2024-10-08

「私達は常に被害者!」という精神性ではないよ、という話

結果として行動はそうなんだけど、「私達は常に被害者!」なんて精神性ではないという話をしたい。

なぜかっていうと、「私達は常に被害者!」って思ってる被害者は、十全に加害者になりうるからで、そして「私達は常に被害者!」な行動をする人はそれを知っているからだ。

近い考え方として、「私は絶対に正しい」がある。人の話を聞く気もないし、自分の考えを1mmも曲げる気はない人が「私は絶対に正しい」なんて思ってないことは多々ある。なぜなら、「私は絶対に正しい」って思うことは正しくないと知っているから。だから「私は絶対に正しいなんて思ってないから、間違ってるところがあったら容赦なく言ってくれ」って言葉では言うし、中には本気でそう思ってる人もいる。だから「私は絶対に正しい」なんて思うな!って言われても、何いってんだこいつ、で何処吹く風でやっぱり自分は正しいの補強にしてしまう。

彼らが思っているのは、「私は絶対に正しいわけではないが、お前は絶対に間違っている」だ。

同様に、「私達は常に被害者なわけではないが、お前は絶対加害者」なわけ。

表層にでてくるのは「私達は常に被害者!」「私は絶対に正しい」だけど、本人はそう思ってないからそう指摘されても「加害」「正しくない」としか考えない。だから一生反省もしないし、一生被害者で、一生正しいまんま。で、対立者はずっと「加害者」で、「正しくない」人間なんですね。

精神性は、他害をこころみる蛮族。他人攻撃する棒に正義とか反撃って書いてある布を巻いて振り回してる蛮族です。悲劇のヒロインなんてかわいいものではない。

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