■トロッコ問題をまだ勘違いしてる奴いるんだな

トロッコ問題の本質は

「自分の意志で殺す人間を選ぶことができるかどうか」

という話であって

「社会的地位が高い人間を生かすべきかどうか」

という話ではない。

西野七瀬とブスを並べてトロッコ問題でどっちを助ける？ｗ

とかバカみたいな話をしてるけど

「今お前が乗っているトロッコの線路の先には誰がいるのか」

という設問自体が一番大事で

その上で

「自身の意思でポイントを切り替えて別の人間を殺すことを選ぶのか」

「なにもせずに人を見殺しにするのか」

の選択を行うことに意味がある

トロッコ問題で西野七瀬とブスを選ばせるんだとしたら

お前の乗っているトロッコの線路の先に西野七瀬が寝ている。

トロッコはブレーキが壊れていて止まらない。

このまま直進すると西野七瀬は死ぬ。

線路の切り替えポイントがありそのポイントを操作するとブスが寝ている線路に切り替えることができる。

切り替えた場合ブスは死ぬ。

あなたはポイントを切り替えてブスを殺しますか、それともなにもせず西野七瀬を見殺しにしますか。

という設問が必要。

トロッコのブレーキの不調もその先に西野七瀬がいることもお前には何の過誤もない。

そのまま西野七瀬が死んでも責められるべき部分はない。

ただし、ポイントを切り替えた場合それは明白にお前の意思だ。

それでもお前はポイントを切り替えてブスを殺しますか。どうしますか。

というのがトロッコ問題の本質。

大谷と弱者男性500人とか西野七瀬とブスとか定期的に「価値がある方を生かすよなｗ」って

文脈で使われることが多いけどそれってトロッコ問題の本質じゃないから。

Permalink | 記事への反応(3) | 14:29

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