熱いものが苦手。
それが長年の悩みで例えば会社とかで「ついでに珈琲いれるよー」って言われても自分は持参した水筒に入ってる飲み物を飲む。
もうそのことは会社では周知でだいたい人数分の珈琲とかお茶を用意してくれる時は自分の分はない。その代わりアイス珈琲のペットボトルのスペースはかならず冷蔵庫に用意してくれてる感じだった。
猫舌じゃない人から「舌の体感温度は個人差なくて舌の使い方が下手なだけ」「舌の根元は温度を感じにくい」といわれて試すも熱いものは熱い。その言葉を信じて熱々のお茶を飲んでは口の中をやけどさせていた。無理ふざけんな。
と、思っていた。
気がついたのは年明けに会社で打ち合わせをしている時に新しく入った子が普通に温かい珈琲を人数分用意した時だ。
「おっ 何もいってないのにいい温度にまでしてくれてるじゃん」という感じで。
打ち合わせが終わってクライアントを見送った後に先輩がニヤニヤしながら「正月に熱いもの飲む練習でもしたの?」と聞いてきた。
「いやちょうどよかったですよ」というと「猫舌じゃないの?」と聞かれる。
それで話していくうちに普通の人でも100度の珈琲やお茶は飲まないということがようやく理解できた。
自分が猫舌だと思ってたのは、電気ケトルでお湯を沸かしてインスタント珈琲を溶かして即飲んでるからだった。
普通は冷ましながら大体70度ぐらいで啜りながらのんで60度ぐらいでいい感じにごくごくいけると言う感じだった。
あと飲み会で毎度のごとく「無理ですよ」と突っぱねる熱燗も実際は55度ぐらいだと言われた。
猫に失礼。
提供されたてのラーメンをそのまま啜れる、啜って上顎の皮がベロベロにならないなら猫舌ではないかなって感じする