2024-05-25

自民党茂木敏充幹事長が、インターネット番組で「国民が求めているのはパンじゃない、サーカスだ」と発言した。「パンサーカス」は、古代ローマ民衆の支持を得るために取られた政策を指すが、現代では愚民政策意味合いが強い。

 

これは失言ではあると思うけど、けっこう的を得ているとも思う。パン給付金や減税、サーカス公共事業や国を上げたイベントと読み替えると、政治家視点で見れば「パンを与えても次のパンをよこせと調子にのる」。

一方サーカスを与えれば、賛成派と反対派が分断して勝手に争い、建設・開催されればそこそこ盛り上がり、汚職環境問題が起こったとしてもそのうち忘れられる。もちろんステークホルダーに公金をばら撒くことができる。

サーカスはやり得、逃げ得なのだ

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん