葬送のフリーレンは好きで原作を一話からずっと読んでいるが、ファンタジー描写が薄っぺらいというのはその通りだと思う。
中世ヨーロッパ風の物語設定という時点で二次創作、そこに独自の視点を入れても三次創作みたいなものなので難しい。
それとは別に、フリーレンはある種の生臭さ、生物間、生活感、性欲みたいなものまで脱臭している感じがある。長旅に必要な道具を持っていない。老若男女仲良く一緒で濃厚な恋愛や性描写を避ける。血は流れるがリアルな痛みの描写ではない。そういうリアリティラインなので、薄口にも感じられる部分はある。