー部に入っていたこともあって、周りの友達もどちらかというと体育会系とかちょっと不良っぽい人が多かった。

それが入試に落ちて専門学校に入ってからというもの、その環境が一変。

もともとコンピュータが好きだったので、それを深く学ぼうと思いコンピュータ系学部に入ったのだが、周りにオタクしかおらず強烈なカルチャーショックを受ける。自分の服装はどちらかというとB系とかストリート系なので、オタクしかいないクラスでは浮きまくり。オシャレをしているオタクの人もいるものの、さすがにB系ストリートファッションをしている人はいなかった。

だから俺はアニメも見ないから趣味も合わないし、話してもアニメの話題をされると何を言ってるかわからないので、「あーおれ何てとこに入っちゃったんだろ・・・」と絶望した。でも、だんだんと日にちが経つごとに何人かのオタクの人たちとも話すようになった。特によく話したのは二人。一人は自分よりも4,5歳年上の人。もう一人は同い年の人。後者オタクの中では珍しく、下ネタが大好きな奴だった。だから下ネタが元で急速に仲良くなった(ゲイって意味じゃないよ)。前者はFラン高校から来た俺に熱心に勉強を教えてくれた恩師のような存在だ。俺はアニメの話題は出来ないものの、授業や勉強の話題、下ネタだったらどうにか話すことができた。

そして彼らと仲良くなるにつれて、あることが見えてきた。

それは彼らが「゛恋愛”という競争からドロップアウトした人」ということだった。

何かしら異性関係などで相当嫌な経験をしているという事でもあった。ここではあえて書かないが、確かに昔の話を聞いてみるとけっこう嫌な思いも体験しているようだった。かくいう自分も、中学高校時代は女子ともご縁が無く、何度かあったそういう事柄も、恋愛至上主義者たちが言うような「美しいもの」ではないことを身を持って知った。素晴らしい部分もあったが、ドロドロとした部分も見てきた。だから彼らのエピソードは全く無縁な話ではなかったのだ。その当時はまだ自分も恋愛至上主義に結構毒されていたので、「彼女がいないのはおかしい」と自分にプレッシャーをかけてしまったりしていた。だが、彼らを見てその考えは徐々に変わっていった。そこから自分も恋愛至上主義の蔓延ぶりに疑問を持つようになった。

テレビなどでは「恋愛は素晴らしい、もっと恋をしよう」と扇動するが、俺は「恋愛は素晴らしい、でも汚い部分も同じくらい多い、だからほどほどに」と付け加えたい。その方が精神も安定すると思うんだ。

最近はその同い年のオタクな友達も「あー彼女できないなぁ・・・」と落ち込んだりしている。

あれだけ趣味情熱を注いでた奴までもが、深刻そうな顔してそんな事を言うのである。これには俺も心底ショックを受けた。だから、最近の「恋愛至上主義」がマジョリティになっている状況を憂う。「無理やりにでも恋愛しろ」という考えには心底疑問を持つし、無理やり付き合ったりしてる奴は大抵、頭の中がお花畑なバカが多い。それで別れそうになると痴話ゲンカで騒いだり。

もう本当にこういう状況をなんとかしてほしい。「恋愛しなきゃおかしい!」みたいな風潮は消えてなくなってほしい。

2008-03-18

今日も男を見下して悦に入ってる増田がいるな。

彼女は女版本田透でも目指してるんだろうか。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん