『スキップとローファー』は東大受験を目指すような生徒が通う都内進学校の話である。そこにはケーキを三等分に切れない男子や地元最高な女子は出て来ない。偏差値高めの子どもたちの悩みの物語である。
舞台となる学校の偏差値をどう設定するかはリアル学園漫画の要である。『スキップとローファー』とよく比較される『君に届け』という少女漫画の舞台となる高校は地方の偏差値50~60くらいの中位校だった。少女漫画では高偏差値の上位校が舞台となることは少ない。あらゆる境遇の少女たちに広くアプローチする必要があるから「普通」の偏差値の高校でないといけないのだ。
この点から言って、高偏差値高校の物語である『スキップとローファー』はやはり少女漫画でなく青年漫画である。
Permalink | 記事への反応(4) | 12:30
ツイートシェア
正反対の君と僕は?あれは偏差値普通だろうが少女漫画ではないのでは?
あーなんかわかる 両親が現在だったりするし、違法行為する奴もいないし、いい子ちゃんというか上級国民ぽいんだよな
ジェンダーを拗らせるな女 あれは少女漫画だ メス臭い自分と向き合え
地方の高校って数が少なくて通学範囲優先で決める子も多いからトップ大学目指す子から就職や専門行く子まで偏差値の範囲は広めなのよな。