はてなキーワード: 中二病とは
いや別に誤用じゃないと思うけど……
ていうか誤用とか正しいとか、そんな中二病って厳格に定義されてる言葉……なのか?
実際に痛いニュースなんかで取り上げられたりするような中二病ってのは、元増田が言ってるような感じだし(実際増田もネットで中二病と定義付けられ且つそれを嘲笑しているのを見てそれを避けようと思った感じなわけだから)、それを言うならそもそも「誤用が広く広まってしまっている」のでは?今のツンデレのように。そもそも本当に誤用なのか分からないけど。正直、あなたの言ってる定義が単に誤用なのではと考える方が自然だが……
ていうかこんなんちょっと前に出てたエントリのような「確信犯」と違って、そんなちゃんとした日本語じゃないから、誤用の方が広まっているのならそれがもう本当の意味なんじゃないかって気もするし。なんにせよそんな「元来の意味で言えば誤用」ってレベルなら、誤用であろうと重箱の隅をつつくような行為でしか終わらなくて、実質的にはあまり関係ないのだろうし。
元増田は「誤用の中二病」のことを指して「中二病」だと言っている。
だから話が変にこじれる。
で、実はそれが「本来の中二病」(とは言い切れないけど、けっこう近い)。
明らかに「中二病」という言葉に対するコンセンサスが形成されていない。
言葉を定義しようとしても、各々が抱く「中二病」に対するイメージがまるで違うため、議論は紛糾するだろう。
そして泥沼へ。
(はい、白状します。ただ「コンセンサスの形成」って言ってみたかっただけです。)
んん?いや、増田は別に「中二病=子供っぽいこと」じゃなくて所謂邪気眼とか第二の人格とか痛いニュースとかで扱われてる系のネタの事を言ってるんじゃないの?普通に。そういう痛いことをするまえに、「そういう痛い行為(邪気眼や、洋楽信仰など)が中二病と言われているのを知り、且つそれらが嘲笑されているのを知り、それをしないでおく」んだから、やはり高二病だと思うけど。
っていうか
何であの時、素直に「好き」と言えなかったんだろう的な
これが中二病だよな。
そこは概念を正しく把握してないからだよ。
元増田は「中二病」=「アニメキャラの真似したりして痛い行動をとること」と思ってるんだろ。
で、そういう子どもっぽい行動を忌避して背伸びしていたから高二病だ、と言っている。
いや、それは分かってんだけど、その上で元増田は中二病タイプだと言ってるんだよ。
とか「子どもっぽい奴らを見下してる俺」そのものじゃないか。
ちょっと意味がズレてる気が。
「わかってる大人」とだけいうと色々当てはまってしまうけど。
「わかってる大人」の種類の違いによって「中二病」「高二病」「大二病」とか分類されるんじゃなかろか。
でこの人の場合は(というかこの年代?)、中学生の時に高二病、高校生のときに大二病的だったと。
要するにこの人がいってる「わかってる大人ぶってた」というのは「「JPOPなんてバカじゃね?wやっぱ洋楽だろ」というのが中二的だと気付いていて、そういう事を言わないでいる態度」ということでしょう。本当に「JPOPと洋楽」について自分で考えるよりも先に、枯れの年代になるといくらでもネットで「JPOPをバカにして洋楽を聞いてる自分に悦になる中二病患者っているよな」的な情報を見てしまえるために、「そういう中二病的なことはしない」と、「分かってる大人ぶってしまう」ってことかと。確かに今の若い人って早くから色んな情報手に入っちゃうから、そういうのってあると思う。
中二病って概念は知ってるし、2chのスレ紹介してるブログとかで「中二の頃こんな痛々しいことしてた」みたいなのを見て笑ったり、いわゆる邪気眼みたいなのを笑ったりしてるけど、
でもある日ふと思った。
自分って中学生の時、こう言う経験なかったんだよなあと。
邪気眼はまあ大げさにしても、そういういわゆる「イタい事をした経験」ってのが、実はないんだよなと。
でも、笑ってる。さも「あるあるw自分も昔こういうしてたw」的笑いで笑ってる。でも、したことないんだよな。
反抗期も、思えば特に無かった。親に「うるさいんだよ!」とか理不尽に切れるとか、一切無かった。
普通に学校行って、まあちょっとだけ「授業めんどいw」とか言ったりして。した悪いことといえば本当はダメなのに学校にのど飴を持っていったこととか、掃除を適当に切り上げたとか、宿題を一日遅れで出したとか、そんなもんだった。
で、なんでかっていうと、そもそも中学の時点で既に、「イタい」っていう概念が皆に広まってたから(じゃないかと思う)。
ハジける前に、「そーゆーのイタい」って感覚が、何となく既に身についてしまっていたから。
だからなんか恥ずかしいこととかする前に、自然と「マンガキャラクターのまねとかしたら恥ずかしいしな…」的な感じで、自粛というと変だけど、自然と「そういうのはイタいからやめよう」って気になってた。今思うと。
でかといって大人しく完璧な優等生かっていうとまあそういうわけでもなく、ちょびっとハジけるくらいはした。運動会でバカやったりとかそのレベルならしたけど、ある種それも「皆にドン引きされない程度のバカ」を演じてた、というような感じで、皆がガチに引かないことを分かっていてやっていたんだよな。
高二病ではあったかもしれない。「こんなことやってるのってイタいよなw」「ちょっと流石に引くわw」みたいな、クール気取ってるような、どこか「分かった大人ぶってる」ようなところはあった。今思うと、それはそれで痛いのだが、なんにせよ中二病ではなくて高二病的だった。
そんで高校生になったらどうしたかっていうと、中二病については、ちょっと前の学年の事だというのに「まあ、若い頃は皆やるから、ある意味仕方ないんじゃないかな?」「はしかみたいなものでさ。そういう時ってあるよ」みたいに更に「分かった大人ぶってるモード」が変に進化してしまった。バカにするんじゃなくて、「まぁ、あるよあるよ。俺らもあったよ」的上から目線。本当は別になかったのに。この頃になると痛い人を見てもバカにするんじゃなく、「まぁ…彼もいつかはイタさに気付くさ」とか「まあ、ああいう人もいるわな」的な視線になっていった。中学校のときは心の中でバカにしていた。
そんでそう気付いてから、そうやって反抗期も特に無く、他人に対して特別「イタい」行動をとったわけでもない、いわゆる暗黒時代があるわけでもなく、まあそれなりにそつなくやってきて、かといって超モテたとか、超リア充ってわけでもクラスの中心ってわけでもなくて、どっちかというとインドア派で、だけれどもイジめられたとかキモいとか言われたわけでもない……
そんな自分が、急激に恥ずかしくなった。
過去を思い出すと、そんな「そつなくやってきてしまった自分」が恥ずかしくなった。
終始分かった大人ぶってたことが、なぜか今、とてつもなく恥ずかしいと同時に、もう少しくらい、年相応にイタイタしくしていればよかった、とすら思う。そして今になってそれを後悔するのだ。「あぁ、なんで自分はあんなイタいことを。邪気眼なんて恥ずかしいぃいいい」とか思いたかった。なんていうか、変な話、「それをして自分は成長するはずだったんじゃないのか」という、「手落ち感」があるのだ。思春期に受けるべきだった洗礼を、自分は変に知恵をつけ、ネットを見て、回避してここまできてしまった。思春期に、その年相応にハジけることをせず、既に20代の如き落ち着きを(振りだが)見せ、「まぁ…こんなものだろ」とある種の諦めを早々に得て、…………単純に言えば、自分は思春期にして「老けてしまった」。そんなような恥ずかしさ、手落ち感がある。「老ける」なんてのは、それ相応の人生経験があるからこそできるのであって、自分みたいな若造がしていいものじゃなかったんだと気付いた。思春期に外面だけ「これをしたらイタい」「あれをしたらイタい」という情報だけ汲み取って、それを回避し、分かっている大人ぶって……
それは、逃げてただけじゃないのか。
正面から何かにぶつかることを。
そして思春期ってのは本当は、イタくても構わないから、後でイタかったことに気付いてもいいから、未熟でもいいから、とにかく何かに、真正面からぶつかってみる時期だったんじゃないのか。
例えば劣等感。例えば自尊心。例えば自己愛。などなど、そういったもろもろの、ある意味いくつになっても存在する人間の「イタイタしいポイント」に、いっぺんぶつかってみるべきだったんじゃないのか。
