出張で僻地まで来て、駅前のバス停で列に並んでバスを待っていた
隣の乗り場にも逆向きの行列ができていて、通勤時間ともなると僻地にもこんなに人が集まるのか、これがここの全人口だろうな、と感心していたら
男性が僻地特有の方言・タメ口で話しかけてきた
「おぇ、一番後ろ並べや」
はい? 現にそうしていますけど?
よくよく観察すると、隣の乗り場の列だと思っていたものは、俺の並んでいる列が長すぎて折り返した一本の列ではないか
意図せず横入りしてしまっていたようだ
「失礼、一本の列だったんですね、ありがとうございます」
横入りと決めつけて「責め」から物事を始めた僻地人のバツが悪くなるように
僻地との圧倒的な民度の差を見せつけて最後尾に並び直した
よっぽど「こんな僻地で列が折り返すとは思わなくって」と言ってやろうかと思ったが
僻地の治安や遵法精神に不安があったのでそこはぐっとこらえた
責めから物事を始めないよう他山の石としたい
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