休日、最も込み合うであろう時間帯に僕は牛丼屋に行く。
そして大きめの声でチーズ牛丼を注文する。
周りからはクスクス…といった嘲笑の声が聞こえ、目を向ければイラストが描いてるシャツを着た眼鏡のグループが僕の方を見てニヤニヤ笑ってる。
僕は何もリアクションせずに、チーズ牛丼を待つ。
そして運ばれてきたチーズ牛丼を黙々と食べる。クスクス聞こえる笑い声。僕に向けられた嘲笑。
するとそこで入店してくる女性。「ごめん、待った?」と彼女は僕に声をかけ、僕は「ううん、大丈夫だよ」と笑顔で応える。
その瞬間、嘲笑がピタッと止まるのが分かる。
地下アイドルのように可愛い彼女は僕の隣に座って、チーズ牛丼を頼み、僕らは仲良くチーズ牛丼を食べる。
そしてチラッと彼らに目を向ける。
唖然とした表情を示しており、僕は心の中で爆笑する。
お店を出て、少し歩いて、少し遊んで、それからレンタル彼女にお金を渡して別れる。
そんな休日を、最近は過ごしている。
Permalink | 記事への反応(1) | 16:24
ツイートシェア
趣味を守るための趣味