自分はそれから逃げた。無理矢理にそれらのイタイタしい精神部分にふたをしたり、「まあ、そういうもんだよ」と言う呪文をかけたり「自分には才能ないって知ってるし」というポーズを決めて、それらを封じ込めてきた。眼を背けてきた。一度も、真正面からそういう心に向き合ってこなかった。とことんまで追求することもなかった。
確かにそつなく人生送ることはできた。でもそれでいいのか?で、それで、そつなく人生送って、自分はどうするんだよ、どうしたいんだよ。そういった疑問が今頃になってふつふつと浮かび上がってきた。本来はこうしたものは思春期に終えていないといけないのかもしれない。いまさら浮かび上がる。いまさら自分は「イタく」なる。
こういう「熱さ」みたいなのを、恥ずかしいと思っていた。「それで自分はどうしたいんだよ!?」そうやって自分に叫んだり、無我夢中であがいてみたり、自分の可能性を信じてみたり、それに向かって頑張ってみたり、そういう「熱さ」は、自分の世代じゃちょうど「寒い」ことになってて、マジに「自分のやりたいことで悩む」とかはなんとなく恥ずかしい感じがしていた。「自分探し」とか言い出す前に、そもそも「自分探しなんていう若者が最近多いけど、本当の自分なんてのは海外に落ちてるもんじゃねえよ」的な言葉を既に知ってしまっていて、それを見て、「そうだよな。自分探しなんてなあ(笑)」的にまた、深く考えることなく「分かってるポーズ」を自分は決めていた。何でもかんでも、「イタイタしいワード」が出てくるより先に、「そのイタイタしい行動についてのオトナの一般論」みたいなのを見てしまっている。その「イタイタしいワード」について自分で深く考える事も無く、「そうだよな(笑)」と「分かってる」振りをし続けてきた。
それが今になって、混乱している。それでいいのか。それでよかったのか。いや、過去をぐちぐちいっていてもしかたがない。でどうすればいいのか。自分はどうしたいのか?どう人生を生きたい?
そんなこと、今更考える事じゃないだろうといわれるかもしれない。
自分は、今更思春期が来たのかもしれない。
それでも、「分かっていた振り」を決めていた頃より、こうして真剣にぶつかる方が、なんというか、楽しい気がするのだ。
いや勿論、自分の嫌な所にぶつかるのだから、苦しさもある。けれど今まではただ封をして諦めていたところに、「希望を持ってもいいのかもしれない」というような希望が現れつつある。「イタいから、イタいからって今まで封印してたけど、いいのかもしれない」そんな希望みたいなものが生まれつつある。「枯れてる自分」を演出するのはもうやめる。イタくても寒くても熱いほうがいい。「枯れてる自分」を装っていると、確かにあまり傷つかないけれど、それは、最初から自分が水底に沈んでいるからってだけの話なんだ。傷つくのを恐れるのはもう……やめよう。
時間はいっぱいあるから具体的にかいたほうがいい。
国民性(笑)とか、先進国の癖に色々遅れすぎなところ(笑)とか漠然としすぎてて中二病にしか見えん。
追記
うるせーよ荒らし
http://anond.hatelabo.jp/20071203143838
http://anond.hatelabo.jp/20071203143449
http://anond.hatelabo.jp/20071203135900
http://anond.hatelabo.jp/20071203131830
http://anond.hatelabo.jp/20071203133725
http://anond.hatelabo.jp/20071203132759
http://anond.hatelabo.jp/20071203145656
余計なお世話
http://anond.hatelabo.jp/20071203131601
それは自虐
http://anond.hatelabo.jp/20071203131244
うぜぇ
anond:20071202185434 のような中二病的ネタの披露とそれにノル行為
