2024-04-02

おっぱい人生を壊された

大学の頃、俺には彼女がいた。

少し気が強かったもの美人で、色々と尽くしてくれて、ほんと俺にはもったいないくらい可愛い彼女だった。今にして思えばおそらくその頃がちょうど俺のモテ期だったんだと思う。

大学で、他の女の子から告白された。その子おっぱいが大きくて、彼女は小さかった。

告白を俺は受け入れてしまった。その場で断るのはなんだか悪いし、それにおっぱいが大きかったし。

告白の件がバレると彼女激怒した。そして告白してきた女の子は胸が大きいことでちょっと有名だった。だから彼女は胸のことを口にし、「私とおっぱいのどっちが好きなの!?」というので「おっぱい」と俺は答えた。彼女は俺にビンタし何度も蹴ってきた。それから泣きながら出ていくとそれで関係は終わってしまった。

俺はおっぱいの大きい子と付き合い始めたものの長くは続かず、彼女浮気したことであっさり別れた。

それから十数年、俺には彼女が居ない。今は零細企業の安月給で働き、趣味VTuberスパチャを送ることぐらいで、名前が呼ばれたり呼ばれなかったりで一喜一憂して暮らす日々を過ごしている。

あの日、あの時。俺がおっぱい欲求に負けず、彼女と付き合い続けていれば今頃は家庭を築いて家族幸せ暮らしていただろう。

そうだ。そうに決まっている…

俺はおっぱいが憎い。

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