昔の人ってさ、いいよなぁ。どうして生きるのかとか、なぜ自分は生まれてきたとか、そういうことで悩んでて。
今の子たちはもう、悩む事さえできない。
だって大体なんとなく見通しがついちゃってる。
なぜ生まれてきたかって、そんなん、地球ができて、そこから生物が生まれて、そっから哺乳類って類ができて、んでもってそこから人類って種が出来てさ。その人類が繁殖した中の一人ってだけだし。なぜも何も答え出ちゃってるし。
何のために生まれてきたんだ、とかもさ。別に人類が繁殖した最中の一つの結果ってだけで、何の目的も何もないこと分かっちゃってるし。
死んだらどうなるってのも、大体まあ天国とかないだろって分かっちゃってるし、臨死体験談とかも死ぬ直前に脳が見せた幻影って分かっちゃってるし、死んだらどうなるも何も、意識が途切れて、体の機能が停止して、心臓動かなくなって腐ってくだけだろ、って分かっちゃってるし。
もう悩む事すら出来ない。あまりに無機質な答えが既に出てしまってる。
さっき無気力気取ってる中二病の話題が出てたけど、気取るっていうかもう無気力にならざるを得ないんじゃないか。そう言う事考えると。悩むことすらできないから。神なんて今更無理矢理信じようとしたって無理だし。どうして俺だけ、って理不尽な想いをしても、別に神的なものが俺に試練を与えてるとか、そういうことじゃなくて、単にさまざまな社会的要因や何やらが重なった単なる結果に過ぎないって分かっちゃってるわけで。
悩むという逃げ場すらない。
そら無気力にもなりますわな。
人生に特に意味はない事をもう大人も子供も皆分かっちゃってるからどうしようもない。昔は悩めるだけ幸せだったよ。
まあ考えてたって仕方ないから敢えて思考停止して、皆なんとかし始めるんだけど。
なんだかね。
中二病設定というと邪気眼系を指すことが多いと思う(超主観)のだが、個人的にはクール系無気力系主人公をそこに加えたい。所謂セカイ系の主人公に多いタイプ。というかセカイ系が流行って以降、ライトノベル界を席巻しているタイプ。
世の中自分以外バカばっか、生きる理由なんてないけど死ぬのも面倒なので生きてる、みたいな。平凡な大人を軽蔑していて、周囲の人間を全員見下している(ここにいずれ自分も平凡な大人になるだろうという絶望が加わってたり加わってなかったり)タイプ。文化祭に盛り上がっているクラスメイトをちょっと離れたところから嘲笑してるタイプというか。大人な自分かっこいい。厭世的な自分かっこいい、みたいな主人公。
自分が年をとったせいか、最近無性にこのタイプの主人公がむかついて仕方がない。と同時に、過去に自分が行った行動を思い出して恥ずかしいというよりももっといたたまれなくてドス黒い思いを覚えてしまう。
大体において、「こんなやつ実際いたら確実にいじめるわ」というタイプでも何故かモテモテで、これまた脱力してしまう。そしてモテモテでも絶対に「そんなのどうでもいいよ」「人との係わり合いなんか面倒臭い」みたいな舐め腐った態度なのだ。マジテンプレ。少女小説ではあまり見ないがライトノベルでは腐るほど見た気がする。
知り合いに「ライトノベルなんだけど面白いから読んで」などと言われて借りた本の主人公がこのタイプだと、一気にその人の本の趣味に対する信頼度が地に落ちてしまう。「興味ないんだけどモテモテで困っちゃう」みたいな主人公とかお前人を舐めるにもほどがあるだろう。感想に困るんだよ。つーかこういう男の妄想大爆発><みたいな本読んでも面白くねーんだよ。お前だって「私モテモテで困っちゃう」みたいな乙女の夢大爆発><な本貸されても困るだろう。
http://anond.hatelabo.jp/20071127121532を読んでも思ったことだけど、ハーレムものの時に男はひたすらに周囲の女の知能を下げる傾向(白痴レベルまで)があるが、女は上げる傾向がある(それがきちんと描写されているかはともかく)んじゃなかろーか。
何が言いたいかっていうと、大人を舐めくさった無気力主人公がモテテモテテ困っちゃう話はもう勘弁してくださいってことなんだ。全然タイトルと違うけどそういうことなんだ。文章おかしいけどな。